=Dias en Chile=
……0727@Vina del Mal→Nogales!……
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ここまで来たら早いものである。残り2日…なのに肝心のノガレスが…。AM10:00ビーニャ…〜カレラ市までバスで向かう。途中、春先ということで、目覚めたばかりの緑が美しい。いつもはもっと乾燥していて表情も乏しいらしいが、私にとってはこれがチリの印象。この季節特有なのだろうか…?ガスで靄った平原の中をバスは行く。
そして、いよいよローカルバスに乗ってノガレスへ!230ペソ…もうこれは「市民の足」感覚の値段である。 パン・アメリカンハイウェイを通ってやがて停めてもらう。道沿いに何軒か並ぶ家、その一戸に松岡さんはオスマイでした。今週からは看護助手4人が加わっているという。こじんまりした、奥に長い住戸で、パティオ(庭)もある。
市役所の中でこれまで計画したメロン広場や、貧困者住宅プロジェクトの概要について説明して頂く。
今まで建築とか家とか、そういうものをごく難しく考えすぎていたように思う。チリで出会った建造物はどれもリラックスして肩の力を抜いた印象。それでいて拍子抜けがないのである。このままでいいんだよっていうキャパシティーのあるチリの人達の気質そのもの。 異国から押しかけてきた私をすんなり迎え入れてくれる松岡さん。彼の任務地をほんの1日で見るってのはハードだったけど、エルミニアおばさんの笑顔とか、段ボールで出来たエルメロンの模型とかを見ているうちに、これこそ松岡さんがこの1年8カ月かけて築いてきたモノ・時間・空間…流れ…なんだなぁと.....。 ノガレスにも夕暮れはやってくる。紅に染まった峰に感銘していると、松岡さんは特別でもなさそうな様子だった。いつもこんな夕暮れらしい。1日のうちほんの数分だけ訪れるマジックアワー。彼にとってそれはもう生活の一部なのだった。急速に暗さが増していく。静かな小さなまちの夕暮れ。 平たいパンに特製アボガド・ペースト、あったかい紅茶を入れて夕餉(オンセ?)である。任国外旅行の話、昔なさっていたオシゴトのこと、南米の建築に関する資料などなどを肴に…!デザートはチリモヤというトロピカルで香り高いフルーツ!そして、ノガレスの夜はしーんと冷えていく。 ∴∵∴BACK to Data+Diary Chile∴∵∴ |
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