日時:平成20年1月20日(日)10:30〜13:00
場所:金沢スカイホテル10階(懇親会は16階レストラン)
会費:2,000円(講演聴講のみは無料)
講師:鈴木康允 氏(金沢工業大学情報情報フロンティア学部情報マネジメント学科教授)
演題:「環境と経営」
参加者数:18名
−講師プロフィール−
トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)(株)入社。製品環境委員会、フロン対策委員会、リサイクル委員会
を事務局として運営、自動車の排ガス、騒音、フロン、廃車リサイクル問題の対応及び
環境マネジメントシステム構築等の業務に従事。2007年金沢工業大学教授就任。
(出典:金沢工業大学教員録より)
−環境問題を考える良い機会となる−
平成20年1月20日、第13回異業種交流会を金沢スカイホテルで開催しました。
今回は、鈴木康允先生(金沢工業大学)を講師として招き、
「環境と経営」と題した講演を行いました。
鈴木先生は、トヨタ自動車で環境問題に長年携わった経験をもとに、
同社の環境問題への取り組みについて説明されました。
先生は、「日本はアメリカに比べNOxの排出規制基準が非常に厳しい。
日本はNOxに着目し対策をしてきたが、環境汚染の原因の本質を見極め
ることが非常に重要。ガソリン価格が急騰している中、ハイブリッド
車や電気自動車も注目されているが、バッテリーの回収処理や部品の
リサイクルシステムをきちんと整備していくことも必要。」と説明
されました。
「トヨタの森」計画
(サイトはこちら)
では、地域の方達との連携を進めることが重要で、環境問題は企業・行政・地域住民
(消費者)が三位一体となり取り組むべき問題だと改めて考えさせ
られました。
昼食を兼ねた懇親会でも講師と会員が活発な意見を交わし、参加者
全員大変有意義な時間を過ごしました。
(会報こぶし42号掲載)
講師との質疑応答
懇親会の様子