5月20日(火) 16:15〜17:50 砺波市民体育館 オールコート
柔軟
ツイスティング 提灯
走り方チェック
フットワーク1番〜6番
※ K式身体運用(ポイントになるのは、肩甲骨の動き、胸骨をずらす動き、下半身の抜き)が、一番良いとは限らない。現時点で取り組んでいるのは、私がやってみて良い感じにう動けると感じているととであり、選手全員にあてはまるとは思えません。各自で動いてみて良いものを見つけ、桐朋高校のようにそれを発表できる場を設けたいと思っています。
シャトルラン
※ 上体の脱力。2直線走行。
ディフェンスフットワーク
※ 踵蹴り。骨盤前傾。
クローズアウト
※ 目の前の景色が飛んで見えなくなるくらいのスピードを求めて身体運用を行う。
ドリブルワーク
3角パス
コースチェック
※ オフェンスはリバースターン。ディフェンスはコースチェックから瞬時に誘導体制をとり、オフェンスと離れないでプレッシャーをかける。
ムービングキャッチから1対1
ダミーディフェンス付で、ディフェンスが遅れてきたらウイーブ、ディナイされたら切り返し。
※ ディフェンスとの駆け引きができるようディフェンスを見ながら動くこと。ダミーディフェンスをする者は、うまく引っかれることも重要です。ディフェンスの動きが理解できているからこそオフェンスの動きに反映できます。ダミーディフェンスでまったく動けない者やイメージと違うことをやっている者は、オフェンスをしていても駆け引きがうまくいかないでしょう。
バックドア
ハーフ5対5
※ ウイーブにパスが入らない場合のリプレイスを確認。しかし、うまくいきません。バランスが取れている状態からペネトレートすることにより、両サイドに合わせができるので、できるだけフロアバランスが取れていることが大切だと考えています。以前は、バランスが崩れることは、スペースが開く(エンプティーゾーン)ことであり、エンプティーを狙ってペネトレートをすることを要求していましたが、力が不足している現状ではバランスに気を使った方が良いと思っています。横パスと縦パスが動きながらだと理解できないようなのでこれから更に練習が必要です。
1年生には、キャッチングとパスを指導。手のひらを向けてキャッチ、指で3角形ができるボールの持ち方、重心移動、人差し指をターゲットに向け親指を床に向けてスピンをかけるチェストパス。
ミニの指導者も頑張っておられますし私が出張指導に行くことができないのでこのようなことは書くべきではないのですが、パス(指先がターゲットに向かい、バックスピンがかかり、重心移動で強いパスが出せる)、キャッチ(手のひらをボールマンに向ける)、ドリブル(指先が前方を向くのではなく横を向き身体の横でボールをコントロールし、できれば身体からボールを放して懐の深い駆け引きができる)、レイアップ(フィンガーロールでボールの勢いを弱め指先でコントロールできる、空中でバランスをとるために膝を上げる)はできるようにしておいていただければありがたいと思います。現状ではすべて一からやり直しで矯正するために長時間を要します。
終了
今日の練習の最初に、私のバスケットに対する取り組みを話しました。正直なところ現チームの力でオールコートの走り合いと1対1の勝負をメインにした真っ向勝負を挑んだ場合、勝てる見込みはありません。富山県のレベルを考えれば、シュート力がありませんからペイントエリアの外に出ないゾーンディフェンス、走りあいを挑まずに主力になる選手を中心にしたセットオフェンスシステムを組んでゲームを行えば勝てるチャンスも多くなるとともに、負けるにしても点差が少なくて済むでしょう。しかし、それが本当に良いのかどうか。私は、コート内では、常に全力を尽くし、個人技のレベルを上げ、特定の中心選手に頼ることなく全員でオフェンス・ディフェンスを頑張るようにしていきたいと思っています。
先に書きましたが、それでは勝てるチャンスが少なくなり、力のあるチームと対戦した場合、見るも無残なスコアで負けてしまうことになってしまいます。選手にはどう思っているのか聞きませんでしたが、私がこういったスタイルでやる以上はついてきてほしいと願っています。今日の練習でもオフェンスになかなか参加しない選手がいますが、本当にそれで良いのかいつも聞いています。バスケをやっていて楽しいのは、自ら仕掛けてシュートを決めたり、合わせにナイスパスが通ることだと思います。何もやらないでミス無く終わるのが良いとは思いません。そのために全員にチャンスが回ってくるオフェンスシステムと、ディフェンスは助け合いのシステムを用いながらも個々の責任を果たさなければ破られるものを使っています。きれいごとでは勝てないかもしれません。本当はどうしても勝ちたいのですが、どんな手を使ってでもとは思っていません。私はそれでも良いと思っています。また、本気で真っ向勝負を挑んだほうが最後は安定した戦跡を残すことができると思っています。そして、そのことが卒業してからでも楽しくバスケができる基礎を作ると思っています。
と書きながら地区選手権の組み合わせ次第では、特殊戦術も使うことを考えています。簡単に負けるのは悔しいですからね。戦術面でも全力を尽くしてゲームに臨みます。 でも使いたくありません。真っ向勝負で圧倒できる力をぎりぎりまで追求していきます。選手は苦しい練習が続きますが、頑張ってほしいです。