5月17日〜18日 第11回 チューリップカップ

参加していただいたチーム関係者の皆様、審判をお手伝いいただいた協会の皆様、お世話いただいた市内3中の保護者の皆様、ありがとうございました。
自チームは、対戦した4チームがいずれも違う狙いやシステムを使ってこられました。また、試合中にシステムの変更やこちらのシステムに工夫して対応していただきました。しっかりした技術を持った指導者に率いられているチームと試合ができ、選手たちには大変良い経験が出来ました。

さて、試合では、練習している動きが徐々に出るようになってきました。
しかし、試合で目に付くのがボールのもらい足からボール移動、シ・ド・パへの移行する動作の緩慢さです。エンデバーにおいて重要視されているジョイントプレーを高めなければチームが目指している動きを機能させることができません。シェイビングのもらい足が状況に応じて使い分けできるように練習です。ディフェンスの状況によって無意識でも体が動くようにならなければいけません。練習あるのみです。

抽象的精神論を強要してはいけないとこのHPで再三再四記載してきたところですが、気持ちの面を鍛えていかなければ先はありません。私は選手たちが試合で苦しんでいるときに更に選手を追い込んでいます。苦しいところを乗り越えてこそ本物の力がつくと信じています。また、自分が苦しいときは相手も苦しいのです。敵味方がお互いに苦しい場面で敵より自分たちが我慢ができれば勝機が見えてきます。能力差を克服する手段の一つです。苦しみを乗り越える手段が声を出すことです。選手にはこれまでの経験で出せる声を出してみろと要求していましたが、声がなかなか出ないので、場面に応じてどのような声を出せば良いのかも練習しなければいけません。声は最大の技術といわれます。私の職場でも声を出すことが重視されていることは選手に話をしました。試合で声が出せるようになるには、練習するしかありません。

個人よりチームを優先する気持ちが重要です。辛いのは自分だけではありません。チームメイトも辛い中走っています。ベンチや観覧席で応援してくれる仲間がいます。保護者の皆さんも応援してくださっています。自分が辛いからといって切れてしまうことは許されません。もうだめだ」思った時のひとふんばりが力をつけるのです。あきらめたら力はつきません。自分自身との勝負に挑んでほしいのです。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」

無限のオプション(選択肢)があるシステムをやろうとしています。当然ですが、なかなかうまくいきません。しかし、ボールマン、オフボールマン、どちらにもプレーの選択肢が複数あるシステムは、選手の力が伸ばせれると確信しています。ディフェンスと味方の状況を観て判断して攻めることで練習でやったこと以上のプレー自然発生的に生まれる可能性があります。難しいからこそやりがいのあるシステムです。選手、指導者が共に研究し、築き上げていきましょう。

3年生にはもうしばらくの期間しか指導できません。できる限りのことをして公式戦で最高の力が発揮できるよう努力します。

試合結果

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