yoshiとプール   準備編

今年の夏、北陸は梅雨が明けないまま、ムシ暑い日が続いた。当然yoshi も毎日のように「プール、プール。」の大合唱であった。

そんなある日の朝、外から水が流れる音がするなぁと思い、そういえば、 yoshiは、さっき外に出ていったなぁと考えつつ、なんとなくいやな予感がした。

急いで外に出てみて、びっくりである。

ビニールプールを引っ張り出して、水道の蛇口をひねりホースの先を持って、勢いよくプールの 中に水を張るyoshiがそこにいた。それも、とても得意げに・・・。 しょうがない、今日はプールで遊んでやるかと思い、yoshiの服を みると、案の定びしょ濡れであった。

水を張り終えたyoshiは、すかさず服を脱ぎ始めた。 はいていたパンツまでも・・・。

yoshiとプール   行水編

プールに入る準備も整い、海水パンツをはき、いざプールへ・・・。
しかし、なかなかプールの中で座ろうとしない。yoshiに聞いて みると、「ダイナパンツ、べちょべちょ、イヤ。」。訳すると、ウルトラマンダイナのパンツが 濡れるのはイヤ、ということらしい。 なんと、海水パンツが濡れるのがイヤで、水の中に座わろうとしないのだ。

ちょっと待て。どうして、服はびしょ濡れになってもヘーキな顔して水遊びを続けるくせに、 海水パンツが濡れるのはイヤで、プールの中にボー立ちになるのか?

このままではいけないと思った ママの必死(?)の説得により、ようやくyoshiはプールの中に 座って行水し始めた。

yoshiとプール   実は水は最大の敵?

どうも、プールで遊ぶyoshiを見ていて気になる事がある。全く 水に顔をつけないのである。というよりも、なるべく顔に水がかからないように遊んでいる ようだ。

その証拠に何かの拍子に顔に水がかかると、今まで機嫌よく遊んでいたのはウソのように、 突然泣き出してしまった。「メンメ(目)いた〜い。タオルタオル。」と言って・・・。顔をタオル で拭いてあげると、また機嫌よく遊びだしたが、意外であった。そういえば、お風呂でも顔を 洗いたがらず、いつもタオルで拭いてあげているなぁ。

怖いものなしだと思っていたが、yoshiにも怖いものがあったのね。

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