...■ CREATING! ■...
 いつでもどこでもアトリエ
スケッチ帳

 いつも肌身はなさず持ち歩いています。この帳面を開いた場所が私のアトリエ。出会って「!」と感じたものは、すかさず…ここにメモしておきます…考えるべきこともココにいっぱいアイデアを連ねます。スケッチに限らず、むしろコトバの方が多いかもしれません。ふと思い浮かんだことに限らず、料理のレシピや新聞・雑誌の切り抜きに展覧会の入場券や映画やコンサートの半券、拝観券、美味しかったお茶やスイートのラベルなども貼ってあります。読んだ本や印象深いフレーズ、感想などもごちゃまぜです。そして、勿論旅にもスケッチブックは欠かせません。これまでの旅では、5ミリ方眼のハンディな野帳=KOKUYO=と、大きめのスケッチブックの組み合わせが多かったような…。バイブルサイズのシステム手帳の紙をたくさん…のときもあったし、B5サイズの白い紙をいっぱいバインダーに挟んで行ったこともあります。それでも、旅を重ねるにつれて、旅も日常もおんなじでいいんだという気がしてきています。いつか旅に出る時は同じ帳面…になっていくと思うのです。(実際、国内の旅はいつも使っている帳面を持っていき、日常の続きの頁にかき込んでいます!)旅における視点が、日常の暮らしと同じ高さなのだから、区別しなくてもよい…と気付いたからです。日常でも旅でも大切なのはインスピレーションやアイデアなのではないかと思います。


 いつの間にかMUJIのリングファイル(無地)に落ち着きました。(その前はMARUMANのクロッキー帳を愛用)近年は1年に1〜2冊のペースです。新しい帳面をおろす時、表紙に名前のハンコを押印し、使い始めの年月をテンプレートで書き込んでいます。使い込むほどにだんだん厚みが出てきて、ココロそのものも厚くなっているような気がして嬉しくなるのです。
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