2024.11.24 <東京> ジャパンカップ
                  3歳上/国際・指/定量/芝2400M


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◆【JANKY-レース直前予想】
-前日予想(11/24)-

予想スタンス> 
2007年と同様に単勝と複勝での1点絞込み勝負です。

今年は昨年以上に生産牧場・単勝人気にも十分に注意を払いたいと思います。
回収率ももちろんですが的中率も考慮に入れた予想をしていきたいと思います。

予想のポイントとしては、下記の比率で予想していきたいと思います。

大項目 (重視比率) 中項目 小項目
騎手 (40%) 騎手成績 実績重視
騎手のコースとの相性 取捨選択要素
馬  (40%) 血統 爆発力
馬の能力 客観的に実力判断
馬のコース適性 得意コース
調教 (20%) 中間の調教具合 血統を補うなら調教


<2022〜2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名> 
2022〜2023年のG1での優勝馬の騎手および種牡馬は、下表の通り偏っていました

今年は単勝の的中率を上げたいと思ってるので、2023年複数回の優勝実績の騎手
については、今年評価を上げて予想したいと思います。

2022年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(7) ・石川裕紀人(1)
・田辺裕信(1)
・丸田恭介(1)
・横山和生(2)
・吉田隼人(2)

・アメリカンフェロー(1)
・エイシンフラッシュ(1)
・キズナ(1)
・キタサンブラック(2)
・キトゥンズジョイ(1)
・キングカメハメハ(2)
・クロフネ(1)
・ゴールドアリュール(1)
・ダイワメジャー(1)
・ディープインパクト(2)
・ドゥラメンテ(6)
・ドレフォン(1)
・ハーツクライ(1)
・モーリス(1)
・ルーラーシップ(1)
・ロードカナロア(1)
関西騎手(10) ・池添謙一(1)
・荻野極(1)
・川田将雅(3)
・坂井瑠星(2)
・武豊(1)
・福永祐一(2)
外人騎手(7) ・クリストフ・ルメール(3)
・クリスチャン・デムーロ(1)
・ダミアン・レーン(1)
・バウルジャン・ムルザバエフ(1)
・ライアン・ムーア(1)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

<2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名> 

2023年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(5) ・内田博幸(1)
・北村宏司(1)

・戸崎圭太(2)

・横山武史(1)
・キズナ(2)a
・キタサンブラック(4)
・クロフネ(1)
・サトノクラウン(1)
・スワーヴリチャード(1)
・ダイワメジャー(1)
・ディープインパクト(1)
・ドゥラメンテ(5)
・ハーツクライ(1)
・ハービンジャー(1)
・パレスマリス(1)
・モーリス(1)
・レモンドロップキッド(2)
・ロードカナロア(2)
関西騎手(11) ・川田将雅(5)
・坂井瑠星(2)
・武豊(2)
・団野大成(1)
・藤岡康太(1)
外人騎手(8) ・クリストフ・ルメール(7)
・ダミアン・レーン(1)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

<2024年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>

2024年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(5) ・菅原明良(1)
・津村明秀(1)
・戸崎圭太(1)
・横山和生(1)
・横山典弘(1)
・アクラメーション(1)
・エピファネイア(4)

・キズナ(1)
・キングカメハメハ(2)
・スワーヴリチャード(1)
・ダークエンジェル(1)
・ドゥラメンテ(1)
・ハーツクライ(1)
・ハービンジャー(2)
・パレスマリス(1)
・リオンディーズ(1)
・ルーラーシップ(1)
・ロードカナロア(1)
関西騎手(7) ・川田将雅(1)
・坂井瑠星(1)
・武豊(1)
・団野大成(1)
・西村淳也(1)
・藤岡佑介(1)
・菱田裕二(1)
外人騎手(6) ・クリストフ・ルメール(3)
・クリスチャン・デムーロ(1)
・ジェームズ・マクドナルド(1)
・ジョアン・モレイラ(1)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

<今回のレース予想>
今週の予想は近年稀にみる実績を持つ外国馬3頭を交えた国際G1-ジャパンカップ。
東京12Rなので要注意。JANKY予想はいかに。

昨年2023年のシーズンは10勝14敗と健闘もそのうち単勝は5勝と低迷したので、
予想スタイルの枠を自分にはめて、穴予想にぶれないようにしたいと思います。

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[予想スタイル2024]
A.単勝人気で4番人気(オッズ変動で5番人気も考慮)までを重視
○B.前年度G1実績騎手 チェック(特に外国人ジョッキーに注目)
○C.前年度G1実績種牡馬 チェック
○D.(芝)東京、京都、阪神コース 前3走 上がり34秒台以上連続実績 チェック
○E.社台スタリオンステーション繋養種牡馬 チェック
○F.次の生産牧場 チェック
 「社台グループ(@社台ファーム(社台)、Aノーザンファーム(NF)、
 B白老ファーム(白老)、C追分ファーム(追分))と、外国牧場(外国)」
○G.馬体の張り・艶感 チェック
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(ただし、長距離G1−菊花賞および天皇賞(春)等は個人的な血統観を重視します。)



今回の上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬は次の通り

人気重視選択馬(生産) 騎手名 種牡馬
ドウデュース NF 武豊 ハーツクライ
チェルヴィニア NF クリストフ・ルメール ハービンジャー
ジャスティンパレス  NF クリスチャン・デムーロ ディープインパクト 
オーギュストロダン 外国 ライアン・ムーア ディープインパクト 
ゴリアット 外国 クリストフ・スミヨン アドラーフルーク

プレレーティングというものがJRAのホームページで掲載されています。
(JRA−HPより引用・抜粋)
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今年、外国馬の参戦は3頭。
・ゴリアット(仏国):125
・オーギュストロダン(仏国):122
・ファンタスティックムーン(仏国):120

(今回、出走する日本馬のレーティングTOP5)
・ドウデュース:122
・ブローザホーン:121
・シンエンペラー:120
・チェルヴィニア:115(+4(牡馬との比較時)=119)
・ジャスティンパレス:118
・ダノンベルーガ:118
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ジャパンカップの過去10年の枠番別成績を以下に示します。
1枠 [5 4 1]  5枠 [0 1 0]
2枠 [2 0 4]  6枠 [0 1 0]
3枠 [2 1 1]  7枠 [1 1 2]
4枠 [0 2 0]  8枠 [0 0 2]
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●状態の良さから重視<馬体の張り・・・ジャスティンパレス>、<艶感・・・ソールオリエンス>

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長い直線を持つ東京コース向きの「前3走とも上がり34秒台の実績ありだった馬」
・チェルヴィニア
の1頭でした。
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@前々走で「1〜」の馬が好走
 (ジャパンカップ優勝馬 10頭中9頭該当)
  (残り1頭は17年1着シュヴァルグラン)
 (ジャパンカップ連対馬 20頭中16頭該当)
  (残り3頭は15年2着ラストインパクト、16年2着サウンズオブアース
   21年2着オーソリティ)
 (3着以内馬30頭中24頭該当。)
  (残り2頭は16年3着シュヴァルグラン、17年3着キタサンブラック)
評価を区分すると次のとおり。
 (A)(◎)前々走で4着以内
 (B)(×)前々走で5着以下

A前々走で「3番人気以内」の馬が好走
 (ジャパンカップ優勝馬 10頭中8頭該当)
  (残り2頭は17年1着シュヴァルグラン、19年1着スワーヴリチャード)
 (ジャパンカップ連対馬 20頭中15頭該当)
  (残り3頭は16年2着サウンズオブアース、18年2着キセキ、
   21年2着オーソリティ)
 (3着以内馬30頭中22頭該当。)
  (残り4頭は14年3着スピルバーグ、16年3着シュヴァルグラン、
   21年3着シャフリヤール)
評価を区分すると次のとおり。
 (C)(◎)前々走で3番人気以内
 (D)(×)前々走で4番人気以下

B6歳以上馬は凡走。
 (3歳馬 [1 4 2 17] (勝率 4.1%、連対率21%))
 (4歳馬 [5 3 4 38] (勝率10.0%、連対率16%))
 (5歳馬 [4 3 4 31」 (勝率 9.5%、連対率17%))
 (6歳馬 [0 0 0 32] (勝率 0.0%、連対率 0%))
 (7歳馬 [0 0 0 20] (勝率 0.0%、連対率 0%))

 最近で最も人気薄で勝利した08年スクリーンヒーロー(9番人気)も4歳馬であった。

C前走4番人気以内かつ6着以上の馬が好走。
 (ジャパンカップ優勝馬 10頭中9頭該当)
  (残り1頭は19年1着スワーヴリチャード)
 (ジャパンカップ連対馬 20頭中16頭該当)
  (残り3頭は14年2着ジャスタウェイ、15年2着ラストインパクト、18年2着キセキ)
 (3着以内馬30頭中25頭該当)
  (残り1頭は22年3着ヴェルトライゼンデ)

D前走500kg未満(大型馬は軽視)馬が好走。
 (ジャパンカップ優勝馬 10頭中7頭該当)
  (残り1頭は16年1着キタサンブラック、19年1着スワーヴリチャード、
   22年1着ヴェラアズール)
 (ジャパンカップ連対馬 20頭中15頭該当)
  (残り1頭は16年2着サウンズオブアース、21年2着オーソリティ)
 (3着以内馬30頭中22頭該当)
  (残り3頭は14年3着スピルバーグ、17年3着キタサンブラック、
   18年3着キセキ)

E父がダービー馬、もしくは自身がダービー馬が好走。
 過去10年JRA所属馬で連対した20頭のうち延べ10頭が父がダービー馬、4頭は自身が
 ダービー馬、さらに2頭は自身がダービー2着馬だった。

F父がノーザンダンサー系の馬は軽視。
 父がノーザンダンサー系の馬は過去10年[0 0 0 着外]と好走できていない。

Gジャパンカップでの関東所属騎手は大不振。[0 1 1 着外]
 (14年3着北村宏騎手、19年2着津村騎手)

H4歳の菊花賞馬のジャパンカップ成績は[3 1 0 0]
 出走しなかった年が過去10年で6回なので、該当馬が出走すれば注目。

I日本ダービーを連対したディープインパクト産駒の4歳以降のジャパンカップ成績は不振。
 (2021年1着コントレイルまではジャパンカップでは1、2着が1回もなかった。)

J中3週以上〜中9週以内馬が好走。
 (ジャパンカップ優勝馬 10頭中10頭該当)
 (ジャパンカップ連対馬 20頭中19頭該当)
  (残り1頭は21年2着オーソリティ(中2週))
 (3着以内馬30頭中28頭該当)
  (残り1頭は16年3着シュヴァルグラン(中2週))

JANKYの評価は次の通りです。
 (ア) (A)(◎) × (C)(◎)・・・ジャパンカップ馬
 (イ) (B)(×) × (C)(◎)・・・ジャパンカップ馬候補がいる。
 (ウ) (A)(◎) × (D)(×)・・・馬券圏内もジャパンカップ馬はいない。
 (エ) (B)(×) × (D)(×)・・・ジャパンカップ馬はいない。
ジャパンカップの狙い目はもちろんターゲットエリア(ア)である。

項目 C(◎) D(×)
前々走で
3番人気以内
前々走で
4番人気以下
赤文字:
(父ノーザンダンサー系の馬)
赤文字:
(父ノーザンダンサー系の馬)

(◎)     
前々走で4着以内      ・該当馬なし
(中10週以上馬)
・シュトルーヴェ

(関東所属騎手)
・ブローザホーン
(関東所属騎手)
・ソールオリエンス

(父or自身が非ダービー馬)
・ダノンベルーガ
・ゴリアット

(死に目)
・チェルヴィニア
・ファンタスティックムーン
・シンエンペラー

(死に目)
・スターズオンアース

(×)    
前々走で5着以下    ・ジャスティンパレス(内枠3枠)
・オーギュストロダン(5枠)
(前走500kg以上馬)
・ドウデュース
 
(中10週以上馬)
・ドゥレッツア(死に目)
(前走500kg以上馬)
(関東所属騎手)
・カラテ(6歳以上馬)

血統×騎手×調教師のクロスボムも今回から登場

項目 C(◎) D(×)
(父) 同レース過去10年
3着以内あり 種牡馬

(マル外含む)
(父) 同レース過去10年
3着以内なし 種牡馬

(マル外含まない)
青文字:
2022年以降
G1勝利あり 騎手騎乗
青文字:
2022年以降
G1勝利あり 騎手騎乗

(◎) 
同レース過去10年3着以内あり 調教師 ・ジャスティンパレス
・スターズオンアース
・ドウデュース
・チェルヴィニア

(×)
同レース過去10年3着以内なし 調教師 ・オーギュストロダン
・シュトルーヴェ
・ソールオリエンス
・ダノンベルーガ
・ドゥレッツア

・ブローザホーン
・カラテ
・ゴリアット
・シンエンペラー
・ファンタスティックムーン

<死に目の馬番>
過去10年のジャパンカップで1回も3着以内馬を出していない馬番が6つあります。
・ 9番・・・(今回の出走馬では)  チェルヴィニア
・10番・・・(今回の出走馬では)  ドゥレッツア
・13番・・・(今回の出走馬では)  ファンタスティックムーン
・14番・・・(今回の出走馬では)  スターズオンアース
・16番・・・(今回の出走馬では)  該当馬なし
・18番・・・(今回の出走馬では)  該当馬なし

枠順が決まる前から、ディープインパクト産駒のアイルランド調教馬
・オーギュストロダン
が気になっていました。
しかし、枠順が決まり、過去38年で1勝しかしていないという5枠に入ったので再検討。

結論的に、私が勝負したい馬は
・ジャスティンパレス(前日単勝オッズ:5.6倍 3番人気)

これまでこの馬には皐月賞(9着)、日本ダービー(9着)の際にも予想馬としておりまして、
馬券としては結びついていないものの、以前から注目しておりました。

前走、天皇賞(秋)では勝ったドウデュースから0秒3差の4着でしたが、第4コーナーから
スムーズに前を捌けていれば、1着もあったのではないかと思ったりします。

父ディープインパクト(無敗の三冠馬、JRA−G1−7勝は最多タイ)
 ×母父ロイヤルアンセム(ヌレイエフ系、ヨークインターナショナルS(英G1・芝2000m))
  ×母母父レッドランサム(ロベルト系)
   ×母母母父スカイウォーカー(インテント系、BCクラシック(米G1・ダート2000m))

ジャパンカップはこの馬を応援します。
・ジャスティンパレス
馬券は単勝と複勝で勝負。
ぜひとも、がんばってほしいです(^o^)丿


◆【JANKY-レース回顧】
今回のレース結果を検証してみる。

人気重視選択馬(生産) 騎手名 結果
ドウデュース NF 武豊 単勝230円、複勝150円
チェルヴィニア NF クリストフ・ルメール ×
ジャスティンパレス  NF クリスチャン・デムーロ ×
オーギュストロダン 外国 ライアン・ムーア ×
ゴリアット 外国 クリストフ・スミヨン ×

1着 ドウデュース
(父ハーツクライ×母父マンハッタンカフェ)

2着 シンエンペラー
(父シユーニ×母父ガリレオ)


2着 ドゥレッツア
(父ドゥラメンテ×母父モアザンレディ)

私の予想馬は3番人気の5着でした。


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■ 19 ■ [東京12R] 第44回 ジャパンカップ(G1)
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2024年11月24日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量

着 枠 馬番 馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[3] 3 ドウデュース    牡5 58  武  2:25.5  1
2[5] 7 シンエンペラー   牡3 56 坂 井 クビ   8
2[6] 10 ドゥレッツァ    牡4 58 ビュイ 同着   7
4[6] 9 チェルヴィニア   牝3 54 ルメー 2.1/2   2
5[3] 4 ジャスティンパレス 牡5 58 Cデム アタマ  3
6[1] 1 ゴリアット     セ4 58 スミヨ アタマ  6
7[8] 14 スターズオンアース 牝5 56 川 田 1/2    5
8[5] 8 オーギュストロダン 牡4 58 ムーア 1/2    4
9[4] 6 ダノンベルーガ   牡5 58 松 山 ハナ   13
10[4] 5 Bシュトルーヴェ  セ5 58 鮫島克 1/2    11
11[8] 13 ファンタスティック 牡4 58 ピーヒ 1.1/2   12
12[2] 2 ブローザホーン   牡5 58 菅原明 1/2    10
13[7] 11 カラテ       牡8 58 杉 原 1/2    14
14[7] 12 ソールオリエンス  牡4 58 横山武 6    9

払戻金 [単 勝] 3 230円
[複 勝] 3 150円/ 7 470円/ 10 340円
[枠 連] 3−5 320円 / 3−6 190円
[馬 連] 3−7 1510円 / 3−10 1150円
[ワイド] 3−7 980円 / 3−10 800円 / 7−10 2990円
[馬 単] 3−7 1890円 / 3−10 1540円
[3連複] 3−7−10 12230円
[3連単] 3−7−10 22390円 / 3−10−7 18940円


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