2024. 3.31 <阪神> 大阪杯
                  3歳上/国際・指/定量/芝2000M


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◆【JANKY-レース直前予想】
-前日予想(3/31)-

予想スタンス> 
2007年と同様に単勝と複勝での1点絞込み勝負です。

今年は昨年以上に生産牧場・単勝人気にも十分に注意を払いたいと思います。
回収率ももちろんですが的中率も考慮に入れた予想をしていきたいと思います。

予想のポイントとしては、下記の比率で予想していきたいと思います。

大項目 (重視比率) 中項目 小項目
騎手 (40%) 騎手成績 実績重視
騎手のコースとの相性 取捨選択要素
馬  (40%) 血統 爆発力
馬の能力 客観的に実力判断
馬のコース適性 得意コース
調教 (20%) 中間の調教具合 血統を補うなら調教


<2022〜2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名> 
2022〜2023年のG1での優勝馬の騎手および種牡馬は、下表の通り偏っていました

今年は単勝の的中率を上げたいと思ってるので、2023年複数回の優勝実績の騎手
については、今年評価を上げて予想したいと思います。

2022年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(7) ・石川裕紀人(1)
・田辺裕信(1)
・丸田恭介(1)
・横山和生(2)
・吉田隼人(2)

・アメリカンフェロー(1)
・エイシンフラッシュ(1)
・キズナ(1)
・キタサンブラック(2)
・キトゥンズジョイ(1)
・キングカメハメハ(2)
・クロフネ(1)
・ゴールドアリュール(1)
・ダイワメジャー(1)
・ディープインパクト(2)
・ドゥラメンテ(6)
・ドレフォン(1)
・ハーツクライ(1)
・モーリス(1)
・ルーラーシップ(1)
・ロードカナロア(1)
関西騎手(10) ・池添謙一(1)
・荻野極(1)
・川田将雅(3)
・坂井瑠星(2)
・武豊(1)
・福永祐一(2)
外人騎手(7) ・クリストフ・ルメール(3)
・クリスチャン・デムーロ(1)
・ダミアン・レーン(1)
・バウルジャン・ムルザバエフ(1)
・ライアン・ムーア(1)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

<2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名> 

2023年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(5) ・内田博幸(1)
・北村宏司(1)

・戸崎圭太(2)

・横山武史(1)
・キズナ(2)a
・キタサンブラック(4)
・クロフネ(1)
・サトノクラウン(1)
・スワーヴリチャード(1)
・ダイワメジャー(1)
・ディープインパクト(1)
・ドゥラメンテ(5)
・ハーツクライ(1)
・ハービンジャー(1)
・パレスマリス(1)
・モーリス(1)
・レモンドロップキッド(2)
・ロードカナロア(2)
関西騎手(11) ・川田将雅(5)
・坂井瑠星(2)
・武豊(2)
・団野大成(1)
・藤岡康太(1)
外人騎手(8) ・クリストフ・ルメール(7)
・ダミアン・レーン(1)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

<2024年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>

2024年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(0) ・キングカメハメハ(1)
・ダークエンジェル(1)
関西騎手(2) ・坂井瑠星(1)
・藤岡佑介(1)
外人騎手(0)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

今回のレース予想>
ドバイ国際競走が夜あり、午後にはまた国内G1大阪杯が行われる3月の末日。
JANKY予想はいかに。

昨年2023年のシーズンは10勝14敗と健闘もそのうち単勝は5勝と低迷したので、
予想スタイルの枠を自分にはめて、穴予想にぶれないようにしたいと思います。

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[予想スタイル2024]
A.単勝人気で4番人気(オッズ変動で5番人気も考慮)までを重視
○B.前年度G1実績騎手 チェック(特に外国人ジョッキーに注目)
○C.前年度G1実績種牡馬 チェック
○D.(芝)東京、京都、阪神コース 前3走 上がり34秒台以上連続実績 チェック
○E.社台スタリオンステーション繋養種牡馬 チェック
○F.次の生産牧場 チェック
 「社台グループ(@社台ファーム(社台)、Aノーザンファーム(NF)、
 B白老ファーム(白老)、C追分ファーム(追分))と、外国牧場(外国)」
○G.馬体の張り・艶感 チェック
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(ただし、長距離G1−菊花賞および天皇賞(春)等は個人的な血統観を重視します。)



今回の上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬は次の通り

人気重視選択馬(生産) 騎手名 種牡馬
ローシャムパーク NF 戸崎圭太 ハービンジャー
タスティエーラ NF 松山弘平 サトノクラウン
プラダリア 池添謙一 ディープインパクト
ベラジオオペラ 社台 横山和生 ロードカナロア
ソールオリエンス 社台 横山武史 キタサンブラック

プレレーティングというものがJRAのホームページで掲載されています。
(JRA−HPより引用・抜粋)
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・今年は外国馬の参戦なし

(今回、出走する日本馬のレーティングTOP5)
・ソールオリエンス:119
・タスティエーラ:118
・ベラジオオペラ:117
・プラダリア:116
・ローシャムパーク:116
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G1昇格後の大阪杯の過去7年の枠番別成績を以下に示します。
1枠 [0 1 0]  5枠 [2 0 2]
2枠 [0 0 1]  6枠 [1 1 1]
3枠 [1 2 0]  7枠 [0 1 1 ]
4枠 [2 1 1]  8枠 [1 1 1]
***************************************************************************
●状態の良さから重視<馬体の張り・・・ベラジオオペラ>、<艶感・・・プラダリア>

上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬はどれも来そうな馬ばかりですが、
大阪杯の過去データ(10年分または阪神開催を除く9年分)をチェックしてみます。
@前走5番人気以内馬が好走
 (大阪杯優勝馬 10頭中9頭該当)
  (残り1頭は2015年1着ラキシス
 (大阪杯連対馬 20頭中18頭該当)
  (残り1頭は2014年2着トウカイパラダイス)
 (3着以内馬30頭中28頭該当)
評価を区分すると次のとおり。
 (A)(◎)前走5番人気以上馬
 (B)(×)前走6番人気以下馬

A前々走5番人気以内馬が好走
 (大阪杯優勝馬 10頭中10頭該当)
 (大阪杯連対馬 20頭中19頭該当)
  (残り1頭は2021年2着モズベッロ)
 (3着以内馬30頭中27頭該当)
  (残り2頭は2017年3着ヤマカツエース、2023年3着ダノンザキッド)
評価を区分すると次のとおり。
 (C)(◎)前々走5番人気以上馬
 (D)(×)前々走6番人気以下馬

B前走5着以内の馬が好走。
 (大阪杯優勝馬 10頭中9頭該当)
  (残り1頭は2015年1着ラキシス(前走6着(有馬記念)))
 (大阪杯連対馬 20頭中17頭該当)
  (残り2頭は2017年2着ステファノス(前走6着(金鯱賞))、
   2021年2着モズベッロ(前走8着(京都記念)))
 (3着以内馬30頭中27頭該当)

C阪神コース経験馬が好走。
 (大阪杯優勝馬 10頭中10頭該当)
 (大阪杯連対馬 20頭中19頭該当)
  (残り1頭は2016年2着キタサンブラック)
 (3着以内馬30頭中28頭該当)
  (残り1頭は2020年3着ダノンキングリー)

D5歳馬が好走。
 (4歳馬 [2 3 5 22] (勝率 6.2%、連対率16%)
 (5歳馬 [5 3 2 28] (勝率13.1%、連対率21%)

 (6歳馬 [0 1 0 17] (勝率 0.0%、連対率 6%)
 (7歳上 [0 0 0 13]  (勝率 0.0%、連対率 0.0%

 6歳以上で優勝したのは2010年のテイエムアンコール(6歳)が最後

E2017年のG1昇格後、前走馬体重480kg以上馬が好走。
 (大阪杯優勝馬 7頭中5頭該当)
(勝ち馬5頭は500kg超と大型馬が優勢)
  (残り2頭は2021年1着レイパパレ(前走424kg)、2022年1着ポタジェ(前走466kg)).
 (大阪杯連対馬14頭中9頭該当)
  (残り2頭は2020年2着クロノジェネシス(前走460kg)、2022年2着レイパパレ(前走430kg)、
   2023年2着スターズオンアース(前走472kg))
 (3着以内馬21頭中13頭該当)
  (残り2頭は2019年3着ワグネリアン(前走460kg)、2020年3着ダノンキングリー(前走458kg))、
   2021年3着コントレイル(前走456kg))

F関西馬が好走
 (関東馬 [ 0 1 1 24] (勝率  0%、連対
率 4%
  3着以内の2頭はともに1番人気馬(2020年、2023年)。2番人気以下の関東馬は全滅。
 (関西馬 [ 7 6 6 56] (勝率9.3%、連対率17%)

 美浦所属で優勝したのは1999年のサイレントハンターが最後

G1枠と2枠の馬は20年以上にわたって勝っていない
 1枠と2枠で優勝したのは、2001年のトーホウドリーム(2枠)が最後。

Hサンデーサイレンス系種牡馬産駒が好走
 勝ち馬10頭中9頭に該当。
 (大阪杯優勝馬 10頭中9頭該当)
  (残り1頭は2023年1着ジャックドール(父モーリス))

I
ドゥラメンテ産駒が阪神芝2000m得意も今回は出走馬なし。
 (過去2年の阪神芝2000種牡馬成績 [11 7 5 45] (勝率16.2%、連対26.5%))
 
 ハーツクライ産駒
 (過去2年の阪神芝2000種牡馬成績 [5 8 7 48] (勝率7.4%、連対率19.1%))
 ディープインパクト産駒
 (過去2年の阪神芝2000種牡馬成績 [5 5 7 43] (勝率8.3%、連対16.7%))
 シルバーステート産駒
 (過去2年の阪神芝2000種牡馬成績 [5 4 3 22] (勝率14.7%、連対率26.5%))
 キングカメハメハ産駒
 (過去2年の阪神芝2000種牡馬成績 [5 4 0 8] (勝率29.4%、連対率52.9%))
 エピファネイア産駒
 (過去2年の阪神芝2000種牡馬成績 [5 3 6 58] (勝率6.9%、連対率11.1%))

JANKYの評価は次の通りです。
 (ア) (A)(◎) × (C)(◎)・・・大阪杯馬
 (イ) (B)(×) × (C)(◎)・・・大阪杯馬候補がいる。
 (ウ) (A)(◎) × (D)(×)・・・馬券圏内も大阪杯馬はいない。
 (エ) (B)(×) × (D)(×)・・・大阪杯馬はいない。
大阪杯の狙い目はもちろんターゲットエリア(ア)である。

項目 C(◎) D(×)
前々走
5番人気以内馬
前々走
6番人気以下馬
赤文字:
(前走馬体重480kg未満馬)
赤文字:
(前走馬体重480kg未満馬)

(◎)   
前走
5番人気以内馬  
・該当馬なし ・リカンカブール
・ミッキーゴージャス(1枠)

(前走京都記念組)
・ベラジオオペラ
・キラーアビリティ
・プラダリア
(関東馬)
・エピファニー

(関東馬)
(阪神コース未経験馬)
・ソールオリエンス(死に目)
・タスティエーラ(2枠)
・ルージュエヴァイユ
・ローシャムパーク(1枠)
(6歳以上馬)
・ステラヴェローチェ

(関東馬)

・ジオグリフ

(×)
前走
6番人気以下馬
・スタニングローズ
・ハーパー
6歳以上馬
・カテドラル(死に目)
・ハヤヤッコ(関東馬)(2枠)

血統×騎手×調教師のクロスボムも今回から登場

項目 C(◎) D(×)
(父) 同レース過去10年
3着以内あり 種牡馬

(マル外含む)
(父) 同レース過去10年
3着以内なし 種牡馬

(マル外含まない)
青文字:
2022年以降
G1勝利あり 騎手騎乗
青文字:
2022年以降
G1勝利あり 騎手騎乗

(◎) 
同レース過去10年3着以内あり 調教師
・キラーアビリティ
・スタニングローズ
・ハーパー

(×)
同レース過去10年3着以内なし 調教師 ・カテドラル
・ステラヴェローチェ
・ハヤヤッコ
・プラダリア
・ルージュエヴァイユ
・エピファニー
・ジオグリフ
・ソールオリエンス
・タスティエーラ
・ベラジオオペラ
・ミッキーゴージャス
・リカンカブール
・ローシャムパーク

<死に目の馬番>
過去10年の大阪杯で1回も3着以内馬を出していない馬番が2つあります。
10番・・・(今回の出走馬では)  ソールオリエンス
16番・・・(今回の出走馬では)  カテドラル

2016年までG2だった大阪杯が、阪神芝2000mの内回りコースのまま2017年からG1に
昇格した大阪杯。

ベラジオオペラに注目するも京都記念組は過去10年[0 3 120]と勝ち星無し。
今回も阪神未経験馬、関東馬、1枠、2枠が不振ということで有力馬がバッサリ消えました。

大阪杯は前日単勝オッズでは13番人気(41.9倍)のリカンカブールで勝負します。

阪神芝2000mのシルバーステート産駒は勝率、連対率ともに高く、揉まれない外枠も魅力。
人気無さすぎですが、今回の出走馬のレベルならG3勝ちの実績で十分に足ると思います。

鞍上の津村騎手は関東の中堅どころですがおそらく前目につけると思うので阪神コース
内回りへの攻略にも大きな支障にはならないでしょう。

父シルバーステート(父ディープインパクト、垂水S、オーストラリアT)
 ×母父ゾファニー(デインヒル系、フィーニクスS(愛G1・芝1200m))
  ×母母父ピヴォタル(ヌレイエフ系、仏ダービー(英G1・芝1000m))
   ×母母母父カーリアン(ニジンスキー系、仏ダービー(仏G1・芝2400m))

大阪杯はこの馬を応援します。
・リカンカブール
馬券は単勝と複勝で勝負。
ぜひとも、がんばってほしいです(^o^)丿


◆【JANKY-レース回顧】
今回のレース結果を検証してみる。

人気重視選択馬(生産) 騎手名 結果
ローシャムパーク NF 戸崎圭太 複勝250円
タスティエーラ NF 松山弘平 ×
プラダリア 池添謙一 ×
ベラジオオペラ 社台 横山和生 単勝550円、複勝220円
ソールオリエンス 社台 横山武史 ×

1着 ベラジオオペラ
(父ロードカナロア×母父ハービンジャー)

2着 ローシャムパーク
(父ハービンジャー×母父キングカメハメハ)


3着 ルージュエヴァイユ
(父ジャスタウェイ×母父フランケル)

私の予想馬は12番人気の16着でした。


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■ 3 ■ [阪神11R] 第68回 大阪杯(G1)
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2024年3月31日(日) / 阪神 2000m 芝・右 内 / 晴・良
4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量

着 枠 馬番 馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[6] 11 ベラジオオペラ   牡4 58 横山和 1:58.2  2
2[1] 2 ローシャムパーク  牡5 58 戸 崎 クビ   3
3[7] 13 ルージュエヴァイユ 牝5 56 菅原明 ハナ   11
4[5] 9 ステラヴェローチェ 牡6 58 酒 井 1/2    7
5[3] 6 ジオグリフ     牡5 58 北村宏 1    8
6[4] 8 プラダリア     牡5 58 池 添 1    4
7[5] 10 Bソールオリエンス 牡4 58 横山武 クビ   5
8[3] 5 スタニングローズ  牝5 56 西村淳 アタマ  6
9[8] 16 カテドラル     牡8 58 藤岡康 1.1/4   16
10[7] 14 エピファニー    牡5 58 杉 原 クビ   13
11[2] 3 タスティエーラ   牡4 58 松 山 ハナ   1
12[2] 4 Bハヤヤッコ    牡8 58  幸  クビ   15
13[4] 7 ハーパー      牝4 56 岩田望 3    9
14[1] 1 ミッキーゴージャス 牝4 56 デムー アタマ  10
15[6] 12 キラーアビリティ  牡5 58 北村友 4    14
16[8] 15 リカンカブール   牡5 58 津 村 2    12

払戻金 [単 勝] 11 550円
[複 勝] 11 220円/ 2 250円/ 13 730円
[枠 連] 1−6 1600円
[馬 連] 2−11 1930円
[ワイド] 2−11 900円 / 11−13 3120円 / 2−13 3700円
[馬 単] 11−2 3720円
[3連複] 2−11−13 22720円
[3連単] 11−2−13 93050円


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