4歳牝馬クラシック路線
〜 桜花賞(4/11)、オークス(5/30) 〜

99.03.26 Sechan
いちおう桜花賞までの有力馬が出揃った。あと阪神3歳Sの覇者、スティンガー
どれだけ仕上げてくるかだろう。あと
抽選組みにも注意が必要だろう。
いまのところ、走った中では、
フサイチエアデールがちょっと抜けてるかも
しれないけど、牝馬だけに毎回力を発揮できるかと言ったら難しい。

GT戦線インデックス

レース名 出走頭数
 日付 距離 馬場状態 開催地

 連対馬で春のGI連対した馬たち
 

馬名(着順)

血統

短評

シンザン記念 12頭
 1.17 芝1600m 良 京都

 

フサイチエアデール(1着)

父:サンデーサイレンス
母:ラスティックベル(ミスタープロスペクター)

勝ちかたもよく、時計も優秀。阪神でも未勝利戦だが圧勝劇を演じており、血統的にも桜花賞は面白い存在になりそう。

エルフィンS 9頭
 2.16 芝1600m 良 京都
ゴッドインチーフ(1着)

父:コマンダーインチーフ
母:ファーガーズプロスペクト(チーフズクラウン)

とにかくこのレースでは同馬の強さが目立った。追込み一辺倒だけに展開が左右されやすいが桜花賞では、例年ハイペースになるため、有利に働く。恐い存在。

タイキポーラ(2着) 抽選待ち

父:トウカイテイオー
母:スターオブザノース(チーフシンガー)

トウカイテイオー産駒だけに頑張ってほしいが、まだまだGTでは力が足らないか。

クイーンC 16頭
 2.21 芝1600m 良 東京
ウメノファイバー(1着) 京王杯3歳S GU:1着

父:サクラユタカオー
母:ウメノローザ(ノーザンディクテイター)

むらがけのイメージがあるが、勝つ時は強い。左回りがスムーズ。阪神では疑問符がつく。

参考:
レッドチリペッパー(2着)  クロッカスS:1着

父:アンブライドルド
母:レイズアカーター(ドクターカーター)

チューリップ賞 14頭
 3.6  芝1600m 良 阪神
エイシンルーデンス(1着)

父:サンデーサイレンス
母:エイシングレシャス(トウショウボーイ)

展開的に楽だった。しかし、ゴッドインチーフを封じ込めたのは立派。

ゴッドインチーフ(2着)

父:コマンダーインチーフ
母:ファーガーズプロスペクト(チーフズクラウン)

ここは8分くらいの出来で望んで来ていると思うので、これくらいやれれば十分だと思う。ハイペースとなる桜花賞で思う存分末脚を爆発してほしい。

スタートマーチ(3着)

父:ドクターデヴィアス
母:アジテーション(カーリアン)

よく走っている。しかし、パンチ力にかける。ジリ脚タイプ。

プリモディーネ(4着) ファンタジーS GV:1着

父:アフリート
母:モンパリ(マルゼンスキー)

年明け緒戦。4着なら上々。上積みはあるだろうから、桜花賞でも楽しみ。

4歳牝馬特別 16頭
 3.14 芝1400m 良 阪神
フサイチエアデール(1着)

父:サンデーサイレンス
母:ラスティックベル(ミスタープロスペクター)

このレースは強かった。他馬をまったく相手にしていない。桜花賞、有力馬の一頭は間違いない。

ステファニーチャン(2着)

父:アミージャ
母:チャリタブル(リファール)

どちらかというと1200で実績がある馬。1600でいかもGTはちょっとつらいと思う。

フォルナリーナ(3着)

父:カポウティ
母:プレイヤーホイール(コンキスタドシエロ)

このレースはよく走っている。ダート中心に使われているみたかったが、芝のほうが安定して駆ける。桜花賞でもそこそこやれそうな感じではある。

アネモネS 16頭
 3.20 芝1400m 重 阪神
ハギノスプレンダー(1着)

父:ヘクタープロテクター
母:サベージレディ(ディクタス)

しぶとく伸びる。時計のかかる展開になれば善戦の可能性はあるだろうが、力的にまだまだ。

クリムゾンクローバ(2着)

父:サクラユタカオー
母:ラディカルチック(サドラーズウェルズ)

重馬場が得意だろう。雨が降ればひょっとするかもしれないけど、今のところ厳しい。

桜花賞 18頭
 4.11 芝1600m 良 阪神
プリモディーネ(1着) ファンタジーS GV:1着

父:アフリート
母:モンパリ(マルゼンスキー)

チューリップ賞を一叩きされ状態はいい。後方追走から、直線に勝負をかける。切れに切れまくった。先に仕掛けたフサイチエアデールを豪快に差し切る。能力はある。次走はオークス。期待はある。

フサイチエアデール(2着) 4歳牝馬特別 GU:1着

父:サンデーサイレンス
母:ラスティックベル(ミスタープロスペクター)

17番枠と阪神のマイルではつらい枠で2着にくるのは力のある証拠。しかしコンスタントに使われているだけに、目に見えない疲れが心配。しかもオークスでは距離も心配。

トゥザヴィクトリー(3着)

父:サンデーサイレンス
母:フェアリードール(ヌレイエフ)

16番枠と先行馬にとってはつらい枠で、先行してあわや勝つのではないか?という内容の3着。力はある。オークスでもやれる。注意。

ゴッドインチーフ(4着)

父:コマンダーインチーフ
母:ファーガーズプロスペクト(チーフズクラウン)

状態は万全だっただろう。しかし、4角で置かれる。素直に反応できるようになれば、上位との差はないはず。このズブさが無くなれば、重賞もとれる。オークスでもう一度。

ハギノスプレンダー(5着)

父:ヘクタープロテクター
母:サベージレディ(ディクタス)

直線までは、いい感じできたが、いざ追い出すと伸びない。オークスでも距離的にちとつらいと思う。

忘れな草賞 16頭
 4.11 芝2000m 良 阪神
エフテーピルサド(1着)

父:ヤマニンゼファー
母:ウェルビーイング(ミルジョージ)

 

4歳牝馬特別 16頭
 5.1  芝2000m 良 東京
スティンガー(1着) 阪神牝馬3歳S GT:1着

父:サンデーサイレンス
母:レガシーオブストレングス(アファームド)

桜花賞を惨敗した後の叩き2走目でしっかり変わってきた。まだまだ上積みは期待出来そう。

フサイチエアデール(2着) 4歳牝馬特別 GU:1着

父:サンデーサイレンス
母:ラスティックベル(ミスタープロスペクター)

先団につけて直線で良く粘り込んだ。距離に不安があったけど、これで多少目処がついた。

クロックワーク(3着) 

父:リアルシャダイ
母:ケイワンマリオン(ゲイメセン)

末脚は強烈です。流れが速くなるようなオークスだと、一気に突き抜ける可能性もある。血統的にも2400のほうがレースはしやすい。

オークス 
 5.30 芝2400m 東京
 

 

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