2024. 3.24 <中京> 高松宮記念
4歳上/国際・指/定量/芝1200M
◆【JANKY-レース直前予想】
-前日予想(3/24)-
<予想スタンス>
2007年と同様に単勝と複勝での1点絞込み勝負です。
今年は昨年以上に生産牧場・単勝人気にも十分に注意を払いたいと思います。
回収率ももちろんですが的中率も考慮に入れた予想をしていきたいと思います。
予想のポイントとしては、下記の比率で予想していきたいと思います。
大項目 (重視比率) | 中項目 | 小項目 |
騎手 (40%) | 騎手成績 | 実績重視 |
騎手のコースとの相性 | 取捨選択要素 | |
馬 (40%) | 血統 | 爆発力 |
馬の能力 | 客観的に実力判断 | |
馬のコース適性 | 得意コース | |
調教 (20%) | 中間の調教具合 | 血統を補うなら調教 |
<2022〜2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>
2022〜2023年のG1での優勝馬の騎手および種牡馬は、下表の通り偏っていました。
今年は単勝の的中率を上げたいと思ってるので、2023年複数回の優勝実績の騎手
については、今年評価を上げて予想したいと思います。
2022年 G1優勝 | 騎手名 | 種牡馬 |
関東騎手(7) | ・石川裕紀人(1) ・田辺裕信(1) ・丸田恭介(1) ・横山和生(2) ・吉田隼人(2) |
・アメリカンフェロー(1) ・エイシンフラッシュ(1) ・キズナ(1) ・キタサンブラック(2) ・キトゥンズジョイ(1) ・キングカメハメハ(2) ・クロフネ(1) ・ゴールドアリュール(1) ・ダイワメジャー(1) ・ディープインパクト(2) ・ドゥラメンテ(6) ・ドレフォン(1) ・ハーツクライ(1) ・モーリス(1) ・ルーラーシップ(1) ・ロードカナロア(1) |
関西騎手(10) | ・池添謙一(1) ・荻野極(1) ・川田将雅(3) ・坂井瑠星(2) ・武豊(1) ・福永祐一(2) |
|
外人騎手(7) | ・クリストフ・ルメール(3) ・クリスチャン・デムーロ(1) ・ダミアン・レーン(1) ・バウルジャン・ムルザバエフ(1) ・ライアン・ムーア(1) |
|
地方騎手(0) |
( )内数字は優勝回数
<2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>
2023年 G1優勝 | 騎手名 | 種牡馬 |
関東騎手(5) | ・内田博幸(1) ・北村宏司(1) ・戸崎圭太(2) ・横山武史(1) |
・キズナ(2)a ・キタサンブラック(4) ・クロフネ(1) ・サトノクラウン(1) ・スワーヴリチャード(1) ・ダイワメジャー(1) ・ディープインパクト(1) ・ドゥラメンテ(5) ・ハーツクライ(1) ・ハービンジャー(1) ・パレスマリス(1) ・モーリス(1) ・レモンドロップキッド(2) ・ロードカナロア(2) |
関西騎手(11) | ・川田将雅(5) ・坂井瑠星(2) ・武豊(2) ・団野大成(1) ・藤岡康太(1) |
|
外人騎手(8) | ・クリストフ・ルメール(7) ・ダミアン・レーン(1) |
|
地方騎手(0) |
( )内数字は優勝回数
<2024年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>
2024年 G1優勝 | 騎手名 | 種牡馬 |
関東騎手(0) | ・キングカメハメハ(1) | |
関西騎手(1) | ・藤岡佑介(1) | |
外人騎手(0) | ||
地方騎手(0) |
( )内数字は優勝回数
<今回のレース予想>
ようやく春の芝G1が始まる高松宮記念。
JANKY予想はいかに。
昨年2023年のシーズンは10勝14敗と健闘もそのうち単勝は5勝と低迷したので、
予想スタイルの枠を自分にはめて、穴予想にぶれないようにしたいと思います。
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[予想スタイル2024]
●A.単勝人気で4番人気(オッズ変動で5番人気も考慮)までを重視
○B.前年度G1実績騎手 チェック(特に外国人ジョッキーに注目)
○C.前年度G1実績種牡馬 チェック
○D.(芝)東京、京都、阪神コース 前3走 上がり34秒台以上連続実績 チェック
○E.社台スタリオンステーション繋養種牡馬 チェック
○F.次の生産牧場 チェック
「社台グループ(@社台ファーム(社台)、Aノーザンファーム(NF)、
B白老ファーム(白老)、C追分ファーム(追分))と、外国牧場(外国)」
○G.馬体の張り・艶感 チェック
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(ただし、長距離G1−菊花賞および天皇賞(春)等は個人的な血統観を重視します。)
今回の上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬は次の通り
人気重視選択馬(生産) | 騎手名 | 種牡馬 | |
ルガル | 西村淳也 | ドゥラメンテ | |
ナムラクレア | 浜中俊 | ミッキーアイル | |
トウシンマカオ | クリストフ・ルメール | ビッグアーサー | |
ビクターザウィナー | 外国 | カーチュン・リョン | トロナド |
マッドクール | 外国 | 坂井瑠星 | ダークエンジェル |
プレレーティングというものがJRAのホームページで掲載されています。
(JRA−HPより引用・抜粋)
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今年、外国馬の参戦は1頭。
・ビクターザウィナー(香港):115
(今回、出走する日本馬のレーティングTOP5)
・ディヴィーナ:112(+4(牡馬との比較時)=116)
・ママコチャ:112(+4(牡馬との比較時)=116)
・シャンパンカラー:115
・マッドクール:115
・ウィンマーベル:113
・トウシンマカオ:113
・ナムラクレア:109(+4(牡馬との比較時)=113)
・ルガル:113
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高松宮記念の過去10年の枠番別成績を以下に示します。
1枠 [1 0 1] 5枠 [1 1 3]
2枠 [3 2 1] 6枠 [0 0 0]
3枠 [2 1 0] 7枠 [2 2 0]
4枠 [0 2 4] 8枠 [1 2 1]
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●状態の良さから重視<馬体の張り・・・トウシンマカオ>、<艶感・・・ウインマーベル>
上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬はどれも来そうな馬ばかりですが、
高松宮記念の過去データ(10年分)をチェックしてみます。
@芝1400m以下の重賞連対歴のある馬が好走。
(高松宮記念優勝馬 10頭中10頭該当)
(高松宮記念連対馬 20頭中20頭該当)
(3着以内馬30頭中27頭該当。)
(残り2頭は2019年3着ショウナンアンセム、2021年3着インディチャンプ、
2022年3着キルロード)
評価を区分すると次のとおり。
(A)(◎)芝1400m以下の重賞連対歴のある馬
(B)(×)芝1400m以下の重賞連対歴のない馬
A非社台グループ生産馬が好走。
他のG1で活躍する馬には社台ファーム生産馬、ノーザンファーム生産馬が多いが、
本レースでは過去10年勝ち馬なく、非社台グループ生産馬が好走している。
(高松宮記念優勝馬 10頭中10頭該当)
(高松宮記念連対馬 20頭中17頭該当)
(残り3頭は2016年2着ミッキーアイル(NF)、2020年2着グランアレグリア(NF)、
2021年2着レシステンシア(NF))
(3着以内馬30頭中22頭該当)
(残り5頭は2015年3着ミッキーアイル(NF)、2017年3着レッドファクルス(社台)、
2018年3着ナックビーナス(社台)、2021年3着インディチャンプ(NF)、
2022年3着トゥラヴェスーラ(社台))
評価を区分すると次のとおり。
(C)(◎)非社台グループ生産馬馬
(D)(×)社台グループ生産馬馬
B前走5着以内馬が好走。
(高松宮記念優勝馬 10頭中9頭該当)
(残り1頭は2019年1着ミスターメロディ(7着))
(高松宮記念連対馬 20頭中18頭該当)
(残り1頭は2019年2着セイウンコウセイ(15着))
(3着以内馬30頭中25頭該当。)
(残り3頭は、2017年3着レッドファルクス(12着)、2022年3着キルロード(6着)、
2023年3着トゥラヴェスーラ(8着))
C前走4番人気以内馬が好走
(高松宮記念優勝馬 10頭中9頭該当)
(残り1頭は2023年1着ファストフォース)
(高松宮記念連対馬 20頭中15頭該当)
(残り4頭は2014年2着スノードラゴン、2018年2着レッツゴードンキ、
2019年2着セイウンコウセイ、2022年2着ロータスランド)
(3着以内馬30頭中23頭該当。)
(残り2頭は2019年3着ショウナンアンセム、2022年3着キルロード)
D5歳馬が好走。
(4歳馬 [3 3 2 31] (勝率 7.6%、連対率15%))
(5歳馬 [3 3 3 35] (勝率 6.8%、連対率15%))
(6歳馬 [2 4 3 35] (勝率 4.5%、連対率14%))
(7歳上 [2 0 2 49] (勝率 3.7%、連対率 4%))
E栗東所属の騎手か外国人騎手騎乗の馬が好走。
2006年に勝った柴田善臣騎手(オレハマッテルゼ)以来15年間、美浦所属の騎手は勝っていない。
F前走馬体重480kg以上馬が好走。(軽量馬は凡走)
(高松宮記念優勝馬 10頭中9頭該当)
(残り1頭は2021年1着ダノンスマッシュ)
(高松宮記念連対馬 20頭中16頭該当)
(残り3頭は2020年2着グランアレグリア、2022年2着ロータスランド、2023年2着ナムラクレア)
(3着以内馬30頭中23頭該当。)
(残り3頭は2014年3着ストレイトガール、2017年3着レッドファクルス、
2020年3着ダイアトニック)
G前走オーシャンS−1着馬は不振
前走オーシャンS−1着馬は[0 0 0 9]
H休み明け3戦目の馬は苦戦。
休み明け3戦目の馬は[0 0 1 着外]と振るわない。
(3着馬1頭は2020年3着ダイアトニック。)
I左回り経験のある馬が好走/左回り経験のない馬の好走なし。
3着以内馬全て左回り経験あり
(2015年1着エアロベロシティもニュージーランドでのデビュー戦が左回りで1着)
JANKYの評価は次の通りです。
(ア) (A)(◎) × (C)(◎)・・・高松宮記念馬
(イ) (B)(×) × (C)(◎)・・・高松宮記念馬候補がいる。
(ウ) (A)(◎) × (D)(×)・・・馬券圏内も高松宮記念馬はいない。
(エ) (B)(×) × (D)(×)・・・高松宮記念馬はいない。
高松宮記念の狙い目はもちろんターゲットエリア(ア)である。
項目 | C(◎) | D(×) | |
非社台グループ生産馬 | 社台グループ生産馬 | ||
赤文字: (前走6着以下馬) |
赤文字: (前走6着以下馬) |
||
A (◎) |
芝1400m以下の重賞連対歴のある馬 | ・ルガル | |
(前走馬体重480kg未満馬) ・ウインマーベル ・ナムラクレア |
・ママコチャ | ||
(左回り経験なし) ・ビクターザウィナー (前走オーシャンS−1着馬) ・トウシンマカオ |
・メイケイエール(死に目) | ||
・テイエムスパーダ ・マッドクール ・ロータスランド(死に目) (美浦所属騎手の騎乗馬) ・ビッグシーザー |
(前走馬体重480kg未満馬) ・ソーダズリング ・モズメイメイ |
||
B (×) |
芝1400m以下の重賞連対歴のない馬 | ・ディヴィーナ | |
(美浦所属騎手の騎乗馬) ・ウインカーネリアン ・シュバルツカイザー(死に目) ・マテンロウオリオン |
(美浦所属騎手の騎乗馬) ・シャンパンカラー |
血統×騎手×調教師のクロスボムも今回から登場
項目 | C(◎) | D(×) | |
(父) 同レース過去10年 3着以内あり 種牡馬 (マル外含む) |
(父) 同レース過去10年 3着以内なし 種牡馬 (マル外含まない) |
||
青文字: 2022年以降 G1勝利あり 騎手騎乗 |
青文字: 2022年以降 G1勝利あり 騎手騎乗 |
||
A (◎) |
同レース過去10年3着以内あり 調教師 | ・シャンパンカラー ・ソーダズリング ・ビッグシーザー ・モズメイメイ |
|
・ナムラクレア ・ロータスランド |
|||
B (×) |
同レース過去10年3着以内なし 調教師 | ・ウインカーネリアン ・マテンロウオリオン ・メイケイエール |
・ウインマーベル ・シュバルツカイザー ・ディヴィーナ ・テイエムスパーダ ・トウシンマカオ ・ビクターザウィナー ・マッドクール ・ママコチャ ・ルガル |
<死に目の馬番>
過去10年の高松宮記念で1回も3着以内馬を出していない馬番が3つあります。
11番・・・(今回の出走馬では) メイケイエール
12番・・・(今回の出走馬では) ロータスランド
18番・・・(今回の出走馬では) シュバルツカイザー
(ちなみに、2015年の18番枠はストレイトガールで結果は1番人気13着でした。)
本来なら、
・ルガル(前日単勝オッズ:3.5倍)
を予想馬にしていてもおかしくないのですが、
年明けからの重賞戦線の結果を見るに、疑問符がついている明け4歳馬のレベル。
自信を持って勝ち馬として予想しにくい面があります。
高松宮記念は前日単勝オッズでは9番人気(16.3倍)のウインマーベルで勝負します。
競馬新聞の方の競馬ブックの調教欄には矢印の向きで調子の良さを示していますが、
今回のウインマーベルはG1ではほとんど見ない(↑)を付けています。
この印を見て買わない手はない。また、買わずに後悔するのが目に見えている。
鞍上の松山弘平騎手は中京芝1200mにおいて若かりし頃から私の信頼は厚い。
辿ればわかるが2013年の高松宮記念の予想馬では松山弘平騎手が騎乗する2番人気馬
ドリームバレンチノを予想馬にし、残念ながらロードカナロアの2着であった。
父アイルハヴアナザー(フォーティナイナー系、米二冠馬)
×母父フジキセキ(サンデーサイレンス系、朝日杯3歳S)
×母母父ニジンスキー(ノーザンダンサー系、英三冠馬)
×母母母父ハチェットマン(ブランドフォード系、ワイドナーH(米G1・ダート2000m))
高松宮記念はこの馬を応援します。
・ウインマーベル
馬券は単勝と複勝で勝負。
ぜひとも、がんばってほしいです(^o^)丿
◆【JANKY-レース回顧】
今回のレース結果を検証してみる。
人気重視選択馬(生産) | 騎手名 | 結果 | |
ルガル | 西村淳也 | × | |
ナムラクレア | 浜中俊 | 複勝180円 | |
トウシンマカオ | クリストフ・ルメール | × | |
ビクターザウィナー | 外国 | カーチュン・リョン | 複勝340円 |
マッドクール | 外国 | 坂井瑠星 | 単勝960円、複勝300円 |
1着 マッドクール
(父ダークエンジェル×母父インディアンリッジ)
2着 ナムラクレア
(父ミッキーアイル×母父ストームキャット)
3着 ビクターザウィナー
(父トロナド×母父ケープクロス)
私の予想馬は8番人気の12着でした。
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■ 2 ■ [中京11R] 第54回 高松宮記念(G1)
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2024年3月24日(日) / 中京 1200m 芝・左 / 小雨・重
4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
着 枠 馬番 馬名 性齢 斤 騎手 着差 人気
1[1] 2 マッドクール 牡5 58 坂 井 1:08.9 6
2[2] 3 ナムラクレア 牝5 56 浜 中 アタマ 2
3[5] 10 ビクターザウィナー セ6 58 リョン 3 5
4[7] 13 Bウインカーネリアン牡7 58 三 浦 1.1/2 11
5[6] 12 ロータスランド 牝7 56 岩田康 ハナ 12
6[3] 5 トウシンマカオ 牡5 58 ルメー 1/2 4
7[1] 1 ビッグシーザー 牡4 58 吉田隼 1/2 9
8[7] 14 ママコチャ 牝5 56 川 田 3/4 3
9[6] 11 メイケイエール 牝6 56 池 添 1/2 10
10[3] 6 ルガル 牡4 58 西村淳 3/4 1
11[7] 15 ディヴィーナ 牝6 56 デムー 3/4 13
12[8] 16 Bウインマーベル 牡5 58 松 山 1.1/2 8
13[8] 18 シュバルツカイザー セ6 58 大 野 3/4 18
14[4] 8 ソーダズリング 牝4 56 武 クビ 7
15[2] 4 モズメイメイ 牝4 56 藤岡佑 1.1/4 16
16[8] 17 Bマテンロウオリオン牡5 58 横山典 3/4 17
17[5] 9 シャンパンカラー 牡4 58 吉田豊 2.1/2 14
18[4] 7 テイエムスパーダ 牝5 56 富 田 1.1/2 15
払戻金 [単 勝] 2 960円
[複 勝] 2 300円/ 3 180円/ 10 340円
[枠 連] 1−2 1620円
[馬 連] 2−3 2110円
[ワイド] 2−3 760円 / 2−10 1900円 / 3−10 1190円
[馬 単] 2−3 4920円
[3連複] 2−3−10 10020円
[3連単] 2−3−10 58740円