富山湾はよく「不思議な海」と呼ばれているそうです。 そのいくつか紹介します。
○蜃気楼が現れます。
主に4月〜6月にかけて、暖かくて風の弱い日に現れます。
はるか沖の海上に工場のエントツが見えたり、家々や景色がゆらいで見えます。
○ホタルイカがやってきます
青白い幻想的な光を放つ超可愛いミニイカ!
ホタルイカは日本周辺に広く分布する深海性のイカですが、産卵時期になるとその小さい体で
沿岸まで来遊してきます。
富山湾では4月の桜花が咲くころ、砂浜で沢山とれ賑わいます。
また滑川では、網上げ時の神秘な光を見てもらうために観光船がでています。
○海底に林があります
黒部川が流れ込む入善吉原沖には、「海底林」があります。
「吉原海底林」と呼ばれ、やく一万年前には、かってそこが陸地であったことを物語る樹林が多く
のこっています。
世界的にもきわめて貴重なもので、海底から湧き出す冷たい伏流水が保存に役立っているとの
説もあります。