名誉指揮者アルフレッド・リード博士

1月25日. リード誕生日

この写真は、2000年1月25日21:30、リード79歳の誕生日の時に輪島吹奏楽団が送った花束とリード夫妻の写真です。

場所は、 宿舎のある洗足学園大学横浜キャンパスにてAPIの青山さんに撮影して頂きました。

プロフィール

 平成3年から、輪島吹奏楽団 名誉指揮者に就任して頂き、以後毎年、

リード博士の主旨にもとずいた演奏会を積極的に開催し、関係者に好評を得ています。

 平成13年6月17日には、「第19回 Viva Musica!輪島市吹奏楽祭」において、

当団名誉指揮者アルフレッド・リード博士を迎え、当団委嘱作品第7組曲センチュリー オブ フライトの

世界初演も盛会のうちに終えることが出来ました。

アルフレッド・リード博士のプロフィール


A. リード博士は国際的な作曲家で世界中のバンドと演奏活動を行って

いる吹奏楽の第一人者です。1921年1月25日ニューヨーク市に生まれ、

両親の音楽に対する深い理解のもとに、10才からトランペットを15才

から作曲を学びました。18才で放送局の作曲編曲副指揮者となり、

1942年から第529陸軍航空隊バンド副指揮者、ディレクターとして活躍

しました。その後ジュリアード音楽院に入学しヴィリオット・ジャンニ

ーニに作曲を学び、1953年ベイラー大学シンフォニーオーケストラの指

揮者になりました。

1955年から66年までニューヨークのハンセン出版社で編集責任者を勤め

たあと、1966年マイアミ音楽大学校の作曲と理論の教授となり、1993年

6月同大学を退きました。1968年リマ国際音楽院から名誉博士号を受け

ました。1981年の初来日以降30数回来日し、レコーディングに、そして

プロや多くの市民バンド、高校・中学のバンドと協演し、また彼らのた

めに多くの作品を書いています。現在、洗足学園大学客員教授の職にあ

り、年間の半分近くを日本で活動しています。また、1991年に行な

われた石川国体のメインマーチである「ゴールデン・イーグル」及び、

「フェスティバル・ファンファーレ」を作曲。

ジャパン・スーパー・バンド音楽監督に就任。

1992年より輪島吹奏楽団名誉指揮者に就任。


2005年9月17日にフロリダ州コーラルゲーブルスのDoctors Hospitalにて

ご逝去されました。享年84歳。

日本における在りし日のご活躍を偲び、心からの感謝と哀悼の意を表します。