RACING the MOON TOUR ’95−’96
Born in 66


渋谷公会堂 1995年11月25日
曲目
1. Lover
2. KISHIMU想い
3. 「さよなら」を言い出せないまま
4 君がいるから
5. a tear's waltz
6. 銀の指環
7. 哀しき風の中に
8. BUS STOP
9. ALWAYS
10. Stay With Me
11. Final Chance
12. Everyone
13. 少年
14. I LOVE YOU-ONLY YOU
15. 恋という名の翼
16. Good-bye Love Road
17. Yellを君に
18. 時の河を越えて
19. Get Along Together
20. 永遠の約束
21. STAGE
コメント
オープニングは、パーカッションのソロ演奏から『Lover』のイントロへと変わって始まったBorn in 66ツアー。山根さん登場で、会場は大盛上がり。続いて『KISHIMU想い』。挨拶の後、『「さよなら」を言い出せないまま』、『君がいるから』。最初のMC。「今日もたくさん集まってくれてありがとうございます。とことん、がんばって2時間以上歌います。Born in 66は、僕が生まれた年。今日は、このアルバムの曲を全部歌います。まず、ワルツに挑戦してみます。」と言って『a tear's waltz』。続いて『銀の指環』。銀色の紙吹雪が雪のように舞い、その中で歌う山根さんがとっても印象に残った。この時期にぴったりの歌だ。階段を上っていき、いったん山根さんが退場。サックス、ギター、ピアノが、『抱きしめて』のメロディを奏でている。

その後、山根さんが、ステージ中央からピアノを弾きながら登場。『哀しき風の中に』。続いて『BUS STOP』。山根さんの曲の中でも、珍しいジャズ風の曲調の曲である。その後、次に歌う曲『ALWAYS』について、この曲を作った後に起きた阪神大震災のことや、曲の中に神戸の地名がたくさんでてくることなどにふれた後、『ALWAYS』を歌う山根さん。ピアノのメロディが心地いい。

これまでのバラードとはがらりと変わり『Stay With Me』。間奏には立ったままピアノを弾き、すぐ歌い始める山根さん。とっても大変そうである。『Final Chance』のイントロが流れたとたん、会場は大盛り上がり。ここで、一瞬マイクがはずれるというハプニング発生。でも、何事もなかったかのように歌う山根さん。歌い終わり山根さんの「Everyone3、2、1」の後、紙テープが会場に飛んできて『Everyone』。大盛り上がりの中での『少年』、『I LOVE YOU-ONLY YOU』。間奏でメンバー紹介が入った。

続いて『恋という名の翼』。サビのコーラスから始まった『Good-bye Love Road』。この曲を歌う山根さんは、本当に楽しそうだ。「続けると言うことは大変なことですが、これからもがんばって歌い続けます。」と言って、『Yellを君に』を歌う山根さん。みんなにYellを送ってくれているようだ。アカペラで歌い始める『時の河を越えて』。歌い終わり、手を振りながら、ステージ裾に退場する山根さんやバンドメンバーたち。

長〜いアンコールの拍手の後、再び山根さん登場。アンコール最初の曲は、『Get Along Together』。アカペラで聴く『Get Along Together』は、初めてである。うってかわって、『永遠の約束』。この曲をアンコールで聴くと、次のライブでもまた会おうと、山根さんが会場のみんなに約束をしてくれているような気がする。「アンコールありがとうございます。このツアーが終わる頃には、デビューして4年目に入ります。僕にとって、ステージこの場所は、自分にとって一番大事な場所であり、また曲を書いて、この場所に戻ってきたいと思います。みんなが応援してくれる限り歌い続けます。」そう言って『STAGE』を歌う山根さん。歌うことが本当に大好きなのだろう、そういう思いが伝わってくる。

今回のBorn in 66ツアーは、金沢公演と東京公演の2ヶ所行くことができた。どちらのライブも、とっても盛り上がり、最高だった。

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