仲間づくり
  既に出来ている組合に加入する場合など、一人でも組合員になることが出来ます。しかし、新しく 組合を作る場合は一人では組合にはなりません。少なくとも二人以上、出来れば職場や会社の過 半数の人たちが参加した方がその後の運動がやり易くなります。ですから日頃から職場で多くの 仲間を作っておくことが大切です。

最初は少数で 
  最初から大勢の人が集まれば、会社の目に触れることが多くなります。最初は2〜3人或いは4 〜5人程度までが限度でしょう。仲間を裏切らない信用できる人を中心にしましょう。

会社での不満や要求を整理する
  労働組合に加入する人は、会社に対する日常の仕事の内容や、やり方への不満、会社の低い  労働条件に不満があって加入してきます。労働組合が出来ればこれらの問題を解決していかな  ければなりません。
  従って従業員は何に不満があって、どのように改善しようとしているのかを整理しておいた方が、 その後の行動を素早く決定できます。

会社には絶対に秘密に
  当然のことですが労働組合が結成されるまでの間は、どんなことがあっても会社に察知されない ように注意しましょう。会社に事前に漏れた場合は必ずと言っていいほど組合結成は妨害されま  す。中心となる少数の人たちは、集まる場所や時間、メモ等に注意して、準備活動が事前に会社 につ かまれることのないよう警戒心を高めましょう。会社にばれたと判断できる場合は、ためら  わず、個人加盟の全国一般に助けを求めよう。良い方法はプロの全国一般の専従者と共に行  動することですね

不当労働行為について
  会社が労働組合をつぶしたり、組合活動家を解雇したりすることは、労働組合法第7条によって 禁止されています。この労組法7条違反を不当労働行為といいます。都道府県単位で労働委員  会が設置されています。救済申請が出来ます。(不当労働行為とは)

学習すること
  組合を作ろうとする場合、仲間同士が労働法や組合つぶし対策について事前に学習を深めるこ とが大切です。法律で労働組合作りがどのように保護されているか、また会社側の組合つぶしの 『常套手段』などについて学習し、自分自身が確信を持って組合作りを進めることが大切です。そ の場合私たちに連絡いただければ、どんな所でも、どのような時間帯でも参加させていただきま  す。もちろん無料です。

具体的な準備作業
  組合を作る場合、会社の中だけで作るか(企業内組合)、全国一般などのように既に作られてい る組合に加入するか(合同労組)によって、準備作業は違ってきます。確実に組合が作られて、身分保障が得られる方法は個人個人が加入する全国一般のような合同労組に頼ることが良い。                       

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労働組合の作り方(結成)