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教如上人御書(1)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十六日講中(教如花押)

十六日講中(教如花押)

従講中黄金

講中より黄金

一両多しか尓請取候

一両たしかに請け取り候

有難お本へ候各へ

有り難くおぼえ候 おのおのへ

よくよく申し徒多へらる

よくよく申し伝えらる

辺く候扠又人間ハ

べく候 さてまた人間は

老少不定の奈らひ

老少不定のならい

尓て候間者やく雑

にて候間 はやく雑

行雑修を春てて

行雑修を捨て

一心尓弥陀尓帰春る

一心に弥陀に帰する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心の疑奈け連ハ可那ら

心の疑いなければ かなら

す極楽尓往生すへき

極楽に往生すべき

事佐ら佐らう多可ひ

さらさら疑い

あるましく候可やう尓

あるまじく候 かように

や春くた春け給ふ

やすく たすけたもう

事のう連しさあり

事の 嬉しさ あり

加多さよと於もひ天

がたさよと おもいて

念仏申され候へく候

念仏申され候べく候

あひ可まへ天油断

あいかまえて油断

なくたし奈ミ申佐る

なく たしなみ申さる

へく候 あ奈可しこあ奈可しこ

べく候 あなかしこ あなかしこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十一月二十八日教如(花押)

十一月二十八日教如(花押)

加州河北郡

加州河北郡

北方七村

北方七村

十六日講中

十六日講中

(註)この御書は年代不詳。釋教如は東本願寺の十二代目の本願寺が東と西に別れて初めてのご法主です。1558〜1614。

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