10月16日(土) 練習試合 1日 若林ふれあいセンター

福井県から1チーム 県内1チーム

遠くからわざわざ来ていただきありがとうございました。

自チームの現状は、ご覧のとおり、体格、体力、技術、気持ちともにまだまだです。しかし、少しでも力がつくよう苦しいところでふんばばり、これまでやってきた少ないスキル(技能)の中から状況に応じて使えそうなものを選択させ、できることとできないことが整理できるように考えています。

といっても整理しようにもできないことだらけなので優先順位をつけて練習していくしかありません。
とりあえず、今やっている練習を徹底して、バスケットボール選手らしい動き(接触肩入れ、身体の横で強くつくドリブル、パワーレイアップ、ストップジャンプショット、フックシュート、前方を観る視野、ディフェンスの状況に応じたパス、ストップ・ピボット、ミートキャッチ、突き出し、ボールマンプレッシャーディフェンス)ができるよう頑張りましょう。

次に、チームとしての動き(縦の繋ぎ・中への繋ぎ、パスアンドラン、ペネトレートから合わせ、フラッシュバックドア等、ディフェンスは、ボールマンの他のディフェンスがボールマンの視線に合わせて準備と移動ができること)を身に付けられるように頑張りましょう。

せっかく練習試合に来られても、また出かけていっても力不足で相手をしていただくチームの力になれませんが、コート上で目一杯力を出し切る出町のバスケをやって力をつけていきたいと思っておりますので今後ともよろしくお願いいたします

今日の試合中に、大声で怒鳴りちらす醜態を晒してまことに恥ずかしい限りで反省をしています。

ご覧になった保護者の皆様や選手の一部には、とにかくなんでも感情的に怒鳴り散らしているように見えると思います。そのように判断されても仕方の無い姿なのですが、私の考え方を書かせていただきます。

怒鳴っている場面は、
○ 相手から逃げた(オフェンスで攻めなかった、ディフェンスで距離をつめなかった)
○ ルーズボールを取りにいかなかった(オフェンスリバウンドでボックスアウトされっぱなしで抵抗せずに下がった場合も含みます。ボールを取ろうという気持ちが感じられない。)
○ 走らなければいけない場面において走らなかった(走れるのに全力を出していない、他の選手が頑張っているのに自分だけ休んでしまった。自分が得点を取るという自覚が無い。)
○ 同じミスを繰り替えす(ミスを繰り返すので個別に練習を重ねてもミスを繰り返す場合において、相手の能力が上回っているのではなく、意識をしていないために起こるミスを繰り返し、更にそれが他の選手や試合の展開に影響している場合。例として、前を切られる、ボディーチェックができない、ボックスアウトができない、簡単にボールを持たせる等ディフェンスでの場面が多くあります。)
○ 練習で取り組んでできるようになっている新しい技術を出せば良い場面で以前の動きをすることでミスになっている(例として、左手でシュートする場面を右手でシュートしてブロックされている、フックシュートを打つ場面でジャンプショットで打ってブロックされている、どうせ落とすなら新しい技術をやって失敗すれば良いです)
○ ディフェンスで抜かれた後に追いかけなかった。
○ これは現時点ではよほどの期待をこめた選手にしか言いませんが、チームとしての約束事を忘れて動けなかった又は、めちゃくちゃに動いて味方のスペースを無くしてミスに繋がった。(練習していないことでミスになった場合は言いません。)

上記のことができない場合にまあ良いかで放っておくことはできません。勝手ですが、選手も私も出町の伝統を背負っているからです。これらを放っておいて北信越を勝ち抜く力を短期間で身に付けることはできないと考えています。
もし、他のチーム(県選抜を除く)を指導していて更に選手が勝ちたいといわなければやらないでしょう。

練習中から、オフェンスディフェンスともに絶対に目の前の相手と勝負してやろう、ルーズボールは飛び込んで取ってやろう、自分が点を取ってやろう・私の力で出町を勝たせてやる、個別練習と総合練習を結びつけて動けるようになってやろう、新しい技術を身につけてやろう、抜かれた・抜き返してやる、やられた・やりかえしてやる、約束事はしっかり覚えよう等、前向きな気持ちで取り組んでいれば技術的な話ばかりになるはずです。また、自分から努力をするでしょうし、自分から努力してやりたいことができなかったときに初めて悔しい気持ち(こんちくしょう)を持つことができると思います。

更に、普段の生活はバスケに繋がっているということから、切り替えを素早くして勉強や家の手伝いも積極的に全力で取り組んでくれたら家の人にも喜ばれます。そして、このことは確実にコート上で良い結果を残すことができます。

怒鳴られないように叱られないようにやらなくちゃ、今日はコーチや先生がいないから楽にやっておくわという気持ちで取り組んでいる選手は、目的がずれているので結局、怒鳴られるかコートの外へ出てめそめそすることになってしまいます。文句を言われるから朝の自主練習に行かなくちゃと思っている人は練習をする目的がずれているので効果が上がりません。普段の生活がだらしない人はプレーもだらしないです。

いつも言っていますが、どうせ練習するなら、どうせ息を切らせるのなら、汗をかくなら、目的を持って全力を尽くせば良いのではないでしょうか。中学校最後のゲームまでのカウントダウンは確実に進んでいます。

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