2024.10.13 <京都> 秋華賞
3歳/国際・指/牝馬/馬齢/芝2000M
◆【JANKY-レース直前予想】
-前日予想(10/13)-
<予想スタンス>
2007年と同様に単勝と複勝での1点絞込み勝負です。
今年は昨年以上に生産牧場・単勝人気にも十分に注意を払いたいと思います。
回収率ももちろんですが的中率も考慮に入れた予想をしていきたいと思います。
予想のポイントとしては、下記の比率で予想していきたいと思います。
大項目 (重視比率) | 中項目 | 小項目 |
騎手 (40%) | 騎手成績 | 実績重視 |
騎手のコースとの相性 | 取捨選択要素 | |
馬 (40%) | 血統 | 爆発力 |
馬の能力 | 客観的に実力判断 | |
馬のコース適性 | 得意コース | |
調教 (20%) | 中間の調教具合 | 血統を補うなら調教 |
<2022〜2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>
2022〜2023年のG1での優勝馬の騎手および種牡馬は、下表の通り偏っていました。
今年は単勝の的中率を上げたいと思ってるので、2023年複数回の優勝実績の騎手
については、今年評価を上げて予想したいと思います。
2022年 G1優勝 | 騎手名 | 種牡馬 |
関東騎手(7) | ・石川裕紀人(1) ・田辺裕信(1) ・丸田恭介(1) ・横山和生(2) ・吉田隼人(2) |
・アメリカンフェロー(1) ・エイシンフラッシュ(1) ・キズナ(1) ・キタサンブラック(2) ・キトゥンズジョイ(1) ・キングカメハメハ(2) ・クロフネ(1) ・ゴールドアリュール(1) ・ダイワメジャー(1) ・ディープインパクト(2) ・ドゥラメンテ(6) ・ドレフォン(1) ・ハーツクライ(1) ・モーリス(1) ・ルーラーシップ(1) ・ロードカナロア(1) |
関西騎手(10) | ・池添謙一(1) ・荻野極(1) ・川田将雅(3) ・坂井瑠星(2) ・武豊(1) ・福永祐一(2) |
|
外人騎手(7) | ・クリストフ・ルメール(3) ・クリスチャン・デムーロ(1) ・ダミアン・レーン(1) ・バウルジャン・ムルザバエフ(1) ・ライアン・ムーア(1) |
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地方騎手(0) |
( )内数字は優勝回数
<2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>
2023年 G1優勝 | 騎手名 | 種牡馬 |
関東騎手(5) | ・内田博幸(1) ・北村宏司(1) ・戸崎圭太(2) ・横山武史(1) |
・キズナ(2)a ・キタサンブラック(4) ・クロフネ(1) ・サトノクラウン(1) ・スワーヴリチャード(1) ・ダイワメジャー(1) ・ディープインパクト(1) ・ドゥラメンテ(5) ・ハーツクライ(1) ・ハービンジャー(1) ・パレスマリス(1) ・モーリス(1) ・レモンドロップキッド(2) ・ロードカナロア(2) |
関西騎手(11) | ・川田将雅(5) ・坂井瑠星(2) ・武豊(2) ・団野大成(1) ・藤岡康太(1) |
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外人騎手(8) | ・クリストフ・ルメール(7) ・ダミアン・レーン(1) |
|
地方騎手(0) |
( )内数字は優勝回数
<2024年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>
2024年 G1優勝 | 騎手名 | 種牡馬 |
関東騎手(5) | ・菅原明良(1) ・津村明秀(1) ・戸崎圭太(1) ・横山和生(1) ・横山典弘(1) |
・アクラメーション(1) ・エピファネイア(4) ・キズナ(1) ・キングカメハメハ(1) ・ダークエンジェル(1) ・ドゥラメンテ(1) ・ハービンジャー(1) ・パレスマリス(1) ・リオンディーズ(1) ・ロードカナロア(1) |
関西騎手(5) | ・川田将雅(1) ・坂井瑠星(1) ・西村淳也(1) ・藤岡佑介(1) ・菱田裕二(1) |
|
外人騎手(3) | ・クリストフ・ルメール(1) ・ジェームズ・マクドナルド(1) ・ジョアン・モレイラ(1) |
|
地方騎手(0) |
( )内数字は優勝回数
<今回のレース予想>
ようやく秋G1の季節になりました。
先週は凱旋門賞を予想していたが今週の予想は3歳牝馬の国内G1-秋華賞。
JANKY予想はいかに。
昨年2023年のシーズンは10勝14敗と健闘もそのうち単勝は5勝と低迷したので、
予想スタイルの枠を自分にはめて、穴予想にぶれないようにしたいと思います。
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[予想スタイル2024]
●A.単勝人気で4番人気(オッズ変動で5番人気も考慮)までを重視
○B.前年度G1実績騎手 チェック(特に外国人ジョッキーに注目)
○C.前年度G1実績種牡馬 チェック
○D.(芝)東京、京都、阪神コース 前3走 上がり34秒台以上連続実績 チェック
○E.社台スタリオンステーション繋養種牡馬 チェック
○F.次の生産牧場 チェック
「社台グループ(@社台ファーム(社台)、Aノーザンファーム(NF)、
B白老ファーム(白老)、C追分ファーム(追分))と、外国牧場(外国)」
○G.馬体の張り・艶感 チェック
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(ただし、長距離G1−菊花賞および天皇賞(春)等は個人的な血統観を重視します。)
今回の上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬は次の通り
人気重視選択馬(生産) | 騎手名 | 種牡馬 | |
チェルヴィニア | NF | クリストフ・ルメール | ハービンジャー |
ステレンボッシュ | NF | 戸崎圭太 | エピファネイア |
クイーンズウォーク | NF | 川田将雅 | キズナ |
ミアネーロ | NF | 津村明秀 | ドゥラメンテ |
ボンドガール | NF | 武豊 | ダイワメジャー |
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秋華賞の過去10年の枠番別成績を以下に示します。
(2021年、2022年の阪神開催を含む過去10年のデータ)
1枠 [0 2 3] 5枠 [0 1 0]
2枠 [0 2 1] 6枠 [1 1 1]
3枠 [3 0 1] 7枠 [3 1 3]
4枠 [1 3 1] 8枠 [2 0 0]
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●状態の良さから重視<馬体の張り・・・クイーンズウォーク>、<艶感・・・クイーンズウォーク>
上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬はどれも来そうな馬ばかりですが、
秋華賞の過去データ(10年分)をチェックしてみます。
@前走重賞出走馬が好走。
(秋華賞勝ち馬 10頭中9頭該当)
(例外は次の1頭 2014年1着馬ショウナンパンドラ(前走 紫苑S(OP) 新潟開催))
(秋華賞連対馬 20頭中18頭該当)
(例外は次の1頭 2018年2着馬ミッキーチャーム)
評価を区分すると次のとおり。
(A)(◎)前走重賞出走馬
(B)(×)前走非重賞出走馬
A前走5着以内馬が好走。
(秋華賞勝ち馬 10頭中10頭該当)
(秋華賞連対馬 20頭中20頭該当)
評価を区分すると次のとおり。
(C)(◎)前走5着以内馬
(D)(×)前走6着以下馬
Bキャリア8戦以内馬が好走。
(秋華賞勝ち馬 10頭中8頭該当)
(例外は次の2頭 2017年1着馬ディアドラ、2022年1着馬スタニングローズ)
(秋華賞連対馬 20頭中18頭該当)
C1勝馬の連対は1頭のみ。
(秋華賞3着以内馬 30頭中27頭該当)
(残り3頭は2014年3着馬タガノエトワール、2019年3着馬シゲルピンクダイヤ
2020年2着馬マジックキャッスル)
D前走の馬体重440kg以上馬が好走。
(秋華賞勝ち馬 10頭中7頭該当)
(残り3頭は2015年1着馬ミッキークイーン、2016年1着馬ヴィブロス、
2019年1着馬クロノジェネシス)
ただし、ディープインパクト産駒の場合は馬体重が440kg未満でも好走している。
(秋華賞連対馬 20頭中13頭該当)
(残り3頭は2014年2着馬ヌーヴォレコルト、2017年2着馬リスグラシュー、
2020年2着馬マジックキャッスル、2022年2着馬ナミュール(母父ディープ))
(秋華賞3着以内馬 30頭中22頭該当)
(残り1頭は2018年3着カンタービレ)
ある程度の「馬格」(440kg以上)がないとパワー不足で秋華賞では苦しいと考えられる。
E3勝以上馬が好走。
(秋華賞勝ち馬 10頭中8頭該当)
(例外は次の2頭 2014年1着馬ショウナンパンドラ、2016年1着馬ヴィブロス)
(秋華賞連対馬 20頭中14頭該当)
(例外は次の4頭 2016年2着馬パールコード、2017年2着馬リスグラシュー、
2018年2着馬カレンブーケドール、2020年2着馬マジックキャッスル)
F前走2桁人気馬は軽視。
(過去10年の3着以内馬で前走2桁人気から秋華賞3着以内の巻き返しは1頭のみ。)
(例外は次の1頭 2014年3着馬タガノエトワール)
G芝で2勝以上かつ3連対以上馬が好走。
(過去10年の3着以内馬で芝で2勝以上かつ3連対以上馬以外の馬から秋華賞3着以内
の巻き返しは3頭のみ。)
(例外は次の3頭 2014年3着馬タガノエトワール、2019年3着馬シゲルピンクダイヤ、
2020年2着馬マジックキャッスル)
H前走4番人気以下馬の勝ち馬なし。
I過去5年、前走6番人気以下馬の好走は少なし。
(秋華賞3着以内馬 15頭中13頭該当)
(残り2頭は2020年2着馬マジックキャッスル(前走6番人気)、
2023年2着馬マスクトデーヴァ(前走7番人気))
J過去5年、前走G3以下の関東馬の勝ち馬なし。
(秋華賞3着以内馬 15頭中12頭該当)
(例外は次の3頭 2019年2着馬カレンブーケドール、2020年2着馬マジックキャッスル
2021年2着馬ファインルージュ)
Kキズナ産駒が京都芝2000m得意。
(過去2年の阪神芝2000種牡馬成績 [10 2 1 37] (勝率20.0%、連対24.0%))
ちなみに、
ゴールドシップ産駒
(過去2年の京都芝2000種牡馬成績 [4 0 1 19] (勝率16.7%、連対率16.7%))
ドゥラメンテ産駒
(過去2年の京都芝2000種牡馬成績 [3 5 4 25] (勝率8.1%、連対率21.6%))
ハービンジャー産駒
(過去2年の京都芝2000種牡馬成績 [2 11 2 25] (勝率5.0%、連対率32.5%))
JANKYの評価は次の通りです。
(ア) (A)(◎) × (C)(◎)・・・秋華賞馬
(イ) (B)(×) × (C)(◎)・・・秋華賞馬候補がいる。
(ウ) (A)(◎) × (D)(×)・・・馬券圏内も秋華賞馬はいない。
(エ) (B)(×) × (D)(×)・・・秋華賞馬はいない。
秋華賞の狙い目はもちろんターゲットエリア(ア)である。
項目 | C(◎) | D(×) | |
前走5着以内馬 | 前走6着以下馬 | ||
赤文字: (前走馬体重440kg未満馬) |
赤文字: (前走馬体重440kg未満馬) |
||
A (◎) |
前走 重賞出走馬 |
(キズナ産駒) ・クイーンズウォーク |
|
(エピファネイア産駒) ・ステレンボッシュ (ハービンジャー産駒) ・チェルヴィニア (ドゥラメンテ産駒) ・ミアネーロ |
|||
(前走4番人気以下馬) ・クリスマスパレード ・コガネノソラ ・タガノエルピーダ |
・キャットファイト ・ホーエリート |
||
(前走6番人気以下馬) ・セキトバイースト ・ボンドガール(死に目) |
(前走6番人気以下馬) ・アドマイヤベル ・ラヴァンダ ・ラビットアイ |
||
B (×) |
前走 非重賞出走馬 |
・チルカーノ ・ランスオブクイーン |
血統×騎手×調教師のクロスボムも今回から登場
項目 | C(◎) | D(×) | |
(父) 同レース過去10年 3着以内あり 種牡馬 (マル外含む) |
(父) 同レース過去10年 3着以内なし 種牡馬 (マル外含まない) |
||
青文字: 2022年以降 G1勝利あり 騎手騎乗 |
青文字: 2022年以降 G1勝利あり 騎手騎乗 |
||
A (◎) |
同レース過去10年3着以内あり 調教師 | ・クイーンズウォーク ・ステレンボッシュ ・タガノエルピーダ |
|
・チルカーノ | |||
B (×) |
同レース過去10年3着以内なし 調教師 | ・チェルヴィニア ・ボンドガール ・ホーエリート ・ミアネーロ ・ラビットアイ |
・アドマイヤベル ・キャットファイト ・クリスマスパレード ・コガネノソラ ・セキトバイースト ・ラヴァンダ ・ランスオブクイーン |
<死に目の馬番>
過去10年の秋華賞で1回も3着以内馬を出していない馬番が2つあります。
(2021年、2022年の阪神開催を含む過去10年のデータ)
・10番・・・(今回の出走馬では) ボンドガール
・17番・・・(今回の出走馬では) 該当馬なし
2014年の秋華賞では中間の調教本数、中4週で坂路16本のショウナンパンドラが優勝したので
今年も出走馬の調教本数をチェックはしました。
しかし、特に気になる馬はいませんでした。
一旦、アタマをまっさらにして考え直してみる。
「OP勝ちを含む連勝経験がある馬が好走」
(秋華賞勝ち馬 10頭中8頭該当)17年から7年連続該当馬が勝利しています。
(例外は次の2頭 14年ショウナンパンドラ、16年ヴィブロス)
今回の出走馬では3頭が該当。
・クイーンズウォーク
・コガネノソラ
・チェルヴィニア
「ノーザンファーム生産馬が好走」
(秋華賞勝ち馬 10頭中8頭該当)
(例外は次の2頭 14年ショウナンパンドラ、20年デアリングタクト)
今回の出走馬では8頭が該当。
・アドマイヤベル
・クイーンズウォーク
・クリスマスパレード
・ステレンボッシュ
・チェルヴィニア
・チルカーノ
・ボンドガール
・ミアネーロ
今回の勝負馬はこの馬
・クイーンズウォーク(前日単勝オッズ:8.0倍 3番人気)
今回の出走馬でキズナ産駒は次の2頭が出走。
・クイーンズウォーク
・タガノエルピーダ(前日単勝オッズ:22.2倍 9番人気)(昨年の朝日杯FS 3着馬も注目)
まあ、京都芝2000m大得意の川田騎手騎乗が決め手にもなっています。
今回、京都芝2000m大得意のキズナ産駒以外でもし勝負した場合は絶対に後悔する
ことになるんだろうなあと思います。
父キズナ(日本ダービー)
×母父ハーリントン(父アンブライドルズソング、ガルフストリームパークH (米G1・ダート1900m))
×母母父シルヴァーデピュティ(フレンチデピュティ系)
×母母母父ボールドロックス(ボールドルーラー系)
秋華賞はこの馬を応援します。
・クイーンズウォーク
馬券は単勝と複勝で勝負。
ぜひとも、がんばってほしいです(^o^)丿
◆【JANKY-レース回顧】
今回のレース結果を検証してみる。
人気重視選択馬(生産) | 騎手名 | 結果 | |
チェルヴィニア | NF | クリストフ・ルメール | 単勝230円、複勝120円 |
ステレンボッシュ | NF | 戸崎圭太 | 複勝140円 |
クイーンズウォーク | NF | 川田将雅 | × |
ミアネーロ | NF | 津村明秀 | × |
ボンドガール | NF | 武豊 | 複勝290円 |
1着 チェルヴィニア
(父ハービンジャー×母父キングカメハメハ)
2着 ボンドガール
(父ダイワメジャー×母父ティズウェイ)
3着 ステレンボッシュ
(父エピファネイア×母父ルーラーシップ)
私の予想馬は3番人気の15着でした。
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■ 14 ■ [京都11R] 第29回 秋華賞(G1)
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2024年10月13日(日) / 京都 2000m 芝・右 内 / 晴・良
3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
着 枠 馬番 馬名 性齢 斤 騎手 着差 人気
1[3] 5 チェルヴィニア 牝3 55 ルメー 1:57.1 1
2[6] 10 ボンドガール 牝3 55 武 1.3/4 5
3[8] 14 ステレンボッシュ 牝3 55 戸 崎 1/2 2
4[7] 12 ラヴァンダ 牝3 55 岩田望 3/4 13
5[7] 13 クリスマスパレード 牝3 55 石 川 ハナ 8
6[2] 2 ミアネーロ 牝3 55 津 村 クビ 4
7[3] 4 タガノエルピーダ 牝3 55 団 野 クビ 7
8[4] 7 チルカーノ 牝3 55 鮫島克 1.1/2 12
9[5] 8 コガネノソラ 牝3 55 坂 井 クビ 9
10[1] 1 ホーエリート 牝3 55 北村友 ハナ 14
11[4] 6 ラビットアイ 牝3 55 横山典 2 15
12[5] 9 アドマイヤベル 牝3 55 横山武 1.1/4 11
13[8] 15 セキトバイースト 牝3 55 藤 岡 ハナ 10
14[6] 11 ランスオブクイーン 牝3 55 松 山 1/2 6
15[2] 3 クイーンズウォーク 牝3 55 川 田 6 3
払戻金 [単 勝] 5 230円
[複 勝] 5 120円/ 10 290円/ 14 140円
[枠 連] 3−6 880円
[馬 連] 5−10 2200円
[ワイド] 5−10 750円 / 5−14 230円 / 10−14 900円
[馬 単] 5−10 2880円
[3連複] 5−10−14 2230円
[3連単] 5−10−14 11970円