日時:平成20年8月17日(日)10:30〜13:30
場所:金沢スカイホテル10階(懇親会は16階レストラン)
会費:2,000円(講演聴講のみは無料)
講師:加藤鴻介 氏
(金沢工業大学情報学部情報経営学科
/ 同大学院経営工学専攻 / 社会人大学院知的創造システム専攻 教授 博士(工学))
演題:「企業戦略とナレッジマネジメント」
参加者数:講演15名、懇親会13名
−講師プロフィール−
大手重電機械企業にて数年の設計勤務後、日本IBMおよびIBMビジネス・コンサルティング・サービスに勤務。
システムエンジニアと管理者、企画マネジャー、コンサルタント、パートナー職などの顧客や海外と接する職務
を通して、IT、アプリケーションとビジネスに関する習得と適用の経験を積む。
この間、岡山大学・大学院にてIT関連の集中講義非常勤講師(1981〜97年)、博士課程修了、
金沢工業大学
虎ノ門大学院にて客員教授(ナレッジ・コラボレーション特論、2004年〜06)。
2007年度より金沢工業大学教授就任。
(出典:金沢工業大学教員録より)
−個人の知識量を組織として何十倍にも活用できるナレッジマネジメントのススメ−
平成20年8月17日、第14回異業種交流会を金沢スカイホテルで開催しました。
今回は、加藤鴻介先生(金沢工業大学)を講師として招き、
「企業戦略とナレッジマネジメント」と題した講演を行いました。
冒頭に加藤先生から自己紹介がありました。先生は、平成16年から約3年間、
金沢工業大学虎ノ門大学院で客員教授を務められ、現在も大変多忙な日々を過ごされているという
ことです。趣味のスポーツはテニス、食事を引き立てるワインもお好きとのことでした。
今回は、財務・顧客・業務プロセスなどの視点で体系的に戦略手法をまとめた「企業の戦略マップ」
を中心に、組織におけるナレッジマネジメントの重要性について演習を交え参加者へも意見を求め
ながらわかり易く説明されました。
普段はあまり聞きなれないビジネス用語に時折首をかしげていた参加者もみられましたが、
組織全体の知識量の変化をみる簡単な演習を通して、一人一人の知識量を全員で活用できれば、
組織全体の知識量はその何十倍にもできることに気づかされた参加者からは一転して、「なるほど!」
と大きくうなずいて納得している様子も見られました。
懇親会では今越監事(2期)の乾杯の挨拶で始まり、講師を囲んで意見交換が行われ終始和やかな雰囲気
の中でお開きとなりました。
演習問題に挑戦中の参加者
懇親会の様子