2024.10.23 <京都> 菊花賞
                  3歳/国際・指/牡・牝/馬齢/芝3000M


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◆【JANKY-レース直前予想】
-前日予想(10/20)-

予想スタンス> 
2007年と同様に単勝と複勝での1点絞込み勝負です。

今年は昨年以上に生産牧場・単勝人気にも十分に注意を払いたいと思います。
回収率ももちろんですが的中率も考慮に入れた予想をしていきたいと思います。

予想のポイントとしては、下記の比率で予想していきたいと思います。

大項目 (重視比率) 中項目 小項目
騎手 (40%) 騎手成績 実績重視
騎手のコースとの相性 取捨選択要素
馬  (40%) 血統 爆発力
馬の能力 客観的に実力判断
馬のコース適性 得意コース
調教 (20%) 中間の調教具合 血統を補うなら調教


<2022〜2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名> 
2022〜2023年のG1での優勝馬の騎手および種牡馬は、下表の通り偏っていました

今年は単勝の的中率を上げたいと思ってるので、2023年複数回の優勝実績の騎手
については、今年評価を上げて予想したいと思います。

2022年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(7) ・石川裕紀人(1)
・田辺裕信(1)
・丸田恭介(1)
・横山和生(2)
・吉田隼人(2)

・アメリカンフェロー(1)
・エイシンフラッシュ(1)
・キズナ(1)
・キタサンブラック(2)
・キトゥンズジョイ(1)
・キングカメハメハ(2)
・クロフネ(1)
・ゴールドアリュール(1)
・ダイワメジャー(1)
・ディープインパクト(2)
・ドゥラメンテ(6)
・ドレフォン(1)
・ハーツクライ(1)
・モーリス(1)
・ルーラーシップ(1)
・ロードカナロア(1)
関西騎手(10) ・池添謙一(1)
・荻野極(1)
・川田将雅(3)
・坂井瑠星(2)
・武豊(1)
・福永祐一(2)
外人騎手(7) ・クリストフ・ルメール(3)
・クリスチャン・デムーロ(1)
・ダミアン・レーン(1)
・バウルジャン・ムルザバエフ(1)
・ライアン・ムーア(1)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

<2023年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名> 

2023年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(5) ・内田博幸(1)
・北村宏司(1)

・戸崎圭太(2)

・横山武史(1)
・キズナ(2)a
・キタサンブラック(4)
・クロフネ(1)
・サトノクラウン(1)
・スワーヴリチャード(1)
・ダイワメジャー(1)
・ディープインパクト(1)
・ドゥラメンテ(5)
・ハーツクライ(1)
・ハービンジャー(1)
・パレスマリス(1)
・モーリス(1)
・レモンドロップキッド(2)
・ロードカナロア(2)
関西騎手(11) ・川田将雅(5)
・坂井瑠星(2)
・武豊(2)
・団野大成(1)
・藤岡康太(1)
外人騎手(8) ・クリストフ・ルメール(7)
・ダミアン・レーン(1)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

<2024年G1 優勝馬の騎手名&種牡馬名>

2024年 G1優勝 騎手名 種牡馬
関東騎手(5) ・菅原明良(1)
・津村明秀(1)
・戸崎圭太(1)
・横山和生(1)
・横山典弘(1)
・アクラメーション(1)
・エピファネイア(4)

・キズナ(1)
・キングカメハメハ(1)
・ダークエンジェル(1)
・ドゥラメンテ(1)
・ハービンジャー(2)
・パレスマリス(1)
・リオンディーズ(1)
・ロードカナロア(1)
関西騎手(5) ・川田将雅(1)
・坂井瑠星(1)
・西村淳也(1)
・藤岡佑介(1)
・菱田裕二(1)
外人騎手(4) ・クリストフ・ルメール(2)
・ジェームズ・マクドナルド(1)
・ジョアン・モレイラ(1)
地方騎手(0)

                               ( )内数字は優勝回数

<今回のレース予想>
ようやく秋G1の季節になりました。
先週の秋華賞では上位人気馬だった予想馬がスタートでつまずき最下位。
今週の予想は3歳馬の国内G1-菊花賞。
JANKY予想はいかに。

昨年2023年のシーズンは10勝14敗と健闘もそのうち単勝は5勝と低迷したので、
予想スタイルの枠を自分にはめて、穴予想にぶれないようにしたいと思います。

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[予想スタイル2024]
A.単勝人気で4番人気(オッズ変動で5番人気も考慮)までを重視
○B.前年度G1実績騎手 チェック(特に外国人ジョッキーに注目)
○C.前年度G1実績種牡馬 チェック
○D.(芝)東京、京都、阪神コース 前3走 上がり34秒台以上連続実績 チェック
○E.社台スタリオンステーション繋養種牡馬 チェック
○F.次の生産牧場 チェック
 「社台グループ(@社台ファーム(社台)、Aノーザンファーム(NF)、
 B白老ファーム(白老)、C追分ファーム(追分))と、外国牧場(外国)」
○G.馬体の張り・艶感 チェック
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(ただし、長距離G1−菊花賞および天皇賞(春)等は個人的な血統観を重視します。)



今回の上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬は次の通り

人気重視選択馬(生産) 騎手名 種牡馬
ダノンデサイル 社台 横山典弘 エピファネイア
アーバンシック NF クリストフ・ルメール スワーヴリチャード
コスモキュランダ ミルコ・デムーロ アルアイン
メイショウタバル 浜中俊 ゴールドシップ
ヘデントール NF 戸崎圭太 ルーラーシップ

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菊花賞の過去10年の枠番別成績を以下に示します。
(阪神3000mで開催の2021年、2022年を除く京都芝3000mコース時10年分)
1枠 [2 0 0]  5枠 [0 2 3]
2枠 [4 2 0]  6枠 [1 2 0]
3枠 [1 0 0]  7枠 [1 2 5]
4枠 [0 1 1]  8枠 [1 1 1]
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●状態の良さから重視<馬体の張り・・・ショウナンラプンタ>、<艶感・・・ショウナンラプンタ>

上位人気(単勝オッズ4番人気(or5番人気)まで)馬はどれも来そうな馬ばかりですが、
菊花賞の過去データ(10年分)をチェックしてみます。
@前走の馬体重500kg未満馬が好走。
 (菊花賞勝ち馬 10頭中8頭該当)
  (残り2頭は2015年1着馬キタサンブラック、2016年1着馬サトノダイヤモンド)

 (菊花賞連対馬 20頭中17頭該当)
  (残り1頭は2015年2着馬リアルスティール)
 (菊花賞3着以内馬 30頭中26頭該当)
  (残り1頭は2015年3着馬リアファル)

評価を区分すると次のとおり。
 (A)(◎)前走の馬体重500kg未満馬
 (B)(×)前走の馬体重500kg以上馬

A前走と同じ騎手が騎乗した馬が好走。(乗り替わりは割り引きも、「→ルメール」へはOK
 (菊花賞勝ち馬 10頭中8頭該当)
  (例外は次の1頭 2018年1着馬フィエールマン(石橋脩
→ルメール)、
   2023年1着馬ドゥレッツア(戸崎
→ルメール))
 (菊花賞連対馬 20頭中14頭該当)
  (例外は次の3頭 2014年2着馬サウンズオブアース(藤岡祐→蛯名)、
   2019年2着馬サトノルークス(川田→福永)、
   2020年2着馬アリストテレス(デムーロ
→ルメール
   2023年1着馬タスティエーラ(レーン→モレイラ))
 (菊花賞3着以内馬 30頭中23頭該当)
  (例外は次の1頭 2017年3着馬ポポカテペトル(岩田→和田))
評価を区分すると次のとおり。
 (C)(◎)継続騎乗馬
 (D)(×)乗り替わり馬

B前走3着以内馬が好走。(2015年までの予想時は前走5着以内馬が好走。で評価した。)
 (菊花賞勝ち馬 10頭中9頭該当)
  (例外は次の1頭 2021年1着馬タイトルホルダー(前走13着))
 (菊花賞連対馬 20頭中18頭該当)
  (例外は次の1頭 2017年2着馬クリンチャー(前走9着))

C前走重賞出走馬が好走。
 (菊花賞勝ち馬 10頭中9頭該当)
  (2023年1着馬ドゥレッツア(前走は準OPの3勝クラス))
  (それまでの重賞未経験馬の勝利は1990年メジロマックイーンまでさかのぼる。)
  (それまでの前走重賞以外出走馬は2009年スリーロールスまでさかのぼる。)
 (菊花賞連対馬 20頭中18頭該当)
  (例外は次の1頭 2020年2着馬アリストテレス)

D春の二冠(皐月賞、日本ダービー)で6着以下しかなかった馬は苦戦。
 春の二冠で6着以下しかなかった馬は[0 3 1 着外多し]
  (例外は次の4頭 2014年2着馬サウンズオブース
   2016年2着馬レインボーライン、2019年2着馬サトノルークス、
   2022年3着ジャスティンパレス)

Eキャリア5〜8戦馬が好走。(4戦以下、9戦以上は消し)
 (菊花賞勝ち馬 10頭中9頭該当)
  (例外は次の2頭 2018年1着馬フィエールマン(3戦))
 (菊花賞連対馬 20頭中16頭該当)
  (例外は次の3頭 2014年2着馬サウンズオブアーズ(9戦)、
   2016年2着馬レインボーライン(12戦)、2021年2着馬オーソクレース(4戦))

F芝での6着以下4回の馬は苦戦。  

 (菊花賞3着以内馬 30頭中30頭は芝での6着以下3回まで

G菊花賞トライアル組が好走。
 (菊花賞勝ち馬 10頭中8頭該当)
  (例外は次の1頭 2018年1着馬フィエールマン、2023年1着馬ドゥレッツア)
 (菊花賞連対馬 20頭中15頭該当)
  (例外は次の2頭 2016年2着馬レインボーライン、2020年2着馬アリストテレス、
   2023年1着馬タスティエーラ)

(昨年2023年は1〜3着馬、しかも3年連続勝ち馬が関東馬だったのであくまで参考)
H関西馬が好走。(2021年、2022年は阪神開催)
 (菊花賞勝ち馬 10頭中6頭該当)
  (例外は次の3頭 2018年1着馬フィエールマン、2021年1着馬タイトルホルダー、
   2022年1着馬アスクビクターモア、2023年1着馬ドゥレッツア)
  (それまでの関東馬は2001年1着マンハッタンカフェまでさかのぼる。)
 (菊花賞連対馬 20頭中14頭該当)
  (例外は次の1頭 2021年2着馬オーソクレース、2023年1着馬タスティエーラ)
  (それまでの関東馬は2004年2着ホオキパウェーブまでさかのぼる。)


JANKYの評価は次の通りです。
 (ア) (A)(◎) × (C)(◎)・・・菊花賞馬
 (イ) (B)(×) × (C)(◎)・・・菊花賞馬候補がいる。
 (ウ) (A)(◎) × (D)(×)・・・馬券圏内も菊花賞馬はいない。
 (エ) (B)(×) × (D)(×)・・・菊花賞馬はいない。
菊花賞の狙い目はもちろんターゲットエリア(ア)である。

項目   C(◎) D(×)
継続騎乗馬 乗り替わり
 赤文字:
(前走4着以下馬)
  
 赤文字:
(前走4着以下馬)
   

(◎)    
前走の馬体重
500kg未満馬
・メイショウタバル
(春の二冠で6着以下のみ)
・エコロヴァルツ
・アレグロブリランテ(死に目)
・メリオーレム
(春の二冠で6着以下のみ)
・ビザンチンドリーム

・ミスタージーティー(死に目)
(キャリア5〜8戦以外馬)
・ウエストナウ(死に目)
・ピースワンデュック(前走重賞以外出走馬)
(前走重賞以外出走馬)
・アスクカムオンモア

・アドマイヤテラ
・シュバルツクーゲル
・ノーブルスカイ(キャリア5〜8戦以外馬)
・ヘデントール

(×)  
前走の馬体重
500kg以上馬
  
・アーバンシック
・ショウナンラプンタ
・ダノンデサイル
(キャリア5〜8戦以外馬)
・コスモキュランダ
(前走重賞以外出走馬)
・ハヤテノフクノスケ

血統×騎手×調教師のクロスボムも今回から登場

項目 C(◎) D(×)
(父) 同レース過去10年
3着以内あり 種牡馬

(マル外含む)
(父) 同レース過去10年
3着以内なし 種牡馬

(マル外含まない)
青文字:
2022年以降
G1勝利あり 騎手騎乗
青文字:
2022年以降
G1勝利あり 騎手騎乗

(◎) 
同レース過去10年3着以内あり 調教師 ・ミスタージーティー ・アドマイヤテラ
・メリオーレム

(×)
同レース過去10年3着以内なし 調教師 ・エコロヴァルツ
・ダノンデサイル
・ノーブルスカイ
・ビザンチンドリーム
・ヘデントール
・アスクカムオンモア
・アレグロブリランテ
・アーバンシック
・ウエストナウ

・コスモキュランダ
・シュバルツクーゲル
・ショウナンラプンタ
・ハヤテノフクノスケ
・ピースワンデュック
・メイショウタバル

長距離G1−菊花賞および天皇賞(春)等は個人的な血統観を重視するため、いつもと趣を
変えた予想となっております。

<死に目の馬番>
過去10年の菊花賞で1回も3着以内馬を出していない馬番が3つあります。
(阪神3000mで開催の2021年、2022年を除く京都芝3000mコース時10年分)
・ 6番・・・(今回の出走馬では) ミスタージーティー
・ 8番・・・(今回の出走馬では) ウエストナウ
・18番・・・(今回の出走馬では) アレグロブリランテ

結論的に、私が勝負したい馬は
・メイショウタバル
前日単勝オッズは8.8倍(4番人気)。ちなみに複勝は(2.9−4.2倍)

父ゴールドシップが菊花賞馬で超距離適性は明らかですし、母系にも長距離血統が
流れています。

馬体の仕上がりを見てもスラっと長い脚でトモがパンと張り、肌艶も最高です。

中間は64秒3の好時計で抜群の仕上がりなので力を発揮することでしょう。

私の中の自分だけの格言ですが、
「ステイヤー血統(晩成型)なのに、3歳春で早くも能力を開花させている馬は相当強い。」
にも当てはまります。

父ゴールドシップ(父ステイゴールド、有馬記念、天皇賞(春)、皐月賞、菊花賞)
 ×母父フレンチデピュティ(デピュティミニスター系 ジェロームH(米G2・ダート1600m))
  ×母母父ダンスインザダーク(サンデーサイレンス系 菊花賞)
   ×母母母父クリスタルグリッターズ(ブラッシンググルーム系 イスパーン賞(仏G1・芝1850m))

菊花賞はこの馬を応援します。
・メイショウタバル
馬券は単勝と複勝で勝負。
ぜひとも、がんばってほしいです(^o^)丿


◆【JANKY-レース回顧】
今回のレース結果を検証してみる。

人気重視選択馬(生産) 騎手名 結果
ダノンデサイル 社台 横山典弘 ×
アーバンシック NF クリストフ・ルメール 単勝370円、複勝160円
コスモキュランダ ミルコ・デムーロ ×
メイショウタバル 浜中俊 ×
ヘデントール NF 戸崎圭太 複勝240円

1着 アーバンシック
(父ハービンジャー×母父ハービンジャー)

2着 ヘデントール
(父ルーラーシップ×母父ステイゴールド)


3着 アドマイヤテラ
(父レイデオロ×母父ハーツクライ)

私の予想馬は5番人気の16着でした。


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■ 15 ■ [京都11R] 第85回 菊花賞(G1)
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2024年10月20日(日) / 京都 3000m 芝・右 外 / 晴・良
3歳 / 牡牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢

着 枠 馬番 馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[7] 13 アーバンシック   牡3 57 ルメー 3:04.1  2
2[8] 16 ヘデントール    牡3 57 戸 崎 2.1/2   4
3[8] 17 アドマイヤテラ   牡3 57  武  ハナ   7
4[6] 11 ショウナンラプンタ 牡3 57 鮫島克 クビ   6
5[4] 7 ビザンチンドリーム 牡3 57 シュタ クビ   9
6[2] 4 ダノンデサイル   牡3 57 横山典 1.1/2   1
7[6] 12 シュバルツクーゲル 牡3 57 松 山 7    14
8[3] 5 ハヤテノフクノスケ 牡3 57 岩田望 1.1/2   15
9[7] 15 エコロヴァルツ   牡3 57 岩田康 ハナ   12
10[8] 18 アレグロブリランテ 牡3 57 横山和 5    18
11[4] 8 ウエストナウ    牡3 57 西村淳 3/4    11
12[3] 6 ミスタージーティー 牡3 57 坂 井 1/2    13
13[7] 14 メリオーレム    牡3 57 藤 岡 4    10
14[5] 9 コスモキュランダ  牡3 57 デムー 2.1/2   3
15[1] 1 ピースワンデュック 牡3 57 柴田善 4    8
16[5] 10 メイショウタバル  牡3 57 浜 中 1.1/4   5
17[2] 3 アスクカムオンモア 牡3 57 北村友 3    16
18[1] 2 ノーブルスカイ   牡3 57 池 添 大差   17

払戻金 [単 勝] 13 370円
[複 勝] 13 160円/ 16 240円/ 17 470円
[枠 連] 7−8 760円
[馬 連] 13−16 1180円
[ワイド] 13−16 490円 / 13−17 1070円 / 16−17 1640円
[馬 単] 13−16 2000円
[3連複] 13−16−17 5200円
[3連単] 13−16−17 19390円


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