=Dias en Chile=
……0724@Santiago……
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AM9:00にLosheroesのエアポート行きバス乗り場集合。時間が早かったせいか朝の出勤と重なる。朝食にと、カフェ?ファーストフード店に入る。エンパナーダといっていろんな具の入ったパイみたいなものがオススメとか。しかし、品切れ。チーズの入った揚げパイみたいなスナックをあったかい飲み物とともに。(ちなみにチリは冬)
という訳で、サンティアゴのまちを臨むべくサンタ・ルシアの丘へ。ちょっとした坂道と階段と…。あっけなく着いた割には、遠くまで拡がる街を360度パノラマできる。天気はよいのだが、少し靄っている。こういうファジーなところは日本人の私としては違和感がない。春霞ってとこ?気持ちいい。これが冬なの?ここ数日は特段に暖かいとはいうものの、北陸人の私からすれば立派な春だ。思えば、寒さに対してかなり重装備で来てしまった。(黒のもこもこフリースのジャケットは道中かなり場違いではないかと思えた)月曜日の真っ昼間・・・ようやく街は目覚めてきたのか、下の方で小さな小さな何かが動いていた。立派な都市である。ここなら住んでも何の不自由もなさそう。コンパクトに機能的にまとまっている。それどころか、都会すぎて何かを見失ってしまいそうな感もある。もし「どこでもドア」でここに連れてこられたら、何人の人がサンティアゴと言い当てることができるか?たぶん正解を聞いて腰を抜かしてしまうだろう。チリについてサンティアゴについてあまりにも知らすぎる・・・というか、私たちはチリとどう関わっているのだろう・・・?(この件について後に日智関係について伺いました。日本のパルプは少なからずチリに御世話になっているそう+++) その後、モールでインド展見学。どうして地球の裏側まで来て、インドなのか?これも縁ってとこだろう。モールの正面から差し込む光の加減で、夕暮れが近いことを悟った。1日って早い。飛行機のリコンファームを思い出す。メトロの公衆電話?でオフィスに電話する。松岡さんは仕事のtelを。留守にすることで用件がたまったりしているのなら、なんとお詫びをしていいのやら。 それでも、今宵はショータイムありのお楽しみディナー!!!まだ時間があるので、バスに乗って、アート系専門書などを扱う書店へと。大きな通りから少し入ったところにその店はたたずんでいた。本は、天井までびっしりと並び、さらにうず高く積み上げられてもいる。スペイン語圏だから、スペイン等で出版したものを揃えているのか、かなりの充実ぶり。チリの住宅に関する本をぱらぱらとして、建築雑誌も目を通す。勤め帰りのインテリさん?とか学生とおぼしき方とかが、真剣にそして思い思いに本を見ている。店内いっぱいにラジオ放送が聞こえ、それがどうもコントみたいなのだ。お店の人も突如笑いの渦に巻き込まれている。国民性をかいま見たような…(笑)もう一軒書店を梯子して、まちなかへ戻った。 どのくらい話しただろうか?夜もイイ頃合に更けてきて、いよいよお待ちかねの…である。チリをはじめとしたこちらの歌と踊りに酔いしれ、チリ料理とワインでこれまた酔いしれようという魂胆である。ワインはタラパカの赤(カベルネ…種)。ごく上等のものだ。ステーキにケサード、サラダ。ケサードとはお肉の炭火串焼のことで、ホームパーティーでもお馴染みとか。そしてパーティーといえば踊り…!こちらがラテン系たるゆえんはこのへんにあるのか?(本末転倒?) 「今の日本人がなくしてしまったのは、例えば日曜の昼下がりなんかに家族・友人たちで踊るようなことじゃないかなぁ」大袈裟かもしれないけど、人は踊るために生きてきたんじゃないのか…?私たちは「踊り」を忘れてしまってはいないだろうか?生きてくってことは、案外そんなことで成り立っているような気がする。 アーバンライフ@サンチャゴを締めくくるにふさわしい宴でした。明日からはこのまちをしばし離れます。 ∴∵∴BACK to Data+Diary Chile∴∵∴ |
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