7月9日(月) 18:00〜20:00 若林ふれあいセンター オールコート
練習試合
市民体育大会でのどん底の状態から、どれだけ立ち直っているのかを見る良い機会だと思っていました。本来ならば自分たちから気合を入れなおして声を出し、全力で練習をしなければならないところです。しかし、所詮中学生ですから言ってやらなければなかなか動くことはできません。私はどのレベルまで求めているのかを理解してもらうにはまだまだ時間がかかりそうです。3年生は頭では理解していても体がついていかない者、2年生はまだ甘く考えている者がいます。どちらも私の要求していることができないことには変わりないので試合まで努力してほしいです。
ということで今日の私はアップから今まで流してきたことをやめて徹底して(まだ余力はありますが)やるようにしました。
ゲーム前のポイント
○ 市体から今までとにかく1対1を向かっていかない者はだめだと言ってきたがゲームでそれをやるとめちゃくちゃになってしまうのでスペースを見ること余裕を持つことは考えてやるように。しかしだからといって1対1を狙う気持ちが無ければ話にならないので常に狙った状態でいること。どんなにパスを回してもフリーができるオフェンスシステムではない。
○ ランアンドジャンプをやるが重要なのはボールを運ばれてからのディフェンスなのでボールがハーフラインを超えてから集中力が切れることがないように。
○ ボックスアウトを徹底すること。
ゲーム中
ディフェンス
特にひどいのがファール。ボールに執着心を持つように言ったがオフェンスが持っているボールを取りに行くようなディフェンスは指導していないはずである。オフェンスが持っているボールに対しては足を使ってスナップ、トレースしなければいけない。また、ミスをしてしまったと思って取りにいくときのファールも多い。ミスをしてボールを奪われたらディフェンスをしなければいけないはずである。楽しようとしてはいけない。トランジションゲームに持ち込んで走り勝つことも考えているのだからファールをして相手を休ませるのはもったいない。
こんなにファールが多いとゲームにはならない。
ボールマンディフェンスの足。オーバーシフトしすぎで縦に簡単にドリブル突破されて追いつけないのではランアンドジャンプになりません。更に最初に狙うのは、チェックアンドシールのはずだから完全に横につくオーバーシフトはやってはいけないのです。また、縦にドリブルされたときにコースに入ることができず追っかけピンチができないような情けない脚力では県選手権を勝ち上がっていくことはできません。
ボールラインに下がる。ジャンプツゥザボール。パスされてからのディフェンスを体で覚えていない者がいる。そこが穴になってやられることが多いので意識してできるようにならないと楽しいゲームはできない。
2線、3線の集中。未だにベンチから叫ばなければ動けないようでは情けない。ボールサイドカットも何度も切られている。ランアンドジャンプのときにカバーの後のローテーションがぼけている。
ボックスアウト。身長が無いチームの永遠の課題。リバウンドシュートでの得点は絶対にやらせない。シュートチェックからのボックスアウトが甘く、取られる場面が多かった。
オフェンス
形にこだわりすぎない。まったく無視してもいけないが、向かっていく気持ちが前提の状況判断をして積極的にいかなければならない。ベンチから「行けー」と言われてから動くようではだめです。
形にこだわるので次はどう動かないといけないのかなと考える一瞬があってトランジションが遅れる場面が多い。これは練習で解決しなければならないことです。
セットオフェンスではボールを逆サイドに転回するときにウイングにパスができないということはディナイされていてそのサイドにスペースが開いているということです。そこへペネトレートできる状況判断が必要です。パスもペネトレートもできない状況のときは、シャローカットをしてボールとインサイドを動かしてスペースを作っていくように。
今練習しているドリブル1対1はこのセットオフェンスでの1対1をイメージしているので、ターンが多かったりドリブルをしながな状況を見てそれから仕掛けるのは間違い。鋭い突き出しで一気に抜き去ることを目標に本気で練習すること。
ブレイクから1対1の状態で積極的にしかけていくところは良かった。インサイドアウトが完璧にできるように練習しなければいけない。
走れない人は食事にも気をつけてゲームまでに体力をつける努力をすること。
オフェンスリバウンドにロールからボックスアウトができるように今後練習していく。
高校生を相手にしてスコアが競ったからといって良いゲームができたわけでは無い。特にファールが多いのは致命傷で今後しっかりと修正しなければいけない。みんなの頑張りで私に技術的なことを言わせるまでになったのだから今後はもっと盛り上げて声を出して良い練習ができるよう気持ちを入れなおす。
ゾーンアタック2種類、3アウトのモーションオフェンス、プレスダウンはゲームに出ている以外の者も頭の中で完璧に動けるように勉強しておくこと。
1対1は徹底して練習してください。ドリブル1対1だけ。コフィンコーナーからシュートまで(ディフェンスは3ポイントライン前にいてオフェンスはインサイドアウト)。45度1対1(センターも中に入れてシール及びフラッシュから攻める。ペリメータープレイヤーはミーとアウト)等。逃げる者はコートに立てません。体力をつけるためにペナルティーをつけてください。ゲーム前にやったポストにボールが入ったときの対応もお願いします。ファールになる状況を矯正できるメニューがあればお願いします。