2024. 5.26 <東京> 日本ダービー
3歳/国際・指/牡・牝/定量/芝2400M
◆【JANKY-レース直前予想】
-前日予想(5/26)-
<予想スタンス>
2007年と同様に単勝と複勝での1点絞込み勝負です。
今年は昨年以上に生産牧場・単勝人気にも十分に注意を払いたいと思います。
回収率ももちろんですが的中率も考慮に入れた予想をしていきたいと思います。
予想のポイントとしては、下記の比率で予想していきたいと思います。
大項目 (重視比率) | 中項目 | 小項目 |
騎手 (40%) | 騎手成績 | 実績重視 |
騎手のコースとの相性 | 取捨選択要素 | |
馬 (40%) | 血統 | 爆発力 |
馬の能力 | 客観的に実力判断 | |
馬のコース適性 | 得意コース | |
調教 (20%) | 中間の調教具合 | 血統を補うなら調教 |
<2022〜2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>
2022〜2023年のG1での優勝馬の騎手および種牡馬は、下表の通り偏っていました。
今年は単勝の的中率を上げたいと思ってるので、2023年複数回の優勝実績の騎手
については、今年評価を上げて予想したいと思います。
2022年 G1優勝 | 騎手名 | 種牡馬 |
関東騎手(7) | ・石川裕紀人(1) ・田辺裕信(1) ・丸田恭介(1) ・横山和生(2) ・吉田隼人(2) |
・アメリカンフェロー(1) ・エイシンフラッシュ(1) ・キズナ(1) ・キタサンブラック(2) ・キトゥンズジョイ(1) ・キングカメハメハ(2) ・クロフネ(1) ・ゴールドアリュール(1) ・ダイワメジャー(1) ・ディープインパクト(2) ・ドゥラメンテ(6) ・ドレフォン(1) ・ハーツクライ(1) ・モーリス(1) ・ルーラーシップ(1) ・ロードカナロア(1) |
関西騎手(10) | ・池添謙一(1) ・荻野極(1) ・川田将雅(3) ・坂井瑠星(2) ・武豊(1) ・福永祐一(2) |
|
外人騎手(7) | ・クリストフ・ルメール(3) ・クリスチャン・デムーロ(1) ・ダミアン・レーン(1) ・バウルジャン・ムルザバエフ(1) ・ライアン・ムーア(1) |
|
地方騎手(0) |
( )内数字は優勝回数
<2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>
2023年 G1優勝 | 騎手名 | 種牡馬 |
関東騎手(5) | ・内田博幸(1) ・北村宏司(1) ・戸崎圭太(2) ・横山武史(1) |
・キズナ(2)a ・キタサンブラック(4) ・クロフネ(1) ・サトノクラウン(1) ・スワーヴリチャード(1) ・ダイワメジャー(1) ・ディープインパクト(1) ・ドゥラメンテ(5) ・ハーツクライ(1) ・ハービンジャー(1) ・パレスマリス(1) ・モーリス(1) ・レモンドロップキッド(2) ・ロードカナロア(2) |
関西騎手(11) | ・川田将雅(5) ・坂井瑠星(2) ・武豊(2) ・団野大成(1) ・藤岡康太(1) |
|
外人騎手(8) | ・クリストフ・ルメール(7) ・ダミアン・レーン(1) |
|
地方騎手(0) |
( )内数字は優勝回数
<2024年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>
2024年 G1優勝 | 騎手名 | 種牡馬 |
関東騎手(3) | ・津村明秀(1) ・戸崎圭太(1) ・横山和生(1) |
・エピファネイア(2) ・キズナ(1) ・キングカメハメハ(1) ・ダークエンジェル(1) ・ハービンジャー(1) ・パレスマリス(1) ・リオンディーズ(1) ・ロードカナロア(1) |
関西騎手(4) | ・川田将雅(1) ・坂井瑠星(1) ・藤岡佑介(1) ・菱田裕二(1) |
|
外人騎手(2) | ・クリストフ・ルメール(1) ・ジョアン・モレイラ(1) |
|
地方騎手(0) |
( )内数字は優勝回数
<今回のレース予想>
逃げ馬のメイショウタバルが直前での出走取り消しで17頭立ての日本ダービー。
JANKY予想はいかに。
昨年2023年のシーズンは10勝14敗と健闘もそのうち単勝は5勝と低迷したので、
予想スタイルの枠を自分にはめて、穴予想にぶれないようにしたいと思います。
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[予想スタイル2024]
●A.単勝人気で4番人気(オッズ変動で5番人気も考慮)までを重視
○B.前年度G1実績騎手 チェック(特に外国人ジョッキーに注目)
○C.前年度G1実績種牡馬 チェック
○D.(芝)東京、京都、阪神コース 前3走 上がり34秒台以上連続実績 チェック
○E.社台スタリオンステーション繋養種牡馬 チェック
○F.次の生産牧場 チェック
「社台グループ(@社台ファーム(社台)、Aノーザンファーム(NF)、
B白老ファーム(白老)、C追分ファーム(追分))と、外国牧場(外国)」
○G.馬体の張り・艶感 チェック
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(ただし、長距離G1−菊花賞および天皇賞(春)等は個人的な血統観を重視します。)
今回の上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬は次の通り
人気重視選択馬(生産) | 騎手名 | 種牡馬 | |
ジャスティンミラノ | NF | 戸崎圭太 | キズナ |
レガレイラ | NF | クリストフ・ルメール | スワーヴリチャード |
シックスペンス | NF | 川田将雅 | キズナ |
アーバンシック | NF | 横山武史 | スワーヴリチャード |
コスモキュランダ | ミルコ・デムーロ | アルアイン |
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日本ダービーの過去10年の枠番別成績を以下に示します。
1枠 [2 2 1] 5枠 [1 0 0]
2枠 [1 1 2] 6枠 [2 2 3]
3枠 [1 1 1] 7枠 [2 1 1]
4枠 [0 2 1] 8枠 [1 1 1]
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●状態の良さから重視<馬体の張り・・・シックスペンス>、<艶感・・・シックスペンス>
今年も2009年以来同様に(下記に詳述)
<JANKYの春クラシックの戦略:〜日本ダービーへの想いから桜花賞を考察する〜>
の戦略に基づいて春クラシックを戦おうと思っています。
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[予想スタイル2024]
○D.(芝)東京、京都、阪神コース 前3走 上がり34秒台以上連続実績 チェック
評価を区分すると次のとおり。
(A)(◎)前3走上がり34秒台以上連続実績あり
(B)(×)前3走上がり34秒台以上連続実績なし
上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬はどれも来そうな馬ばかりですが、
日本ダービーの過去データ(10年分)をチェックしてみます。
@前走馬体重504kg以下の馬が好走。
(日本ダービー勝ち馬 10頭中10頭該当)
(日本ダービー連対馬 20頭中19頭該当)
(残り1頭は2020年2着サリオス(前走536kg))
(3着以内馬30頭中28頭該当)
(残り1頭は2017年3着アドミラブル(前走510kg))
評価を区分すると次のとおり。
(C)(◎)前走から継続騎乗
(D)(×)前走から乗り替わり
A前々走馬体重504kg以下の馬が好走。
(日本ダービー勝ち馬 10頭中10頭該当)
(日本ダービー連対馬 20頭中18頭該当)
(残り1頭は2020年2着サリオス(前走538kg)、
2021年2着エフフォーリア(前走514kg))
(3着以内馬30頭中26頭該当)
(残り2頭は2017年3着アドミラブル(前走514kg)、
2023年3着ハーツコンチェルト(前走508kg))
B前走5番人気以内馬が好走。
(日本ダービー勝ち馬 10頭中10頭該当)
(日本ダービー連対馬 20頭中19頭該当)
(残り1頭は2018年2着エポカドーロ)
(3着以内馬30頭中26頭該当)
(残り3頭は2016年3着ディーマジェスティ、2021年3着ステラヴェローチェ、
2022年3着アスクビクターモア)
C連対率50%超馬が好走。
(日本ダービー勝ち馬 10頭中10頭該当)
(日本ダービー連対馬 20頭中20頭該当)
(3着以内馬30頭中27頭該当)
(残り3頭は2014年3着マイネルフロスト、2022年3着アスクビクターモア、
2023年3着ハーツコンチェルト)
D重賞勝ち馬が好走。
(日本ダービー勝ち馬 10頭中9頭該当)
(残り1頭は2019年1着ロジャーバローズ)
(日本ダービー連対馬 20頭中19頭該当)
(3着以内馬30頭中25頭該当)
(残り4頭は2018年3着コズミックフォース、2019年3着ヴェロックス、
2020年3着ヴェルトライゼンデ、2023年3着ハーツコンチェルト)
E過去10年、前走皐月賞組で「着外(6着以下)」かつ「5番人気以下」だった馬は1頭も
3着以内に入っていない。
F皐月賞組は8着以下馬は苦戦。
皐月賞組は2018年ワグネリアンが7着から優勝するも、同レース8着以下からの連対馬なし。
G2歳10月の時期までにデビューした馬が好走。
(日本ダービー勝ち馬 10頭中9頭該当)
(残り1頭は2023年1着タスティエーラ(11月東京))
(日本ダービー連対馬 20頭中17頭該当)
(残り2頭は2016年2着サトノダイヤモンド(11月京都)、
2023年2着ソールオリエンス(11月東京))
(3着以内馬30頭中27頭該当)
H2016年以降はキャリア6戦以上馬に連対馬なし [0 0 2 着外]
(3着の2頭は2019年3着ヴェロックス、2022年3着アスクビクターモア)
I前走NHKマイルC組は苦戦 [0 0 0 16]
J前走の上り3F順位が3位以内馬が好走。
(日本ダービー勝ち馬 10頭中8頭該当)
(残り1頭は2019年1着ロジャーバローズ、2023年1着タスティエーラ)
(参考)
K前走から継続騎乗の馬が好走。・・・初騎乗ならば軽視
(日本ダービー勝ち馬 10頭中8頭該当)
(残り2頭は2021年1着シャフリヤール(同馬の前走は代打騎乗)、
2023年1着タスティエーラ)
(日本ダービー連対馬 20頭中17頭該当)
(残り1頭は2015年2着サトノラーゼン)
(3着以内馬30頭中25頭該当)
(残り2頭は2014年3着マイネルフロスト、2018年3着コズミックフォース)
(ア) (A)(◎) × (C)(◎)・・・日本ダービー馬
(イ) (B)(×) × (C)(◎)・・・日本ダービー馬候補がいる。
(ウ) (A)(◎) × (D)(×)・・・馬券圏内も日本ダービー馬はいない。
(エ) (B)(×) × (D)(×)・・・日本ダービー馬はいない。
日本ダービーの狙い目はもちろんターゲットエリア(ア)である。
項目 | C(◎) | D(×) | |
前走馬体重504kg以下馬 | 前走馬体重506kg以上馬 | ||
赤文字: (前走6番人気以下馬) |
赤文字: (前走6番人気以下馬) |
||
A (◎) |
前3走上がり 34秒台以上連続実績あり |
(左後一白) ・シックスペンス |
|
(前走NHKマイルC組) ・ゴンバデカーブース |
|||
(キャリア6戦以上馬) ・コスモキュランダ (連対率50%以下馬) ・ジューンテイク |
(デビュー2歳11月以降馬) ・ジャスティンミラノ(死に目) |
||
(皐月賞組着外・5×) ・エコロヴァルツ ・ビザンチンドリーム(デビュー2歳11月以降馬)(皐月賞8着以下馬) |
(北海道デビュー組) ・アーバンシック |
||
B (×) |
前3走上がり 34秒台以上連続実績なし |
(デビュー2歳11月以降馬) ・シュガークン ・シンエンペラー |
|
・ダノンエアズロック(死に目) | (連対率50%以下馬) ・ダノンデサイル |
||
(連対率50%以下馬) ・ミスタージーティー(皐月賞組着外・5×) ・レガレイラ(北海道デビュー組) |
・ショウナンラプンタ (皐月賞組着外・5×) ・サンライズアース ・サンライズジパング |
血統×騎手×調教師のクロスボムも今回から登場
項目 | C(◎) | D(×) | |
(父) 同レース過去10年 3着以内あり 種牡馬 (マル外含む) |
(父) 同レース過去10年 3着以内なし 種牡馬 (マル外含まない) |
||
青文字: 2022年以降 G1勝利あり 騎手騎乗 |
青文字: 2022年以降 G1勝利あり 騎手騎乗 |
||
A (◎) |
同レース過去10年3着以内あり 調教師 | ・該当馬なし | ・アーバンシック ・ゴンバデカーブース ・シックスペンス ・ジャスティンミラノ ・シュガークン ・シンエンペラー ・ダノンエアズロック ・ミスタージーティー ・レガレイラ |
B (×) |
同レース過去10年3着以内なし 調教師 | ・ダノンデサイル ・ビザンチンドリーム |
・エコロヴァルツ ・コスモキュランダ ・サンライズアース ・サンライズジパング ・ジューンテイク ・ショウナンラプンタ |
<死に目の馬番>
過去10年の日本ダービーで1回も3着以内馬を出していない馬番が3つあります。
・ 9番・・・(今回の出走馬では) ダノンエアズロック(モレイラ騎手騎乗)
・15番・・・(今回の出走馬では) ジャスティンミラノ(1番人気馬)
・16番・・・(今回の出走馬では) メイショウタバル(出走取消)
<北海道デビュー組>
デビュー時期について参考にしたいのは
かつて高水準と言われた北海道デビュー組が2006年以降はほとんど馬券に絡んでいない
ということ。
つまりこの10年間3着以内にきたのは3頭のみということで、頭としてはバッサリでいいと判断
しました。(2015年2着サトノラーゼン(札幌)、2016年3着ディーマジェスティ(札幌)、
2021年2着エフフォーリア(札幌))
サンデーサイレンス産駒がクラシックからいなくなったのが2007年なので関連しているのかも。
日本ダービーは前日単勝オッズでは3番人気(8.3倍)のシックスペンスで勝負します。
最後の決め手は、走る馬に多い「左後一白」で決めました。
JANKYが重視する日本ダービーに出走する際に、「前3走」で発揮していた能力
・前3走上がり34秒台以上連続実績あり
自分で言うのもなんですが、その時勝てなくてもその後のG1馬を目利きしていると思います。
前日単勝オッズで1番人気(2.4倍)の皐月賞馬ジャスティンミラノ
前日単勝オッズで4番人気(11.0倍)の皐月賞4着馬アーバンシック
が上位人気馬ですが馬体重が重いという事実。JANAKYの目はごまかせません。
皐月賞では好走しても、日本ダービーではおそらく勝ちきれないだろうと思います。
ルメール騎手がレガレイラに騎乗しますが、レガレイラは前走馬体重456sで調教後の
馬体重が464kg。
2007年3番人気ウオッカで日本ダービーを的中したJANKYの目はごまかせません。
500kg近い今回の牡馬に混ざると非力さを感じます。
当日馬体重482kgの迫力あるウオッカの前駆はとても素晴らしく、あの馬体はものさし
として私の馬体の目利きに多いに影響を与えています。
前走スプリングSのルメール騎手からの乗り替わりで川田騎手騎乗のシックスペンス。
三冠牝馬アパパネ、アーモンドアイを育てた国枝調教師の悲願である日本ダービー。
日本ダービーを勝ち切れるだけの力は0秒6差で勝ったスプリングSですでに見せている
にもかかわらず、前日単勝オッズで3番人気(8.3倍)のはおいしいとしか言えない。
本日の日本ダービーは 東京11Rですので注意しなければなりません。
父キズナ(日本ダービー)
×母父トゥワーリングキャンディ(ミスタープロスペクター系、マリブS(米G1・ダート1400m))
×母母父ヴィクトリーギャロップ(ミスプロ系、ベルモントS(米G1・ダート2400m))
×母母母父デイジュール(ダンジグ系、ナンソープS(英G1・芝1000m))
日本ダービーはこの馬を応援します。
・シックスペンス
馬券は単勝と複勝で勝負。
ぜひとも、がんばってほしいです(^o^)丿
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(2009年版をリファイン)
<JANKYの春クラシックの戦略:〜日本ダービーへの想いから桜花賞を考察する〜>
1.はじめに
2.日本ダービーの”道のり”への想い
3.日本ダービーの”予想”への想い
4.日本ダービーへの想いから桜花賞を考察する
5.JRAプラス10を考察する
6.おわりに
■1.はじめに
桜花賞の時期になると、来週の皐月賞の出走予定馬も競馬雑誌等に掲載されるために、
今年の春クラシック(桜花賞・オークス・皐月賞、日本ダービー)を具体的に展望できる。
春クラシックで最重要視すべきレースはもちろん「日本ダービー」である。
■2.日本ダービーの”道のり”への想い
先のこととはいえ、日本ダービー出走馬で上位人気となる馬は、毎年「皐月賞出走馬」の
上位馬たちが、日本ダービー馬として有力視される。
しかし日本ダービーの結果は、いつもそう簡単におさまってはいない。
これは、それぞれの「開催コースの特徴」を要因とするものであると考えられる。(参考:表1)
【表1:開催コースの特徴】 | ||||||
路線 | GTレース | 競馬場 | 特徴@ | 特徴A | 特徴B | 展開面 |
牡馬 | 皐月賞 | 中山競馬場 | 直線が短い | 最後の直線に急坂 | コースが小回り | 先行有利 |
日本ダービー | 東京競馬場 | 直線が長い | 坂はあるが平坦 | コースが広い | 差し有利 | |
牝馬 | 桜花賞 | 阪神競馬場 | 直線が長い | 最後の直線に急坂 | コースが広い | 差し有利 |
オークス | 東京競馬場 | 直線が長い | 坂はあるが平坦 | コースが広い | 差し有利 |
■3.日本ダービーの”予想”への想い
日本ダービーの予想の際に、かなり重要視する点に[予想スタイル2024] ○Dがある。
[予想スタイル2024]
○D.(芝)東京、京都、阪神コース 前3走 上がり34秒台以上連続実績 チェック
これは、
・64年ぶりの牝馬ダービー馬 ”2007日本ダービー馬 ウオッカ”
・NHKマイルCとの変則2冠馬 ”2008日本ダービー馬 ディープスカイ”
・史上7頭目3冠&有馬記念馬 ”2011日本ダービー馬 オルフェーヴル”
・武豊騎手を5度目のダービージョッキーにした ”2013日本ダービー馬 キズナ”
・JRA所属 ミルコ・デムーロ騎手 2度目の戴冠 ”2015日本ダービー馬 ドゥラメンテ”
・鞍上川田将雅騎手がターフ上で男泣き ”2016日本ダービー馬 マカヒキ”
・福永騎手が日本ダービー連覇を成し遂げた ”2021日本ダービー馬 シャフリヤール”
が日本ダービーに出走する際に、「前3走」で発揮していた能力である。
つまり、桜花賞から日本ダービーに出走したウオッカは「桜花賞」出走の段階で、また、
NHKマイルCから日本ダービーに出走したディープスカイは「NHKマイルC」出走の段階で、
皐月賞から日本ダービーに出走したオルフェーヴルは「皐月賞」出走の段階で、
京都新聞杯から日本ダービーに出走したキズナは「京都新聞杯」出走の段階で、
皐月賞から日本ダービーに出走したドゥラメンテは「皐月賞」出走の段階で、
皐月賞から日本ダービーに出走したマカヒキは「皐月賞」出走の段階で、
毎日杯から日本ダービーに出走したシャフリヤールは「毎日杯」出走の段階で、
「2走」連続で上がり34秒台の実績を示していたということである。
2009年は不良馬場で逃げ馬のロジユニヴァースが日本ダービー馬になっている。
予想としては度外視していいとは思うが、私の精神的ダメージは秋G1も尾を引いた。
やはり、「日本ダービー」が的中できなければ競馬予想の最大の喜びは享受できない。
■4.日本ダービーへの想いから桜花賞を考察する
今年の桜花賞予想も、2009年以降と同様に日本ダービー予想をすでに体系的に
イメージして桜花賞を予想している。
牝馬の場合、重要度はオークスよりも桜花賞だと思うが、オークス出走馬で上位人気
となる馬は、毎年「桜花賞出走馬」の上位馬たちが、オークス馬として有力視される。
阪神競馬場の改修工事により外回りコースの直線が長くなり芝1600mでは上がり
34秒台以上の力が武器となる。そして、その武器はオークスの行われる東京競馬場で
威力を増す。
天気が良く、馬場状態が良好なら、その武器が連続して威力を発揮するのは間違いない。
「皐月賞と日本ダービー」の予想戦術は、「桜花賞とオークス」に応用できそうである。
阪神競馬場の改修工事以後の2007年以降の過去の春クラシックを見てみても阪神
芝1600mと東京芝2400mは”直結”したといえるのではないか。
だからこそ、ウオッカやトールポピー(批判はあろうが・・・)、ブエナビスタ、アパパネ、さらに
ジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトが結果を出したのではないか。
■5.JRAプラス10を考察する
「直線が長ければ競馬は面白い」という”くだらない”JRAの考えの結果、阪神競馬場の
芝1600mが従来の”おむすび型”から”緩やかな直線の長いコース”に改修工事された。
馬券を買う立場からすれば、このJRAの”くだらない”考えの結果から的中馬券を導き出し、
JRAの”素晴らしい”考えから払い戻しを増やすことが求められる。
その、JRAの”素晴らしい”考えとは「JRAプラス10」である。
きちんと理解しておけば、「強い意志」を持つことで庶民の敵”JRA”と闘える戦略となる。
JRA−HPより引用
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「JRAプラス10」
「JRAプラス10」とは、「全てのレース」、「全ての投票法」で、「通常の払戻金が『100円元返し』
となる場合に10円を上乗せして110円で払戻す」ことを言います。
※特定の馬番号・組番号に特に著しく人気が集中した場合には、競馬法の規定により
「100円元返し」となることがあります。
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■6.おわりに
牝馬路線は、桜花賞(阪神JFから連なるが)、オークスと”直線の長いコース”形態の直結度が
増すため、牝馬2冠馬の誕生が今後増えていくものと考えられる。
その時、オークスでの桜花賞馬の人気は間違いなく上がるわけで、その時に穴馬探しをする
よりは、「強い意志」を持つことも必要になる。
「JRAプラス10」は、飛び抜けた牝馬がいる時は桜花賞の段階から重要性が試される。
サンデーサイレンス産駒がクラシックからいなくなった2007年から行く歳月。
ディープインパクト産駒がクラシックからいなくなった2023年から行く歳月。
種牡馬戦線は戦国時代。牝馬が日本ダービーや有馬記念を獲る時代に変わりました。
だからこそ、桜花賞からの日本ダービー的中への戦略を持つ必要があると思っています。
日本ダービーを勝つ馬は、間違いなく東京競馬場で強いインパクトを与える馬です。
展開面で勝つ馬はこれからもいるかも知れませんが、直線が長いコース形態である限り、
大局的にはこれまで述べた考えは変えなくてもよいのではと思います。
昨年2023年の春クラシックは2勝2敗だった。
まだ、今年の日本ダービー馬の予想馬は決まっていませんが、それは追々と。
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◆【JANKY-レース回顧】
今回のレース結果を検証してみる。
人気重視選択馬(生産) | 騎手名 | 結果 | |
ジャスティンミラノ | NF | 戸崎圭太 | 複勝120円 |
レガレイラ | NF | クリストフ・ルメール | × |
シックスペンス | NF | 川田将雅 | × |
アーバンシック | NF | 横山武史 | × |
コスモキュランダ | ミルコ・デムーロ | × |
1着 ダノンデサイル
(父エピファネイア×母父コングラッツ)
2着 ジャスティンミラノ
(父キズナ×母父エクシードアンドエクセル)
3着 シンエンペラー
(父シユーニ×母父ガリレオ)
私の予想馬は3番人気の9着でした。
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■ 10 ■ [東京11R] 第91回 東京優駿(G1)
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2024年5月26日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
3歳 / 牡牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
着 枠 馬番 馬名 性齢 斤 騎手 着差 人気
1[3] 5 ダノンデサイル 牡3 57 横山典 2:24.3 9
2[7] 15 ジャスティンミラノ 牡3 57 戸 崎 2 1
3[7] 13 シンエンペラー 牡3 57 坂 井 1.1/4 7
4[1] 1 サンライズアース 牡3 57 池 添 1.1/4 15
5[1] 2 レガレイラ 牝3 55 ルメー ハナ 2
6[3] 6 コスモキュランダ 牡3 57 デムー クビ 6
7[6] 11 シュガークン 牡3 57 武 3/4 8
8[8] 18 エコロヴァルツ 牡3 57 岩田康 クビ 17
9[6] 12 シックスペンス 牡3 57 川 田 クビ 3
10[2] 3 ジューンテイク 牡3 57 岩田望 クビ 14
11[4] 8 アーバンシック 牡3 57 横山武 1/2 4
12[5] 10 サンライズジパング 牡3 57 菅原明 クビ 16
13[7] 14 ゴンバデカーブース 牡3 57 松 山 1/2 11
14[5] 9 ダノンエアズロック 牡3 57 モレイ クビ 5
15[8] 17 ショウナンラプンタ 牡3 57 鮫島克 アタマ 12
16[4] 7 ミスタージーティー 牡3 57 藤 岡 アタマ 13
17[2] 4 ビザンチンドリーム 牡3 57 西村淳 1.1/2 10
18[8] 16 メイショウタバル 牡3 57 浜 中 取消
払戻金 [単 勝] 5 4660円
[複 勝] 5 700円/ 15 120円/ 13 380円
[枠 連] 3−7 820円
[馬 連] 5−15 6860円
[ワイド] 5−15 1380円 / 5−13 8000円 / 13−15 660円
[馬 単] 5−15 21490円
[3連複] 5−13−15 21250円
[3連単] 5−15−13 229910円