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君よりも夢をとったから 涙が心に響くよ |
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不釣り合いな愛が囁く車の中で |
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いつだって笑ってた大人のあなたは 不安なほどやさしくて |
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陽のあたる この道に咲く花のように |
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追いかけよう 今は遠い坂のてっぺんも |
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胸が痛くて何も言えないまま 時が過ぎていく |
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広く青い空 緑の草の匂い |
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15になって背が急に伸びて 始めて見えた 人の弱さ孤独を |
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高速を大きく曲がる カーヴを車は進む |
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ああ そして 月灯りの窓辺 立ちすくむ わたし |
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真夜中の樹の下で 公園みたいに眠りたい |
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四月前の電車は 学生服も まばらで |
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Don't you see! 生まれた街の匂い |
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私に還りなさい 生まれる前に |
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剣の月灯り 砂漠を照らし 祭りの残り火が虚しく響く |
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ねえ 窓から広がる 星空の代わりは |
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