アオリイカ特集

アオリイカ・・・それは釣っておもしろく食べて美味しい。１匹釣って２度楽しめるものである。釣り方はいろいろあるが私は主に擬似餌（餌木：えぎ）を使った釣りをしている。他にも九州などで盛んな「ヤエン」を使った釣りや、生きたアジでウキ釣りする方法がある。

アオリイカマスターへの道
私の独断と偏見で防波堤から餌木でアオリイカを釣るレベルを決めました。果たして皆さんはどのレベルでしょう。ちなみに下位のレベルをすべてクリアしていなければそのレベルとは言えません。

Ｌｅｖｅｌ１ 餌木投げマスター
餌木をおもいきり遠投できる。

Ｌｅｖｅｌ２ ズル引きマスター
餌木をズル引きしてアオリイカを釣ることができる。

Ｌｅｖｅｌ３ タコ釣りマスター
餌木でマダコを釣ったことがある。

Ｌｅｖｅｌ４ 根掛かり外しマスター
餌木が根掛かりしたときの外し方を知っている。

Ｌｅｖｅｌ５ シャクリビギナー
餌木をシャクる釣り方があると知っている。

Ｌｅｖｅｌ６ シャクリアマ
餌木をシャクってマグレでアオリイカを釣ったことがある。

Ｌｅｖｅｌ７ シャクリマスター
餌木をシャクってフォール時にアオリイカが触手を伸ばして餌木をつかんだ感触がわかる。
ＰＥラインでのエギングの楽しさがわかる。

Ｌｅｖｅｌ８ シャクリプロ
餌木をシャクって３投連続でアオリイカを釣ったことがある。
最近はやりの日中エギング（デイライトエギング）をやって見えイカを誘って釣ることができる。

Ｌｅｖｅｌ９ アオリイカ釣り技能士
これで釣れなければアオリイカがいない！と言えるほどの自分のベストヒット餌木を持っている。
餌木をみれば８割がたメーカー名・餌木名が言える。

Ｌｅｖｅｌ10 アオリイカキング
アオリイカ釣りの最高レベル。
自分でアオリイカの釣り場を開拓できる。

餌木を使った釣り方

アオリイカは”モイカ”という呼び名もあり、藻のあるところにいるイカである。当然釣りをするのもそういう場所である。また釣り上げたときスミを吐くので、スミの跡が残っているところがいいポイントとも言える。

一般的な仕掛けはルアーロッドや磯竿・投竿など餌木を投げられる竿ならなんでもいい。柔らかい竿だとイカが釣れたときにイカとのやり取りを楽しめる。最近はエギング専用ロッドが各メーカーから発売されている。しかし、有名メーカーのエギング専用ロッドは非常に高価である。私は３．３メートルの某３流メーカーのシーバスロッドを使用している。リールも餌木を飛ばせるものなら何でもいいと思う。私は、山になって売られている３０００円くらいで４号ラインが１００メートルほど巻けるものを使っている。ラインは色がグレイ系の４号を餌木に直結している。ラインは細いほどイカの乗りがいいと言われている。根掛かりしたときに４号くらいなら餌木の針が伸びて餌木を回収できる確率が高い。餌木から５メートルくらいを細いラインにしている人もいる。最近はエギング専用ＰＥラインも販売されているが防波堤から釣るのはほとんどの場合は暗い時間帯なのでガイドに絡まったまま餌木を投げるとすぐ切れる（ＰＥラインは摩擦に弱い）ため腕に自信がない人にはお奨めできない。（２００１年：ＰＥライン＋インターラインロッドではトラブルなしでとってもいいことが判明した。）

釣り方は大きく分けて２つある。餌木を投げて糸フケをとり、海底に着く寸前に竿をシャクって糸フケをとる。そしてまた海底に着く寸前にシャクって・・・という釣り方。もうひとつの釣り方は、餌木を投げて海底まで沈める。そのまま海底をゆっくり引いてくる。たまにストップしてまた引いてくる。この繰り返しである。これだと底ばかり引くのでマダコが釣れることもある。

アオリイカ重量順歴代ベスト１０

やっぱりシーズン終わり頃に大きいものが多いですね。
１９９８年シーズンはあまり大きいイカが釣れなかったので重さを量ったりしていないが、たぶんランキングには載らないと思う。２０００年シーズンはランクインするものが釣れなかった。私に釣れないだけで周りではそれなりに釣れていました。２００１年シーズンは胴長２０センチほどが最高なのでランクインしていないと思われるため計測しなかった。

餌木の種類

餌木は大きさによって２号〜５号くらいがよく売られている。防波堤からの釣りで使うのは３号・３．５号・４号が主流です。私が主に使うのは下のメーカーです。

ヨーヅリ
ヤマシタ
ダイワ
キーストン
ブリーデン
シマノ