ビリヤード事件簿

『ビリヤードハウス リバプール。2周年記念ホームトーナメント』

1998年3月29日(日)

今日はいつも行ってるリバプールという玉屋さんの2周年記念のハウストーナメントが
行われた。このトーメナメントはいつも北陸からゲストを招いて大々的に行われているが
今年は、富山から、北陸のアマチュアランキング第1位水橋太陽。福井にある玉屋さんの
店長をしていて、試合で仲良くなった小川君、もう一人、そこの店の人で最近グーンと
力をつけてきた田中君の3人を迎える予定でした。しかし小川君が店長をしているお店の
オーナーで福井No1の道川さんともう一人福井でA級をしてる定兼さんがちゃわちゃわと
ついてきて参加することになった。この2人はリバプールのマスターとは仲のいい人たちです。
試合は9ボール。予選−変則ダブル、決勝−変則シングル(ベスト8)。この変則というのは
試合毎に抽選を行い対戦相手を決めるというもの。野球の夏の甲子園方式みたいなものです。
参加人数は32人。ゲームはハンデ戦でこのハンデは北陸のOH(オフィシャルハンデキャップ)
の1セット減らしで行われた。このOHですが、北陸ではレベルに応じてセット数みたいなのが
決められている。大会で優勝経験のある人(昔ならSA級)はOH=8セット。A級=7セット,
B級でもちょっと上手い人=6セット、B級=5セット、C級=4セット、3セット、2セットという具合
になってて、自分のセット数の先取りで試合が行われた。

試合を始める前にこのトーナメントではバンキング大会というのが行われる。2人でバンキング
をしての勝残り戦です。これに勝と『一番王』と書かれたベストが送られる。ただしこのベストは
持ち回りで実際もらえるものではない。栄誉だけ与えられるのだ。なぜ一番王なのかというと
マスター曰く
『一番=ベスト。番=バン。王=キング』で『ベスト バン キング』
だそうです。このバンキング大会で優勝したのは、北村潤(リバプールマスター)でした。

さていよいよ本番ですが、1回戦から好カードがありました。
北陸No1の太陽君 VS 福井No1の道川さん
序盤は太陽君ペースだったが結局道川さんが勝ったみたいでした。(途中、試合が入って
最後まで見れなかった)このあと、太陽君は福井の小川君と対戦して敗戦してたみたい。

さて、自分はというと、予選はそれほど厳しい相手とは対戦せず順調に勝っていって
予選通過した。決勝1回戦も格下の女の子だったのでコンコンと勝利、これで準決勝進出。
準決勝の相手はなんと道川さん。4−6で試合は行われた。
1セット目簡単に取りきられて0−1。2セット目。自分の番見えない4番ボールを、空クッションから見事に入れてそのあと取りきり、1−1。しかしその後はほとんど撞く番がなく、最後は
ブレイクナインで結局1−6で負けた。やっぱり、道川さんは偉大だった。

試合は進み決勝は福井の呼んでいないけど勝手に来た2人で行われた。
勝ったのは道川さんが貫禄勝ち。さすがでした。

最後にマスターが
『呼んでもないのにちゃわちゃわ来やがって、来なくてもいいのに…』
とぼやいてた。

おわり


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