☆飛行

ツバメの大群が上空を飛び交う中、居ても立ってもいられずに、P1.6を思いっきり放り投げて、ツバメ達の仲間に入れてもらいました。真っ直ぐに上昇していくP1.6にはビックリさせられるとともに野生のツバメ達と遊べてしまう事実にただ感動するばかりでした。図は思い出しながらリリースの軌跡を描いてみました。

スロットル:フル
舵:ニュートラル
風:微風だったと…
パワーアップすると、必然的に前転傾向も強力になってきます。で、試しにP1.6を逆さに持って背面リリースに挑戦してみました。
手から放たれても一向に落下していく気配はありません。そのままエレベーターをダウンに打つとギューンとお腹方向(アウトサイドループ)を始め、直径2mほどの円を描きました。標準P1のバランス(前転バランス)ではインサイドループは難かしく、アウトサイドループの方がやりやすくなっています。
3代目アルミフレームでの初フライト (※写真は手で支えて再現してみたもの)

リリースすると徐々に頭を持ち上げて、写真のような角度で上昇するでもなく、ヌーっとゆっくり前進して行くのである。この光景どこかで見たことあるぞ…そうだコブラが威嚇している様子から付けられたアクロ辞典にあったヤツだ…

2代目フレームの重心位置から割り出したコンロッドの長さは約-4mmだったけど、それをそのまま3代目フレームに使用した結果がこうなった訳だ。重心の位置が2代目フレームより5.89mmも上なので、コンロッドは-3.08mmで十分だったのである。
しかし、ショートコンロッドによる推力の中心位置の低さが及ぼす後転傾向がハッキリと証明できた訳で、満足できる結果だった。コンロッドは作り直しだけど…
リリース直後コブラになった様子(^^;
意表をついてこんな風になると、どうやってコントロールしたらいいか判らなくなってしまうものだ。とりあえずスロットルダウン…みたいな…
主翼が後ろへ送る風は尾翼に当たっていないので、舵は一切効かないのだっ!