...■ CREATING! ■...
ちくちく
雑 巾

 ひとり暮らしを初めて「雑巾」ほど愛おしいものはないなぁと。布が布として生まれてきて、最後に「雑巾」として使命を終える。雑巾というものを買ったことはありません。雑巾は、くたくたになった衣服や布きれを縫って作ります。刺し子用の太い糸で縫うと、とても可愛くって使うのが勿体ないほど。手軽にミシンで好きな模様に縫うのも、なかなか楽しいものです。
 私が雑巾として、布に縫い目をかけて、何度も何度も使うのは、台所の台ふきです。いつも2枚用意していて、交替に使っています。少し汚れてきたら、漂白しますが、本当に汚れすぎて、台ふきとしての衛生観を問われるようになったら、床掃除に使ってしまいます。
 普段の床掃除は、箒で掃いてから、霧吹きスプレー片手に乾いた布きれで吹きます。この時の布切れは、破れたTシャツや端切れをちょうどいい大きさに切っておいて使います。これは使い捨てです。洗って何度も使うことも考えたのですが、布キレの発生量も少なくないのでこうして使っています。ほんとに私のモノとなったものは、最後の最後まで酷使される運命になるのです!
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