■8/26 ▽→バンコク
Thai Internationalにのる。ここまでは無事。マニラ経由のため時間がかかる。…今日からまたバトルが始まる。まぁ何事もマイペースでやっていこうと思う。今朝は不安で5:00に目が覚めた。機内で眠っておこう。
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ここは日本じゃない。気をつけなければ…。とくに私はひとりだし、女だし、若いし。(行きの飛行機ってかなりナーバスになりやすい)
時計をバンコク時間にあわせた。
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空港に着いて、59番のバス(カオサン行き)に乗ったが、バスターミナルに着いてしまった。困って、同い年くらいの女の子に聞いたところ分からず、もう一人女の人を巻き込み、さらにおばさんまで…。この人がいい人で途中まで送ってくれるという。ところが、おばさんが途中で降りて、どうしよう…。とりあえずカオサンが分からず、バスを降りたおねえさんに聞いた。(そんなこんなで無事たどりつく)タイの女の人は親切だった。
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(宿で)Fanがついているが、むせかえるように暑い。また安宿生活が始まるのか。水シャワーを浴びてさっぱりしたつもり。だが、汗が止まらない。
明日チェンマイへ行く。バスのチケットはすぐとれた。
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排気ガスで真っ黒。
■8/27 ▽バンコク→チェンマイ
車の音で夜中に何度も目が覚めた。
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暑くて何もしたくなくなる。
■8/28 ▽チェンマイ
昨日はその後、バザールへ行って、ビーサン(ビーチサンダル)と服とバスマップを買う。
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山へ登ることになった。あすから3泊4日。ミャンマーの近くをトレッキングする。これから帰って昼寝&洗濯。メーホーンソンへ行くつもりが…。まぁいいか。
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動と静があるなら、今日は「静」の日。あすから4日は「動」の日。
■8/29→9/1 ▽チェンマイからトレッキング
ラフ族、カレン族、リス族の集落を訪ねる。
ぬるぬるした道をゆく。川があふれ、水の中も…。途中ヒルにも2カ所刺された。(マルマルしたヒルがコロンと落ちて、その後血がとめどなく流れ落ちた)
エレファントトレッキング…私たちの乗った象さんは、あまりにわがままで、竹の子食べるのに道草(その名のとおり!)する。そうの皮膚は表面はかたいけど、その奥からほんのりあったかい。
筏(いかだ)でラフティング…筏が切り株に引っかかって動かない。(これまた胸のあたりまで水につかって岸までなんとか)
NO MORE ADVENTURE!
(とか言いながら結構楽しんでる)
■9/1 ▽チェンマイ
夕飯はステーキなんぞ食べにいく。
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9月になった。のんびりしたい。さみしいような。元気なような。
■9/2 ▽チェンマイ
あるようでないのが時間…というものである。
ずっと誰かと一緒にいた。しかし、明日からはひとりだち。
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何を待つというのだろう。時間はだんだん流れるもの。今の私にはその概念は分かりがたい。多くの期待や不安をも包み込んでいる。何ものの問題をも解決の鍵を握っているのは、時間。もし私に時間を超える能力があるなら、何もこわいことはない。今を生きるというのはそういうこと。
今の私は決して納得できるかたちではない。自分に素直になれない。決して自分の望むものを手に入れようという努力をしているわけでもない。ただ望みが大きくて眺めているだけかもしれない。そんな負けそうな自分を励ます。旅に出て、強い自分を前面に押し出してきた。自分の性格もそれなりにつかんできたつもりだ。変だよね。
期待、自意識過剰だけではつらくなるばかり。神のみぞ知る私の運命。
また明日という時間には、明日のための自分が待っていると信じていたい。
人を恨まず、羨ましがらず。
私は生きている。自分という空間の中で闘っている。それは誰にも分からない。自分を信じることからはじめよう。
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自分に関してやるべきことはやる。それは妥協ではない。人の生き方はいろいろある。一人ひとり大切にすべきものがある。それがその人にとってのアイデンティティだと思うし、人には分からないポリシーだろう。
私は今、静と動、その生活が大切。
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ずっと生き方に不満を感じていた。今はある程度先が見えた以上、これ以上迷っても仕方ないと思ってる。今は今を楽しむこと。ただ一つ信じるべきものがあるとしたら、それは自分。ぶつかっていくしかないのも自分。
嫌いな部分だってある。だけど、そのことばかり見つめていたら人生悲しくなるだけ。目を背けていても進歩がないと思う。私の生き方は私が決める。
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旅の出会いに永遠なんてない。人生そんなもの。会えば別れる。生まれれば死ぬこともある。生きることができるのは死ぬことがあるからだ。幸せなこともあれば不幸なこともある。ずっと続くことなんてありえないもの。
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もし生まれ変わるとしても、またもう一人の自分として生きてみたい。
人の生き方…ひとつよりも二つ、二つよりも三つ知れば知るほど豊かな心になれる。
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人生、後悔しない生き方、それを決めるのは自分自身。
人生は進んでいくのみ。立ち止まって考えること、今は必要ないかもしれない。
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理想は必ずしも実現しない。屈折したことが多いのも、その人のもつ魅力なのかもしれない。私には自分の魅力は分からないが、魅力は自分からつくるものではなくて、他人の下す判断なのではないか?
人生どこまでエンジョイできるかはその人次第。
■9/3 ▽チェンマイ→チェンライ→チェンセン
朝はきゅうりと豚肉のぶっかけごはん。
これといってすることもない。
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人には人のスケールがある。いつも自分らしくありたい。
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メコン河のほとりにて…。
ついつい長居したくなるところ。赤茶の水はなみなみと注いでいる。ほとんど人もいない。私には気持ちいい。
時間の流れを、水の流れになぞらえて、人生ゆっくりと…。
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いま私はひとり。
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■9/3 ▽…→メーサイ
メーサイついちゃった。
本当にあわただしい旅だと思う。まちをひとつ移動する度に体力が消耗されているのがわかる。
■9/8 ▽バンコク
人は何のために旅に出るのだろう。
正しい答えはない。
ある者は何かを探しに、ある者は何かを捨てに… |