2024. 2.18 <東京> フェブラリーS
                  4歳上/国際・指/定量/ダート1600M


名馬名人2024 TOP   前レース   次レース  


◆【JANKY-レース直前予想】
-前日予想(2/18)-

予想スタンス> 
2007年と同様に単勝と複勝での1点絞込み勝負です。

今年は昨年以上に生産牧場・単勝人気にも十分に注意を払いたいと思います。
回収率ももちろんですが的中率も考慮に入れた予想をしていきたいと思います。

予想のポイントとしては、下記の比率で予想していきたいと思います。

大項目 (重視比率) 中項目 小項目
騎手 (40%) 騎手成績 実績重視
騎手のコースとの相性 取捨選択要素
馬  (40%) 血統 爆発力
馬の能力 客観的に実力判断
馬のコース適性 得意コース
調教 (20%) 中間の調教具合 血統を補うなら調教


<2022〜2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名> 
2022〜2023年のG1での優勝馬の騎手および種牡馬は、下表の通り偏っていました

今年は単勝の的中率を上げたいと思ってるので、2023年複数回の優勝実績の騎手
については、今年評価を上げて予想したいと思います。

2022年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(7) ・石川裕紀人(1)
・田辺裕信(1)
・丸田恭介(1)
・横山和生(2)
・吉田隼人(2)

・アメリカンフェロー(1)
・エイシンフラッシュ(1)
・キズナ(1)
・キタサンブラック(2)
・キトゥンズジョイ(1)
・キングカメハメハ(2)
・クロフネ(1)
・ゴールドアリュール(1)
・ダイワメジャー(1)
・ディープインパクト(2)
・ドゥラメンテ(6)
・ドレフォン(1)
・ハーツクライ(1)
・モーリス(1)
・ルーラーシップ(1)
・ロードカナロア(1)
関西騎手(10) ・池添謙一(1)
・荻野極(1)
・川田将雅(3)
・坂井瑠星(2)
・武豊(1)
・福永祐一(2)
外人騎手(7) ・クリストフ・ルメール(3)
・クリスチャン・デムーロ(1)
・ダミアン・レーン(1)
・バウルジャン・ムルザバエフ(1)
・ライアン・ムーア(1)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

<2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名> 

2023年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(5) ・内田博幸(1)
・北村宏司(1)

・戸崎圭太(2)

・横山武史(1)
・キズナ(2)a
・キタサンブラック(4)
・クロフネ(1)
・サトノクラウン(1)
・スワーヴリチャード(1)
・ダイワメジャー(1)
・ディープインパクト(1)
・ドゥラメンテ(5)
・ハーツクライ(1)
・ハービンジャー(1)
・パレスマリス(1)
・モーリス(1)
・レモンドロップキッド(2)
・ロードカナロア(2)
関西騎手(11) ・川田将雅(5)
・坂井瑠星(2)
・武豊(2)
・団野大成(1)
・藤岡康太(1)
外人騎手(8) ・クリストフ・ルメール(7)
・ダミアン・レーン(1)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

<2024年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>

2024年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(0)
関西騎手(0)
外人騎手(0)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

今回のレース予想>
フェブラリーSは一部観客を入れての開催ですが、競馬ファンにとっては開催される
だけでも幸せだと思います。
JANKY予想はいかに。

昨年2023年のシーズンは10勝14敗と健闘もそのうち単勝は5勝と低迷したので、
予想スタイルの枠を自分にはめて、穴予想にぶれないようにしたいと思います。

*****************************************************************
[予想スタイル2024]
A.単勝人気で4番人気(オッズ変動で5番人気も考慮)までを重視
○B.前年度G1実績騎手 チェック(特に外国人ジョッキーに注目)
○C.前年度G1実績種牡馬 チェック
○D.(芝)東京、京都、阪神コース 前3走 上がり34秒台以上連続実績 チェック
○E.社台スタリオンステーション繋養種牡馬 チェック
○F.次の生産牧場 チェック
 「社台グループ(@社台ファーム(社台)、Aノーザンファーム(NF)、
 B白老ファーム(白老)、C追分ファーム(追分))と、外国牧場(外国)」
○G.馬体の張り・艶感 チェック
*****************************************************************
(ただし、長距離G1−菊花賞および天皇賞(春)等は個人的な血統観を重視します。)



今回の上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬は次の通り

人気重視選択馬(生産) 騎手名 種牡馬
オメガギネス 社台 クリストフ・ルメール ロゴタイプ
ウィルソンテソーロ 松山弘平 キタサンブラック
ドゥラエレーデ NF バウルジャン・ムルザバエフ ドゥラメンテ
ガイアフォース 追分 長岡 禎仁 キタサンブラック
キングズソード 岩田 望来 シニスターミニスター

***************************************************************************
フェブラリーSの過去10年の枠番別成績を以下に示します。
1枠 [0 0 0]  5枠 [0 2 3]
2枠 [3 0 2]  6枠 [2 0 2]
3枠 [1 1 2]  7枠 [2 2 0]
4枠 [2 1 1]  8枠 [0 4 0]
***************************************************************************
●状態の良さから重視<馬体の張り・・・ウィルソンテソーロ>、<艶感・・・ウィルソンテソーロ>

上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬はどれも来そうな馬ばかりですが、
フェブラリーSの過去データ(10年分)をチェックしてみます。
@ダート戦連対率50%以上馬は好走。
 (フェブラリーS優勝馬 10頭中10頭該当)
 (フェブラリーS連対馬 20頭中18頭該当)
  (残り2頭は2015年2着インカンテーション、2021年2着エアスピネル)
 (3着以内馬30頭中24頭該当。)
  (残り2頭は2017年3着カフジテイク、2021年3着ワンダーリーデル、
   2022年3着ソダシ、2023年3着メイショウハリオ)
評価を区分すると次のとおり。
 (A)(◎)ダート戦連対率50%以上馬
 (B)(×)ダート戦連対率50%未満馬

Aダート重賞未勝利馬は苦戦
 ・過去10年の連対馬20頭中19頭がダート重賞勝ち馬。
 (フェブラリーS優勝馬 10頭中10頭該当)
 (フェブラリーS連対馬 20頭中19頭該当)
  (残り1頭は2021年2着エアスピネル)
 (3着以内馬30頭中27頭該当。)
  (残り2頭は2019年3着ユラノト、2022年3着ソダシ)
評価を区分すると次のとおり。
 (C)(◎)ダート重賞勝利馬
 (D)(×)ダート重賞未勝利馬

Bダート1600m未経験馬は苦戦(海外重賞勝ち経験馬、6連勝中の馬を除く。)
 (フェブラリーS優勝馬 10頭中1頭該当)
  (残り1頭は2020年1着モズアスコット)
 (フェブラリーS連対馬 20頭中1頭該当)
 (フェブラリーS 3着以内馬30頭中3頭該当。)
  (残り2頭は2016年3着アスカノロマン、2022年3着ソダシ)

  (海外ダート重賞を優勝したカジノドライブは2009年2着)

C前走ダート1400m以上馬が好走。
 (フェブラリーS優勝馬 10頭中10頭該当)
 (フェブラリーS連対馬 20頭中19頭該当)
  (残り1頭は2023年2着レッドルゼル)
 (3着以内馬30頭中29頭該当。)

D前走馬体重480kg以上馬が好走。
 (フェブラリーS優勝馬 10頭中9頭該当)
  (残り1頭は2018年1着ノンコノユメ 456kg)
 (フェブラリーS連対馬 20頭中18頭該当)
  (残り1頭は2016年2着ノンコノユメ 452kg)
 (フェブラリーS 3着以内馬30頭中27頭該当。)
  (残り1頭は2022年3着ソダシ 470kg)

 過去10年の優勝馬の最低馬体重は450kg・・・2018年1着ノンコノユメ(前走456kg)
 ではあるが、この2018年1着のノンコノユメを例外と捉えると、大型馬が好走している。

 2018年1着のノンコノユメを例外と捉えた場合の過去10年の優勝馬の最低馬体重は
  494kg・・・2020年1着モズアスコット(前走494kg)
 (450kg台の優勝は2004年アドマイヤドンまで遡らなければならない。)


E前走馬体重540kg以上の超大型馬は苦戦
 ・過去10年、馬券に絡んだのは2022年2着テイエムサウスダン(前走554kg)のみ

F前走6番人気以下馬は苦戦
 (フェブラリーS優勝馬 10頭中9頭該当)
  (残り1頭は2018年1着ノンコノユメ)
 (フェブラリーS連対馬 20頭中16頭該当)
  (残り2頭は2018年2着ゴールドドリーム、2021年2着エアスピネル、
   2022年3着テイエムサウスダン)
 (3着以内馬 30頭中24頭該当。)
  (残り2頭は2015年3着ベストウォーリア、2021年3着ワンダーリーデル)

G7歳以上馬は苦戦
 ・7歳以上馬 [0 4 2 58]

H前年度覇者は苦戦。
 ・昨年までの過去15年10頭の前年度覇者が連覇に挑戦するも連対できず。
  09年優勝 サクセスブロッケン  →  10年  3着(勝ち馬 エスポワールシチー)
   (10年優勝 エスポワールシチー →  11年 出走なし)
  11年優勝 トランセンド      →  12年  7着(勝ち馬 テスタマッタ)
  12年優勝 テスタマッタ      →  13年  7着(勝ち馬 グレープブランデー)
   (13年優勝 グレープブランデー  →  14年 出走なし)

  14年優勝 コパノリッキー     →  15年  1着(勝ち馬 コパノリッキー)
  15年優勝 コパノリッキー     →  16年  7着(勝ち馬 モーニン)
  16年優勝 モーニン         →  17年 12着(勝ち馬 ゴールドドリーム)
  17年優勝 ゴールドドリ−ム   →  18年  2着(勝ち馬 ノンコノユメ)
  18年優勝 ノンコノユメ      →  19年 13着(勝ち馬 インティ)
  19年優勝 インティ        →  20年 14着(勝ち馬 モズアスコット)
   (20年優勝 モズアスコット     →  21年 出走なし)
  21年優勝 カフェファラオ     →  22年  1着(勝ち馬 カフェファラオ)
   (22年優勝 カフェファラオ   →  23年 出走なし)
   (23年優勝 レモンポップ    →  24年 出走なし)

  2015年、2022年は例外と見るべきではないかと思います。
  14年優勝 コパノリッキー   →  15年  1着(勝ち馬 コパノリッキー)
  21年優勝 カフェファラオ    →  22年  1着(勝ち馬 カフェファラオ)


I牝馬は苦戦
 ・牝馬 [0 0 1 12]

J過去10年の優勝馬の前走は10頭全てJRA戦
 ・前走地方競馬[0 4 2 38]


JANKYの評価は次の通りです。
 (ア) (A)(◎) × (C)(◎)・・・フェブラリーS馬
 (イ) (B)(×) × (C)(◎)・・・フェブラリーS馬候補がいる。
 (ウ) (A)(◎) × (D)(×)・・・馬券圏内もフェブラリーS馬はいない。
 (エ) (B)(×) × (D)(×)・・・フェブラリーS馬はいない。
フェブラリーSの狙い目はもちろんターゲットエリア(ア)である。

項目 C(◎) D(×)
ダート重賞勝利馬 ダート重賞未勝利馬
赤文字:
ダート1600m未経験馬
赤文字:
(ダート1600m未経験馬)

(◎)
ダート戦
連対率50%以上馬
・該当馬なし
・ドゥラエレーデ
(7歳以上馬)
・レッドルゼル
(前走非JRA戦馬)
・ウィルソンテソーロ
・キングズソード
・スピーディキック(牝馬)
・ミックファイア
(死に目)
・アルファマム(牝馬)
・オメガギネス
(前走非JRA戦馬)
(前走ダート1400m未満馬)
・イグナイター(死に目)
・ドンフランキー
(前走馬体重540kg以上馬)

(×)
ダート戦
連対率50%未満馬
・セキフウ(死に目) ・ペプチドナイル

★初ダート
・ガイアフォース
・シャンパンカラー


(7歳以上馬)
・カラテ
・タガノビューティー

血統×騎手×調教師のクロスボムも今回から登場

項目 C(◎) D(×)
(父) 同レース過去10年
3着以内あり 種牡馬

(マル外含む)
(父) 同レース過去10年
3着以内なし 種牡馬

(マル外含まない)
青文字:
2022年以降
G1勝利あり 騎手騎乗
青文字:
2022年以降
G1勝利あり 騎手騎乗

(◎) 
同レース過去10年3着以内あり 調教師 ・ガイアフォース
・レッドルゼル

(×)
同レース過去10年3着以内なし 調教師 ・キングズソード
・セキフウ
・タガノビューティー
・ペプチドナイル
・ミックファイア
・アルファマム
・イグナイター
・ウィルソンテソーロ
・オメガギネス
・カラテ
・シャンパンカラー
・スピーディキック
・ドゥラエレーデ
・ドンフランキー

<死に目の馬番>
過去10年のフェブラリーSで1回も3着以内馬を出していない馬番が4つあります。
 1番・・・(今回の出走馬では)  イグナイター
 5番・・・(今回の出走馬では)  オメガギネス
 8番・・・(今回の出走馬では)  セキフウ
16番・・・(今回の出走馬では)  アルファマム

来週のサウジカップに日本のダートG1での勝ち馬たちが出走するため手薄感の否めない
フェブラリーS。
しかし、調教師を引退する安田隆行調教師の今回G1最後のレースとして注目したいところです。

結論的に、私が勝負したい馬は
・レッドルゼル
前日単勝オッズは11.6倍(6番人気)。ちなみに複勝は(2.6−3.7倍)

過去のフェブラリーSでも東京ダート1600mでの高速決着を経験しており、2021年4着、
2022年6着、2023年2着であれば8歳馬であっても今回のメンバーならクリアすると見ます。
2021年、2022年ドバイゴールデンシャヒーン(UAE・ダート1200m)でも2着と世界で
戦えるだけの素質はあるわけですから、ダート戦特有の高齢馬の人気落ち好走に期待。

父ロードカナロア(父キングカメハメハ、安田記念、スプリンターズSー2連覇、他G1-5勝)
 ×母父フレンチデピュティ(デピュティミニスター系、ジェロームH(米G2・ダート1600m))
  ×母母父 フジキセキ(朝日杯3歳S)
   ×母母母父シアトリカル(ヌレイエフ系、BCターフ(米G1・芝2400m))

フェブラリーSはこの馬を応援します。
・レッドルゼル
馬券は単勝と複勝で勝負。
ぜひとも、がんばってほしいです(^o^)丿


◆【JANKY-レース回顧】
今回のレース結果を検証してみる。

人気重視選択馬(生産) 騎手名 結果
オメガギネス 社台 クリストフ・ルメール ×
ウィルソンテソーロ 松山弘平 ×
ドゥラエレーデ NF バウルジャン・ムルザバエフ ×
ガイアフォース 追分 長岡 禎仁 複勝510円
キングズソード 岩田 望来 ×

1着 ペプチドナイル
(父キングカメハメハ×母父マンハッタンカフェ)


2着 ガイアフォース
(父キタサンブラック×母父クロフネ)

3着 セキフウ
(父ヘニーヒューズ×母父キングマンボ)

私の予想馬は6番人気の6着でした。


───────────────────────────────────
■ 1 ■ [東京11R] 第41回 フェブラリーステークス(G1)
───────────────────────────────────
2024年2月18日(日) / 東京 1600m ダート・左 / 晴・良
4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量

着 枠 馬番 馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[5] 9 Bペプチドナイル  牡6 58 藤岡佑 1:35.7  11
2[4] 7 ガイアフォース   牡5 58 長 岡 1.1/4   5
3[4] 8 セキフウ      牡5 58  武  クビ   13
4[5] 10 Bタガノビューティー牡7 58 石 橋 ハナ   7
5[6] 11 キングズソード   牡5 58 岩田望 1/2    4
6[7] 13 レッドルゼル    牡8 58 北村友 3    6
7[2] 3 ミックファイア   牡4 58 矢 野 ハナ   9
8[7] 14 ウィルソンテソーロ 牡5 58 松 山 アタマ  2
9[8] 15 ドンフランキー   牡5 58 池 添 アタマ  10
10[8] 16 アルファマム    牝5 56 キング 3/4  12
11[1] 1 イグナイター    牡6 58 西村淳 クビ   8
12[2] 4 ドゥラエレーデ   牡4 58 ムルザ クビ   3
13[6] 12 スピーディキック  牝5 56 御神本 5    15
14[3] 5 オメガギネス    牡4 58 ルメー 1.3/4   1
15[3] 6 カラテ       牡8 58 菅原明 2    16
16[1] 2 シャンパンカラー  牡4 58 内 田 1/2    14

払戻金 [単 勝] 9 3800円
[複 勝] 9 850円/ 7 510円/ 8 1030円
[枠 連] 4−5 6140円
[馬 連] 7−9 27850円
[ワイド] 7−9 5500円 / 8−9 11050円 / 7−8 4820円
[馬 単] 9−7 62030円
[3連複] 7−8−9 197060円
[3連単] 9−7−8 1530500円


名馬名人2024 TOP   前レース   次レース