11月になったばかりの日曜日。いとこの結婚式出席のため、yoshi を連れて、立派な庭園で有名な都内の結婚式場へ行ってきた。この式場では、式の合間に庭園に 出て、好きなように写真が撮れる事になっていたのだが、カメラ大好きな yoshiは、自分でカメラを持たないときが済まないらしく、インスタントカメラ片手に、 新郎新婦には目もくれず、パシャパシャ写真を撮りまくっていた。

インスタントカメラ一本分撮り終えたyoshiは、疲れたのか なかなか始まらない披露宴を前に眠ってしまった。後日、そのフイルムを現像してみると、 想像してた通り、知らないオバチャンのお尻のドアップや、誰だか判別不能の足ばかりがズラリ と並んだ写真など、ただただフイルムがもったいない写真ばかりであった。まぁこれも何かの 記念になるだろうと、捨てずにとっておいてあるが、もうこの際yoshi にはカメラを持たさないでおこうと誓った。

当のyoshiは、披露宴開始早々、眠りから覚めてしまい、 乾杯の音頭などまったく無視して、自分の前に並べられた料理をパクパクおいしそうに食べ始めて しまった。冷や汗タラタラの披露宴であった。