2月6日(水)16:10〜16:50 出町中学校体育館 オールコート
柔軟
ツイスティング
肩甲骨の動き
体の動作確認
シャトルラン
ドリブルワーク
シューティング
コースチェック
3対2
終了
練習終了後にドリブルをキャッチしようとしてミスした選手になぜかと聞いたら、ボールハンドリングができていないからだと答えました。正解であるが、時間を見つけてやっているかと聞くと黙ってしまいました。冬場の練習時間ではボールハンドリングはできないから個人に任せてあります。恐いのはやらないとどんどん下手になってしまうことです。今ならまだ間に合うのでこれまでやってなかった分を取り戻してほしいです。
選抜に選ばれている選手のプレーにまったく自覚が感じられません。レイアップを落とす、エアボール、あっさり抜かれる等は富山県の恥です。他にももっと努力して入りたいと思っていたのに落選した人がたくさんいます。その人たちの気持ちと期待を裏切る行為です。プライドを持ち今のままで良いのか常に考えて日々をすごしてほしいです。土日に北信越の試合がありますが、あんな人が選ばれたのかと思わせないようにすることも必要だと思います。
本気で努力しているのなら練習中に必ず伝わるものがあるのですがそれが感じられないから厳しい注文がつきます。練習してるかと聞かれて黙る者、練習していると答えてもあっさりとエアボールやノーマークのシュートをはずす。???です。
なぜ新人戦で優勝していないチームから一番多い4人が選ばれているのか。現チームはそれほどのチームなのか間違いなく注目されます。選抜に選出されなかった選手たちも自覚を持って努力してほしいです。選抜に入っているからその後もスタメンだとは考えていません。
関節の多重的な動き、重力を利用する、バランスが崩れることを戻そうとする人間の本能、それを行うための脱力等を利用して、踏ん張らない、蹴らない、ためないで動くことができるようになる。走るときも床を蹴らない、足を上げない、手は振らない、肩は脱力。
自分の限界に挑戦し、踏ん張り、強く蹴り、手を大きく振り、腰を捻り、勇気を持って接触等限界まで負荷をかける中で体の強さを鍛えるとともに精神的に粘る、苦しいときに頑張れることができるのではないかとやってきました。
それが、古武術を取り入れることにより、うまく体を使うことができれば前述のように力をいれなくても今までと同じかそれ以上の動きができるようになってしまいます。従来のように歯をくいしばり汗みどろになって頑張ることが必要ない。しかし、これが大きな勘違いであり、ややもすると穴にころげ落ちていくことに繋がるような気がします。
余裕を持って動きなさいと言うとスピードが無くなる。時間をかけてゆっくりと攻めなさいというとこれも人の動きがゆっくりになりパスもゆるくなる。どちらもスピードのある動きの中で余裕を持ち時間をかけてほしいのですが目的がずれていくことは練習中によく起きる現象です。古武術を取り入れてから個人技のほとんどで脱力することを要求していますが脱力することによって個人の気持ち、チーム全体の雰囲気も脱力しているような気がします。
うまく体が使えるようになってきたなら、更に向上心を持って、今までよりも遠く、速く、高く、低く、強くならなければ意味がありません。体が脱力しても気持ちまで脱力していないか確認しながら取り組んでほしいと思います。
気持ちが脱力していないかどうか表現できる一番のポイントは声が出ているかどうかだと思います。練習に集中し、向上しようとする気持ちが無ければ簡単単純な声(練習の切り替え、シュートが入った落ちた、数を数える等)であっても出せません。また上を目指そうとするのであれば、コートの内外で指導者が言おうとしたことを先に言えなければならないということは以前から言ってあることです。気持ちまで脱力して静かな練習をしていると落ちていくだけです。最近の練習を見ていると怪しい雰囲気を感じます。
古武術は楽をするためにやっているのではありません。更なる向上を目指して取り組んでいるということを認識してほしいです。