次は
スンバヤン(参拝)の時に使う
チャナンサリづくりに挑戦!

BALI/UBUD
 

まずは、ひとつひとつのパーツを切っていく


 


 

ボコール(お皿)の上で組み広げるとこんな感じ!


 


 

ジュプン(プルメリア)など
色とりどりのお花をのせて
できあがり!
 
 

 滞在中、何度か寺院に足を運んだ。
シャワーを浴びて体を清めてから、正装であるクバヤを着て、
サロンを巻き、腰に帯を締める。
髪もできるだけまとめる。
チャナンというお供物を持っていく。

寺院に着くと、裸足になり、スンバヤン(お祈り)。

チャナンを供えて正座をする。
線香を焚き、1本をチャナンのそばに立てる。
まず、線香の煙を両手で掬い、合掌。
白い花を手にして、線香でいぶしてから合掌。
次は赤い花、そして、ほかの色の花びらで、同じく…合掌。
また線香の煙を両手で体にくぐらせて合掌。
花は髪にさすか、地面に還す。

自分の体が何か自分の体だけではないような気持ちになる。

与えられた聖水を口に含み、髪にも浴びさせ、体にも浴びる。

そして、米をいただき、額、こめかみ、胸元につけて、残りを口に含んだ。

スンバヤンを行っている時、
明らかに自分の行為なのだけれど、
その五感は、自分のためのものではないような気がした。

 バリで暮らす人の美しさがここにあると思った。
目に見えないものがたくさん存在することを、
スンバヤンは教えてくれる。
私たちのまわりにある、目には見えないけれど、大切なもの。

家族の絆、
愛とか情熱、
人と人との出会い、
つながり。
感謝。
自然の恵み…。
言葉にはできないたくさんの思いがある。

 そんなことをひとつひとつ確かめながら、
人生を歩んできたいと思う。