RACING the MOON TOUR 1998
One Moment


金沢市文化ホール 1998年4月14日
Love Letterより抜粋
曲目
1. ANALOG
2. IT'S
3. Stay With Me
4. PRECIOUS 1>100
5. GOAL LINE
6. Good-bye Love Road
7. Get Along Together
8. CROSS OVER
9. 時の河を越えて
10. 「さよなら」を言い出せないまま
11. She's my Lady
12. REACH FOR THE STAR
13. 少年
14. EASY-GOING
15. 遠くへ行こう
16. Mr.FRIENDS
17. NINE
18. I'LL BE THERE
19. CATMAN BLUES
20. Everyone
21. ONE MOMENT
コメント
今回のツアーは、前回の『Run to Run』ツアー以来の1年4ヶ月ぶり のツアーということもあって、チケットが届いてから、ずーっと楽しみに 待っていた。1年4ヶ月ぶりに見る山根さんってどんなんだろう、とワクワク しながら、雨が降っている中、会場についた。早速パンフレットを購入し、 座席へとついた。前から5列目という近すぎず遠すぎずちょうどいい席である。 双眼鏡がなくても、バッチリ山根さんの顔が見える。

そんな中ライブが始まった。1年4ヶ月ぶりに見る山根さんは、髪が少し伸びて いた。個人的には、髪が短い山根さんの方が好きである。そんなことを 思っている間に、短いMCをはさんで、『PRECIOUS 1>100』まで歌っていく 山根さん。この『PRECIOUS 1>100』、私はアルバムで聴いててめちゃめちゃ 気に入っていた。ライブで聴いて、また違った感動があった。この曲で歌われて いる気持ちって、女の子には一度は経験があるのではないだろうか。話をライブ に戻して、MCでは、金沢は雨が降っていたこともあり、「暖かいですね。」 とか、「昨日大阪から来たんやけど大阪は寒い。」とか言ってた。 ここで私は、山根さんの 大阪弁というものを初めて聞いた。過去のライブで大阪弁でMCをしたという 記憶が私にはない。

毎回ライブで思うのだが、『Good-bye Love Road』を歌っている間の山根 さんをはじめバンドのメンバーみんなが、本当に楽しそうに歌っている。 今回も本当に楽しそうに歌っていた。間奏の間、お互いリズムを取り合ったり。 『CROSS OVER』の後のMCも面白かった。年より若く見られる話や、実家に いたときに、弟に間違えられた話など、結構本気で笑ってしまった。

『少年』のときのメンバー紹介をはさんで、私がライブでは初めて聴く 『EASY-GOING』。とっても盛り上がり、私も手を上げっぱなしだった。 その直後のMCで、「金沢が一番、声デカイです。」と言ってくれた山根さん。 その後も、単発ライブにいけなかった私には、ライブで初めて聴く曲ばかり だった。そして、『I'LL BE THERE〜この空の果てまでも〜』。この曲も、CDで 聴いてすごく気に入っていた曲なのだが、このライブで聴いて、とっても感動 してしまった。この曲を聴くと、なんだかとっても恋をしたくなる。

アンコールは、ノリノリの曲2曲の後、山根さんが静かにしゃべり出した。 去年1年間新曲が出せなくて辛かったことを聞いているうちに、涙が出てきて しまった。新曲が出なくて淋しかったのは、私達だけじゃなかったんだと。 この一瞬は今しかないのだから、みんなのためにも一生懸命がんばって歌い 続けます、と言ってくれた山根さん。本当にこの人のファンになって良かった と実感した。その後に歌った、『ONE MOMENT』は、本当に感動的だった。 去年レコード会社移籍に伴ういろいろな出来事の中で、感じた思いが全て 詰まっている曲のように思う。ほえるように歌う山根さんが印象的だった。

「車に気を付けて帰ってください。本当に雨の中どうもありがとう。」と、 言ってくれた山根さん。ライブの後は、何度もありがとうと言ってくれる。 山根さんのやさしさが一番感じられる時間だ。

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