<<< 『ボクのココロ』 >>>


 海辺をあるく
        砂に沈む 足の指が心地よい
 海辺をかける
        体に跳ねる 水の潤い感じて
 海辺をかざる
        青と白 手に掴みたい

 草原をあるく
        草を滑る 足の裏が心地よい
 草原をかける
        頬の傍を 踊り抜ける風感じて
 草原をいろどる
        緑と白 手に描きたい

 夜雪をあるく
        雪を踏む 足の音が心地よい
 夜雪をかける
        吸い込む肺に 夜の冷たさ感じて
 夜雪をにじます
        黒と白 手に丸めたい

 ココロのどこか ・・・・
        ふとした瞬間
         ・・・・ 思いにふける 

 雲の中をとぶ
        小さい頃に 夢見た憧れ 思い出す
 雲の中をおよぐ
        見上げるたびに 思いめぐらす
 雲の中にあそぶ
        思いを馳せる 白と白

 見つめる瞳に映ってる ・・・・ ボクのココロは優しくなる



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