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暮らしをシンプルにする! 
石 鹸

 100%pure olive oilの白い石鹸。顔も体もこれ一つ。何でも自分で作ってみたい私は、石鹸も手作りです。自分の使うものが何で出来ているか、どうやって作るのかを知っていることはとても楽しいことだし、大切なことです。洗い上がりは滑らかで、化粧水やローションもつけません。自分の肌が持つ力を信じているからです。あるいは、この石鹸には、肌そのものの潤いまでを落とす強さがないのです。そのため市販の合成石鹸に比べると泡立ちがよくないのでネットに入れて泡立てます。水に溶けやすい性質もあるので、使い終わったら、ネットに入れたまま乾燥させています。そういえば、旅先では石鹸で洗濯もしちゃいます。旅を重ねるうちに石鹸ひとつあれば「なんとかなる」ということに気付き、私の暮らしの必需品がシンプルになったように思います。キレイになるためにコレが要る、アレも買わなきゃ!と東奔西走するよりも、材料を常備しておき必要に応じて作る方が、モノグサな私にとっては「楽」だったりします。界面活性剤などを含まず、地球という星の生態系にダメージを与えることが少ない成分からなることもポイントです。一生物である人間のために、地球が必要以上に汚れることを避けたいのです。人間をキレイにするためのものだからこそ、地球のキレイにつながっているものがよいのではと。天然成分の石鹸は自然に還元するといいます。石鹸については、旅・日常を問わず、ホントに数少ない暮らしの必需品だからこそ大切に向き合っています。
 

RECIPE・・・・材料はいたってシンプル。
 pure olive oil500ml+精製水180cc+NaOH(苛性ソーダ)53〜55g。香りづけにエッセンシャルオイルを石鹸の0.5〜1%。石鹸で洗っている時のみ香り立つ濃度です。
 作り方は、まるで理科の実験で、NaOH(劇薬扱い!)に水を加え…発熱した水溶液を人肌の温度まで冷まし、一方でオリーブオイルを同温まで湯煎であたため、水溶液を加えながらひたすら混ぜ!1日置いて型に流すということです。BOOK「お風呂の愉しみ」(前田京子著・飛鳥新社)を参考にしています。いろんな石鹸のレシピがありますが、私の場合、石鹸ベースはあくまで基本のオリーブオイル100%レシピとし、香りで変化を出します。ラベンダーをベースにミントでアクセントをつけた、すっきりした香りが好みです。
 
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