99/10/10出雲
早くも出雲がオープンして10日経ってしまった。
新サーバー立ち上げ、はじめての体験であった。
1日のオープンということしか分かってなく、いったい何時から始まるのか発表はなかった。1日0時とかhokutoの時のように13時だとか噂がながれる。0時から待機し、何度もサーバー選択の画面を訪れる。そして0時15分すぎ、Izumoが現れた。
即座にキャラ作成だ。すでに名前、選択するスキルは決めてある。名前はRyou Ryanki(リョウ・リャンキ)、ヒールに50、裁縫49、木こり1の裁縫戦士としてトリッシンククで誕生。
南の森でひたすら木を切った。たまに出会う鳥を殺し羽をむしり、矢を作る。スキルが少し上がってきたら弓も作った。2時間ほどやって、いざデルシアに向かう。
ここで誤算があった、デルシアに入るための洞窟の出口にたくさんのサソリや蜘蛛がいた事だ。ターゲットされずにデルシアに入れる者もいたが、ほとんどはボックスされ、死んでしまっている。リョウリャンキも死んでしまい、せっかく作った弓を無くしてしまった。
もう一つ大きな誤算があった。NPCがまったく取引してくれないというところだ。経済活動がまったく機能していない。PCの作るものは買い取ってくれず、売っている商品も少ない。仕方なく鹿狩りをするのだが、瀕死の状態になってしまう。初期アイテムの包帯はもったいないので滅多なことでは使えない。あまり活動できなかった。
ここで計画通りもう一人のキャラを作成した。名前はFeihong(フェイホン)、魔法50、扇動49、釣り1でトリッシンクで誕生。
太鼓を鳴らしながら、釣りに励む。ただひたすら釣りに励む。
3日目くらいから経済が機能し始めた。NPCは商品を売買し、PC間取引も行われ、町では行商達の声に活気づいていた。ちらほらと一等地に家が建ちはじめてきたところだ。
リョウリャンキより、セカンドキャラのフェイホンのほうが釣りと楽器の訓練のためSTRとDEXが上がり成長してしまった。
釣りはSTR上げにも良いが、もう一つの靴をつり上げるという利点がある。この靴のおかげで、労せず700Gほどのお金を得ることができた、貴重なお金だ。
フェイフォンは武器にメイスを選んでいた、本当はソードをとりたかったのだが、初日に売っていたのがメイスしか無かったためだ。リョウリャンキはデルシアで刀を買うことができている。
ある程度成長したフェイホンは町を出た。トロル、オーガ、オークらに扇動を仕掛けるのだが、扇動だけでは最後の一撃を加えることができず、獲物を取り逃がすことがしばしばあった。その上、鎧も無く、回復手段もないので何度も瀕死になってしまう。
そんなフェイホンに最適な場所はユーの墓場だった。それほど強くないガイコツ達を相手に戦闘スキルを上げ、たまに骨防具も得ることができた。
その後、デスバレイ、シェイム、パプア骨廃屋などを転々としたが、一番の狩り場はロングとウィンドの間くらいにある、広大な平原だ。hokutoでは住宅密集地になっているが、ここではただ広く動物も大量にいて、モンスター達もたくさん沸いている。引っかける場所は無いが、バードにとっては、かなり有効な場所と言えよう。家が無いため、非常に軽く動ける、テレホの時間でも0時前後を除けば、じゅうぶん快適にやっていける。ここでの稼ぎで1万Gを超えることができた。そして、魔法はポイズン、リコール、テレポ、Gヒールは買い集めたが、その他はオークメイジ、リーパ、ガーゴイルなどから得ることができ、かなりそろえることができる。
しかし、一週間が過ぎ、家も人も増え、だいぶ様変わりしたためか、あまり良い場所とは言えなくなってしまった。次はT2Aのオアシスかテラザンに活動拠点を移すつもりだ。
一方のファーストキャラのリョウリャンキは、あまり使われず、ますますフェイホンとの能力の差が開くばかりとなった。
一念発起し、リョウリャンキも釣りでSTR上げをすることに決定。釣りのおかげで48だったSTRも60を越えることができた。ただ、相変わらず獲物はデルシアの鹿なので、戦闘スキルは50を超えたあたりである。鹿を狩って、皮でひたすらブーツを作るのだが、NPCの買い取りが悪く、あまり効率がよくない。そのため赤字覚悟で、布の束を買い込み、マントでスキルアップを図る。スキルが57になれば、金儲けに効率のよい革手袋が作れるためだ。2000Gほど損をしたが、なんとか皮手袋が作れるようになり、希望がもてるようになった。リコールが使えないため馬を450Gで買い、デルシアとトリッシンクを行き来している。
10日が経ち、かなり家が増えてきた。まだリョウリャンキ、フェイフォンの財産をあわせても3万G。かなりがんばっているが、スモールハウスにあと1.5G足りない。なんとか念願のマイホームを立地の良い場所に建てたいと思っている。できればテラス付きの家にしたいが、それは一人では無理だろうか。
99/10/12我が家
ついに家を建てた。
前日まででリョウリャンキとフェイフォン合わせて3万Gを少し超えるくらいの現金しか持ち合わせていなかったが。換金してなかった宝石と、リョウリャンキの銀行に入りきらないくらい売れ残っていた革製品が武器商人にも売れるとわかり、すべて換金し4万Gとなった。家代にあと少し足りない分はフェイホンがオアシスに入り浸り、稼ぎ出すことに成功した。

ICQにたまたまいたk-tomy氏を呼び出し、kousukeに現金の受け渡しを手伝ってもらう。thx

探せばもっと安いのがあったのかもしれないが、面倒だったのでムーングロウで即購入。我がUO史上もっとも高い買い物だ!いままででもっとも高い買い物はhokutoでKikuが買ったプレートセット1500Gではなかったろうか。ただ、GMメイジになるための秘薬につぎ込んだ金額は途方もないくらいであるが。

場所を決める瞬間だ、ここで建てられるのか?!

完成!!
トリンシックすぐそばで人通りも結構ある場所。
泥棒が怖いけれど、家の中はからっぽだからいいや。
99/10/30幻
29日でチケットキャンペーンが終わった。ゴミを捨てると、その値段に相当するチケットがもらえて、10万チケットだとモンスターのミニチュア人形がもらえるというものだ。
Izumoでは2軒目の家も10日前に建て、ゴミを捨てるほどの財産もなかった。ただ、釣りGMになるべく誕生したglicoの釣った魚だけは豊富にあった。
バグ技を使ってチケットを手に入れることを知ったのは27日のことだった。そして、そのために船を購入した。まずhokutoで小型ドラゴン船を買って、取り扱い方法をマスターし、バグ技の検証をする。ある程度分かってからIzumoで中型ドラゴン船を買った。1万3千Gを超える買い物で、ついに貯金が底をついた。
28日はともかくバグ技を使い、ひたすらチケット集め。費用はまったくかからずチケットを得ることができるのだが、ともかく時間がかかる。制限時間は29日8時のメンテナンス時間までだ。29日7時の時点で9万点を集めることに成功。
しかしこのままでは10万点になるころは時間切れになりそうだ。バグ技では時間がかかりすぎるので、裁縫戦士のリョウリャンキを使って、蓄えていた皮でひたすら皮帽子を作った。NPCにはほとんど売ることができないスリッパみたいのが30チケットに変換できる。大量生産し、どんどんゴミ箱に捨てていった。

そして7時44分10万チケットになった。
人形は全部で14種類、どれがもらえるかはランダムで指定することはできない、人気はドラゴンやデーモンだ。

わくわくしながら、鞄の中を覗いてみると、そこにあったものは、一見すると釣りのおもりか、なにかのトロフィーにも見える、リッチの人形だった。人形の中ではもっとも本物とかけ離れているものではないだろうか。
がっくりしたが、あの奇妙な笑い声がするのだからいいか、と無理矢理納得して一旦ログアウト。
メンテが終わって、ログインしてみるとそこには人形はなく、200枚ほどの皮が残った部屋だった。すっかり巻戻ってしまっている。徹夜をして集めたチケットは9999gの現金に変わってしまった。前日のはじめる時間を1時間はやくやってればよかった。バグ技を知る前は、もともと諦めていた人形だったが、せっかく徹夜までして手に入れたものが消え去った時にはめまいがして、どっと脱力感が疲れた体を押し包んだ。
あぁ、もうこのような人形を手に入れることはできないんだろうなぁ。お金が有り余っている他のサーバーと違い、出来立てのIzumoではかなり貴重なアイテムになったはずであるが、残念である。
すっかりやる気がなくなってしまった。
次の目標は釣りGMだが、glicoのスキルは91。まったく上がらなくなってしまった。もうイヤ。
2000/1/20骨
それは突然の出来事だった。
GM釣り師であるglicoは外洋で釣りを終え、あまり成果も上げられず、帰途に着いた。ホーム銀行であるトリンシックの銀行にリコールしたのだった。
リコール先はなにやら騒がしい音がしていた、画面が現れる前に音が聞こえてくる、ずいぶん重いようだ。
画面が現れた、そこには無数のガイコツが集団で侵攻していた。ついに、ここでもイベントが発生したか。ここ数日間、モンスター達が町を襲うイベントが発生していたのだった。
戦闘スキルが全くないglicoは急いで銀行で鍵を取り出し家路を急いだ、モンスター達は他の人たちに照準をあわせたので、glicoが襲われることはなかった。無事、家に帰り、キャラ変更。
STR100でマスターのメイス使いFeihongの登場だ。
現場にリコールして、状況を確認する、モンスターの大部隊は分散し、かなり退治されているようだった。
銀行に預けたままにしていた秘蔵のパワーなQスタッドを持ち出し、AR30セットを身につけ、GHPと秘薬も十分に手にし、戦場に向かう。
リッチや骨騎士をはじめ、ロストランドにしかいないマミーもいる。
屈強な戦士達や魔道師達が集まってきている、モンスター達もみるみるうちに退治されていった。そんな中でFeihongもかなり活躍した。なにより有効だったのはFeihongの扇動だった。モンスター達はどんどん同士討ちをはじめ、その後ろから殴っていれば済んだ。どさくさの中、Feihongは約1000G稼ぎ、イベントは静かに幕を閉じた。
このイベント、ボスのようなものは現れていない。きっと今後、首謀者であるボスが現れる前ふりのイベントなのであろう。それまでに強いメイジキャラを作って、イベントに参加できたら幸せである。

マミーを骨騎士と一緒に殴る!

モンスターがいっぱいの時は写真撮る余裕なかった
2000/2/4墓場
出雲、北斗となかなか焦点が定まらない生活を送っている。
そんな中、出雲の裁縫戦士リョウリャンキは地道に裁縫を続け、裁縫スキルは83を超えている。
狩り場はデルシア上の牧羊地だった。しかし、ここに皮狙いのMr.BritaniaというPKがよく現れるのだ。
魔法相手には全く対処のしようがないリョウリャンキはいつも特攻しては殺されていた。あまりにも頻度が多すぎるので、ムーングロウに飛んだ。デルシアと比べれば劣るが、そこそこ動物たちがうろついている。
墓地の近くで狩りをしていると、なにやら奇妙な声が聞こえてくる。不信に思い、墓地に行って見ると、そこには無数のガイコツ達がざわめいていた。
裁縫屋のリョウリャンキにはとても手に負える数ではなかった。
急遽、メイサーバードであるフェイホンに交代だ。
柵の外から太鼓を打ち鳴らし、ガイコツ達を同士討ちさせていった。リッチでさえも、普通のガイコツにボックスされると、みるみるうちに弱っていく。
フェイホン一人だけで、多数のガイコツどもを倒した。バードゆえになせる技であるが、それ以上に、どこからともなく、ガイコツ達も湧き出てきている。なかなか中に入ることができず、倒したガイコツの数にくらべ、収入はわずかなものであった。ただ、たくさんのガイコツ達が殴り合うさまは爽快であり、これからのお気に入りのポイントとなった。

バードって使える!
2000/2/24陥落
トリンシックの町が陥落して数日が過ぎた。
トリンシックは町として機能しなくなり、外から入ることができなくなっていた。リコールで入るにも、銀行前などの主要な場所はブロックされていて入ることはできない、リコールできるのは、ある限られたポイントのみのようだ。あとは、船で海から入るしか手はなかった。
トリンシックの側に家があっても町に入ることはできなかった。その上、周辺にはリッチロード、マミー、スケルトンナイトなどの強力なモンスターが湧き出る地帯となっている。

メイサーバードであるFeihongは、glicoがサルベージした銀武器を手に、これらのアンデットモンスターから名声と金を得ていた。かなり体力的につらい相手達ではあるが、扇動とポーションを利用して、比較的に楽に戦うことができた。
戦術が95程度の戦士であるが世評はFamedになっている。北斗のKikuより上の称号を得ている。
閉ざされているトリンシックに潜入した。海から入り、テレポートの魔法を何度か使い、なんとか入ることができた。
そこには戦闘態勢のPC達とどこからともなく現れるモンスター達だけの殺然とした世界だった。NPCはどこにもおらず、物を買うことも売ることもできない死の町だ。

その町に不思議な建物が建っていた。おどろおどろしいその建造物の目的はいまだ不明であるが、ここで何らかの動きがあることは明白だ。その日が来たらすぐ出撃できるよう、準備を整えていこうと思っている。
|