退院して帰ったら、赤ちゃんとの暮らしが始まります。赤ちゃんは言葉が話せませんが、快不快はお母さんと同じように感じて表現します。赤ちゃんの気持ちになって見てあげましょう。新生児の間の育児のポイントは安静、清潔、保温です。
直射日光の当たらない明るい場所で、地震があっても上から物が落ちてこない場所に寝かせましょう。(気持ちの良いようにしてあげましょう。)
夏の冷房は外との温度差を3から5℃程度に。エアコンや扇風機の風が直接あたらないようにしましょう。
冬の室温は20℃前後。新鮮な空気の換気を。洗濯物を室内に干すなどで、適度な湿度を保ちましょう。
授乳する時は、赤ちゃんとの会話(気持ちの通じあい)を楽しみましょう。(テレビ等は消しましょう。)抱きぐせは心配しないで、充分に抱いてあげましょう。スキンシップで愛情が通じて情緒が安定します。
お出かけの時の着る物は大人より一枚少なくが基本です。気候の良い時は外気浴をしましょう。人込みの中へ連れ出すのは、できればBCG(結核予防接種)が終わってからにしましょう。お買い物などはデパートのベビー休憩室等をうまく利用して、母子ともに疲れ過ぎないように。
車での移動は1〜2時間おきに休憩を入れるようにしましょう。できるだけ、子供用カーシートに乗せましょう。抱っこやクーハン(かご)は事故や急ブレーキの時に危険です。子供用カーシートは後部座席に後ろ向きにつけて、横にお母さんが坐れば、顔を合わせながらいることができます。公共の乗り物は予約の際に赤ちゃんがいることを伝えて、料金、座席、お湯の手配その他を問い合わせて下さい。
お父さんは母乳をあげること以外は何でもできます。赤ちゃんの入浴はお父さんの大きな手の支えが、赤ちゃんには快適です。少し大きくなったら(2才過ぎ)、高い高い等のダイナミックな遊びはお父さんならではです。小さい子は揺すり過ぎないように気をつけましょう(頭蓋内出血をおこすことがあります)。
子供と一緒に暮らし育児をすることは大変なことだと、お父さんに理解してもらいましょう。育児の苦労の愚痴は少しだけにして、子供ができるようになったことをお父さんに教えてあげましょう。
赤ちゃんは最初の1ヶ月で約1kg体重が増えます。母乳(ミルク)の飲みが良くないなと思ったら、受診して栄養状態をチェックしてもらいましょう。1ヶ月検診は母乳の飲み具合、先天異常のチェック、家庭での育児の不安や疑問の解消が目的です。きちんと受診しましょう。検診のページへ
赤ちゃんのお医者さん(ドクターショッピングはお勧めできません)
子供の健康管理を計画的に行なっていくために、小児科のかかりつけ医を決めておきましょう。選び方のポイントは、受診しやすく、不安なことも気軽に質問や話しができ、適切に答えてもらえることです。かかりつけ医には乳児検診や予防接種をはじめとして日頃から受診し、日常の状態を把握しておいてもらいましょう。