=Dias en Chile=
……0726@Vina del Mal+Valparaiso……
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朝起きると、石田さんは仕事に出ていた。二日酔い、睡眠不足、風邪…の三重苦なのに、本当にごくろうさまだと思う。今日はビーニャ・・・近くのバルパライソへ。っと、その前に両替を思い出す。残金僅か。我ながら間の悪さにあきれる。
このまちでの市民の足は「アセンソール」という、いわゆるケーブルカー。そのアセンソールに乗って、丘の中腹までのぼり、港を見渡せるカフェに入る。人々のさえずるようなおしゃべりがBGMになっている、感じのよい空間だった。マリスコス(海産物)の温かいスープとサラダ、それに生ジュースを頼んだ。ほんとにチリでは美味しいものに恵まれている。今までの旅での食生活が貧困すぎたのかもしれないけど(笑) カフェを出ると道端のベンチに老夫婦が寄り添うように座っていた。二人で時々コトバを交わしながら静かな時間を過ごしている。。。こんなふうに年を重ねていけたらいいなぁ。。。そんな光景がふとその辺に転がっているバルパライソが、ますます素敵に思えた。
多くのものを求めるとキリがないけれど「このままでもイイでしょ」と思わせる何かがある。ありのままの生活、生き方、なんでもない暮らし。
(^_^)/□☆□\(^_^)…荘厳でかつ華麗。ワインの正統派。深い森の香りとでも言おうか…。昨日の今日とあって、静かに夜はふけゆく。今日の夜景はゆらゆらと揺れているよう。 そして気になっていたテーブルの上のホームページ作成本。石田さんは、私たち二人がHPオーナーとあって、かねてから作ろうと思っていたHPを今宵作らずしていつ作ると、真剣?である。言い尽くせぬ数々のホスピタリティーを、せめて、こんな形でお役に立てたなら…と、ワインもサルサもそこそこに奮闘。(ほとんど松岡さん!私はココでも邪魔をしていた(笑))またしても午前様となり、眠りに入ったのはいつのことやら。 なのに翌朝、石田さんは物音ひとつ立てずに(気付かなかった…)仕事に出かけていった。「ありがとうございました」と直接言うことも出来ず、失礼ながら、お礼の言葉を残しておく。 ∴∵∴BACK to Data+Diary Chile∴∵∴ |
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