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　今となっては生活の一部となった週末のパンづくり。自分の食べるものを自分で作る…ということほど頼もしいものはない！と思って始めたような気もしますが、今はただ楽しくて美味しいからパンを作っています。パンをつくることを特別なことのように思われる方が多いようですが、ぶきっちょでモノグサの私でも続いているくらいですから、案外簡単なものなのです。田舎暮らしなので、近所にパンやさんがないため、焼き立ての美味しいパンを食べようと思ったら、わざわざ車で出かけていかなきゃならない…ということも、パンづくりに精が出る理由のひとつです。ふかふかのパンよりも噛みしめるパンが好きなので、全粒粉やライ麦を粉に調合して作ります。この割合は気分によって決めます！パンに入れるのは、必ず干し葡萄です。オイルコーティングされていないものをラム酒につけてじっくり浸らせたものを使います。天然酵母のもので、レーズンからパンを作るものもあるようですが、種の世話まで手が回らない私はドライイースト派でもあります。パンは薄くスライスして、冷凍保存し、毎朝トースターで焦げ目がつくまで温めて頂きます。よく噛むと、大地の味がするようです。