...■ NATURAL! ■...
衝動買い系?!
やすらぎの
布・ストール

 旅先では買うアテもないのに、ついつい「布」をじっくり見てしまいます。布は、その民族を包む文化や風土そのものです。そして、そんな風土を旅する中で、その土地で生まれた布を必要とする場面には、現地で調達することにしています。思ったより寒かった…場合に買ったこれらのブランケット(ストール?)。ラクダ色一色のものは確かインドで買いまいた。(1月で寒かったのです…)意外とコンパクトに畳めるため、その後、冬の旅には必携品となりました。氷点下10度のウルムチではこれを頭から被り、ギリシアの空港のベンチで夜明かしした時は夜具代わりでした!!そして、幾何学模様入りのアルパカの大判のものは、ペルーのクスコで買いました。その時もラクダ色のを持っていたのですが、思ったよりも冷え込みが厳しく、もう一枚…と思って。ふっくらとして本当に本当にありがたい暖かさです。ココで暮らしている時も膝掛けや毛布として使って旅気分にひたることがあります(笑) 
 こちらはいつか訪れたい場所インドネシアのアンティーク・イカット(絣)です。筒状に布を接ぎ合わせてあります。何に使っていたのかなと思いをはせつつ、私は私で「サロン」にしたい…と思って手に入れましたが、なぜか部屋のインテリアとなっています(笑)ずっとずっと前からこの家にあったもののような懐かしさがあるのは、色合いのせいでしょうか?古びたわが家は、色褪せたようなノスタルジックなものが似合うのだと気付かせてくれたもののひとつです。そして、そんな家に住んでいる私自身も、そういう暮らしを営むに値すると。皆が皆同じ暮らしをすることはありませんが、私に与えられた暮らしというのは、古き良きものと共存していくこと…年を追う毎にそういった気持ちが強くなります。その発端は、こんなアンティークと出会ったことかもしれません。

 
□TOP□HOME+STYLE