古馬長距離路線
〜 天皇賞・春(5/2)、宝塚記念(7/11) 〜

99.04.01 Sechan
天皇賞まであと1ヶ月。有力どころが走り終えたが注目が集まりそうなのは、
セイウンスカイスペシャルウィークメジロブライト
この3頭でいいと思う。また、宝塚路線の組みが難しいが、
ダイワテキサスが調教中に故障発生し、春絶望

GT戦線インデックス

レース名 出走頭数
 日付 距離 馬場状態 開催地

 連対馬で春のGI連対した馬たち
 

馬名(着順)

血統

短評

AJCC 11頭
 1.24 芝2200m  中山

メジロブライト(1着) 
天皇賞春(1着)

スペシャルウィーク(1着) 牡5

父:サンデーサイレンス
母:キャンペンガール(マルゼンスキー)

ジャパンカップ3着の後、一息入ったスペシャルウィークだったが、ここは地力の違いを見せつけた。有馬記念を使わなかったことが良かったのだろう。しかし状態は今一つと言われていただけに、しかっり仕上げてきた時は有力。

サイレントハンター(2着) 牡7

父:サンデーサイレンス
母:ヒロポリシー(バンブーアトラス)

2番手に控える競馬で直線抜出すも、勝ち馬にかわされる。年だけに成長はもうないだろうが中距離のGUレベルなら勝ち負けできる力はある。同型(逃げ)がいなければGTでも面白い。順調なら宝塚記念が最大の目標か?

日経新春杯 12頭
 1.24 芝2400m 良 京都

該当馬なし

メジロブライト(1着) 牡6

父:メジロライアン
母:レールデユタン(マルゼンスキー)

59.5kgを背負って勝ったのは評価出来る。天皇賞連覇に向けて好スタートを切ったといえるだろう。

エモシオン(2着) 牡5

父:トニービン
母:アドラーブル(ノーザンテースト)

まだまだ勝ち馬とは力の差がある。

シルクジャスティス(7着) 牡6

父:ブライアンズタイム
母:ユーワメルド(サティンゴ)

走る気がないうえに、スローペースとなったこのレースではこれが精一杯なのか?復活を期待したい。

京都記念 10頭
 2.14 芝2200m 良 京都

ビワハヤヒデ(1着) 
天皇賞春(1着) 宝塚記念(1着)

エモシオン(1着) 牡5

父:トニービン
母:アドラーブル(ノーザンテースト)

ここ目標にきっちり仕上げてきた。レース中はかかりぎみだったが、終わってみれば快勝。春まで調子を維持できるかだろう。力的にはまだまだGUレベルだと思う。

マチカネフクキタル(2着) 牡6

父:クリスタルグリッターズ
母:アテナトウショウ(トウショウボーイ)

武豊が騎乗。久々に連対を果たすが、まだまだ太かった。絞れてくれば強いマチカネフクキタルが見れそうだが、血統的にも早熟とも思える。わからない。

サイレントハンター(3着) 牡7

父:サンデーサイレンス
母:ヒロポリシー(バンブーアトラス)

京都の2200はやはりつらそうだった。ちょっと疲れが心配。

ステイゴールド(7着) 牡6

父:サンデーサイレンス
母:ゴールデンサッシュ(ディクタス)

今回+10と太め感があった。ちょっと緩めていたのだろう。暖かくなれば、また走ってくるだろう。この馬もわからん。

ダイヤモンドS 13頭
 2.20 芝3200m 良 東京

ステイゴールド(2着) 
天皇賞春(2着) 宝塚記念(2着)

タマモイナズマ(1着) 牡6

父:タマモクロス
母:タマモハッピー(モーニングフローリック)

京都の万葉Sを勝って、ここを連勝。ステイヤーの血が騒いできたのか?今回のポイントは楽に逃げれたのがよかった。この次からはマークも厳しくなるだろうから、これからが正念場だろう。

ロングワールド(2着) 牡8

父:トロメオ
母:ロングドーター(ハードリドン)

負担重量50kgに恵まれた。

中京記念 16頭
 2.21 芝2000m 良 中京

 

エリモエクセル(1着) 牝5

父:ロドリゴデトリアーノ
母:エリモファンタジー(リヴァーマン)

きっちり仕上げられてきた。後方待機で4角から仕掛け。豪快に差し切る。

サンプレイズ(2着) 牡5

父:サンデーサイレンス
母:サンシャインステラ(トニービン)

左回りのほうがスムーズ。実力はまだまだGVが精一杯。

中日新聞杯 15頭
 3.7  芝1800m やや重 中京
シンカイウン(1着) 牡8

父:シンチェスト
母:シンミスブラウン(ハギノカムイオー)

GTでは、まだまだ力不足。しかも8歳。

ツルマルガイセン(2着) 牡6

父:ヤマニンスキー
母:エプソムガール(アローエクスプレス)

こちらの方が、まだ期待はできそう。しかしローカル馬のイメージが強い。

中山記念 12頭
 3.14 芝1800m 良 中山

サイレンススズカ(1着) 
宝塚記念(1着)

サクラローレル(1着) 
天皇賞春(1着)

キングヘイロー(1着) 牡5

父:ダンシングブレーヴ
母:グッバイヘイロー(ヘイロー)

東京新聞杯に続き重賞を制覇。Hペースをうまく折り合って、直線するどく伸びる。この状態を維持していければ、安田記念でもいいレース出来る。東京のほうがあってるみたいだしね。宝塚でも面白い存在になりそう。

ダイワテキサス(2着) 牡7  〜調教中故障 春絶望

父:トロメオ
母:ローブデコルテ(ノーアテンション)

6ヶ月ぶりのレースでこのメンバーで2着は上々。次走はもっと走る。GTを取れる逸材。

阪神大賞典 9頭
 3.21 芝3000m 重 阪神

メジロブライト(1着) 
天皇賞春(1着)

マヤノトップガン(1着) 
天皇賞春(1着)

マヤノトップガン(2着) 
宝塚記念(1着)

ナリタブライアン(1着) 
天皇賞春(2着)

メジロマックイン(1着) 
天皇賞春(1着) 宝塚記念(1着)

スペシャルウィーク(1着) 牡5

父:サンデーサイレンス
母:キャンペンガール(マルゼンスキー)

きっちり仕上げられ状態は最高だった。3角から仕掛け直線でメジロブライトを抜かせなかったのは立派。天皇賞でも楽しみです。

メジロブライト(2着) 牡6

父:メジロライアン
母:レールデユタン(マルゼンスキー)

仕上がりは良好。このレースでは出来の違いだったと思う。天皇賞では十分逆転可能。有力馬の一頭には間違いない。

シルクジャスティス(4着) 牡6

父:ブライアンズタイム
母:ユーワメルド(サティンゴ)

これだけちぎられると、完全に力負けであろう。ただ、GT馬だけに、ミラクルを起こしても不思議ではないけど、力的にちょっと厳しいのでは。阪神や中山のように、最後に坂があったほうがいい。善戦できるとすれば宝塚記念ではないだろうか。

日経賞 13頭
 3.28 芝2500m やや重 中山

ステージチャンプ(2着) 
天皇賞(2着)

ライスシャワー(1着) 
天皇賞春(1着)

セイウンスカイ(1着) 牡5

父:シェリフズスター
母:シスターミル(ミルジョージ)

有馬記念以来のレースだったがきっちり仕上げられた。3角で先頭に立つとあとは後続を放すだけ。いいスタートを切った。

セイウンエリア(2着) 牡5

父:シェリフズスター
母:ソフィアシロー(ダイコーター)

初重賞挑戦で2着に入った。多少の道悪も苦にしない。

ステイゴールド(3着) 牡6

父:サンデーサイレンス
母:ゴールデンサッシュ(ディクタス)

馬体が絞れて来た。しかし3着。GTでは突然走るので要注意。

産経大阪杯 
 4.4  芝2000m  阪神

マーベラスサンデー(1着) 
宝塚記念(1着)

メジロマックイーン(1着) 
天皇賞春(2着) 宝塚記念(1着)

サイレントハンター(1着) 牡7

父:サンデーサイレンス
母:ヒロポリシー(バンブーアトラス)

うまく逃げた。でも今年になって、ちょっと使いすぎの感じがする。また、有力馬(ダイワテキサス、グラスワンダー)がリタイアしてメンバー的にも楽だった。

マチカネフクキタル(2着) 牡6

父:クリスタルグリッターズ
母:アテナトウショウ(トウショウボーイ)

連に絡んだがメンバー的にも当然だろう。しかし、全盛期の勢いが感じられない。

ミッドナイトベット(3着) 牡6

父:ハウスバスター
母:キャサリンズベット(グレイドー・・・)

阪神コースでは、この辺りが限界かも。力は出し切ったように思います。坂のない京都では、まだまだ上位を狙える。

 

小倉大賞典 16頭
 4.17 芝1800m 良 中京

サイレンススズカ(1着) 
宝塚記念(1着)

スエヒロコマンダー(1着) 牡5

父:コマンダーインチーフ
母:スエヒロジョウオー(トウショウベガ)

ハンデ差もあり、豪快に差し切る。レコード勝ち。まだ5歳だけど、血統的にも晩成とは思えず、これから先もGV級だろう。

天皇賞・春 12頭
 5.2  芝3200m 良 京都

ステイゴールド(2着) 
宝塚記念(2着)

ビワハヤヒデ(1着) 
宝塚記念(1着)

カミノクレッセ(2着) 
宝塚記念(2着)

スペシャルウィーク(1着) 牡5

父:サンデーサイレンス
母:キャンペンガール(マルゼンスキー)

これ以上ない出来。とにかく100%の力を出し切った。現役では最強だろう。

メジロブライト(2着) 牡6

父:メジロライアン
母:レールデユタン(マルゼンスキー)

仕上がりは良かった。長距離はあってる。今回は出来の差の敗戦。地力はある。

セイウンスカイ(3着) 牡5

父:シェリフズスター
母:シスターミル(ミルジョージ)

パドックで落ち着きがなかった。落ち着いていれば、逃げ切っていたかもしれない。3着は良く出来たほうだと思う。

シルクジャスティス(4着) 牡6

父:ブライアンズタイム
母:ユーワメルド(サティンゴ)

ゴール前、差を詰めてきていた。いつもはそのままだったのに、今回はきっちり伸びてきていた。ちょっと見直した。

ステイゴールド(5着) 牡6

父:サンデーサイレンス
母:ゴールデンサッシュ(ディクタス)

実力はこれくらいだろう。この馬の傾向はわからない。

メトロポリタンS 16頭
 5.9 芝2300m 良 東京

 

セイウンエリア(1着) 牡5

父:シェリフズスター
母:ソフィアシロー(ダイコーター)

ハイペースを追込んでの勝利。楽に勝てた。しかしレコード勝ちは大した物。宝塚にでるようなら、面白い存在になる。

新潟大賞典 
 5.16 芝2000m  新潟

メジロパーマー(1着) 
宝塚記念(1着)

 
金鯱賞 
 5.29 芝2000m  中京

サイレンススズカ(1着) 
宝塚記念(1着)

サンデーブランチ(2着) 
宝塚記念(2着)

 
エプソムカップ 
 6.5  芝1800m  東京

なし

 
目黒記念 
 6.12 芝2500m  東京

なし

 
鳴尾記念 
 6.20 芝2000m  阪神

バブルガムフェロー(1着) 
宝塚記念(2着)

 
宝塚記念 
 7.11 芝2200m  阪神
 

 

GT戦線インデックスへ