"My Pure Lady" Junko Sakurada
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桜田淳子 語録データベース(テーマ別編)

★ 男性観について ★

(『週刊PB』S50/03/?号より)「やさしすぎる男のコはものたりない」
(『東京スポーツ』S52/01/12より)「いつも果てしない夢を追っているタイプの人がいい」
(『週刊実話』S53/06/27号より)「私、男尊女卑って、わりと賛成なんですよ」
(『週刊平凡』S55/03/?号より)「(理想の男性像は)マッカーサーかしら」
(『週刊大衆』S56/07/02号より)「好きな男性のタイプは」
(『?』S57/?/?号より)「男の人、今の女の人に甘いなと思うの」
(『婦人画報』S61/04月号より)「(神のような)ものに見られているという宗教性のある人が好き」





★ 女性観について ★

(『週刊ファイト』S52/02/22号より)「私は奥さんになれる人」
(『週刊実話』S53/06/27号より)「私、男尊女卑って、わりと賛成なんですよ」
(『週刊明星』S60/01/?号より)「耐える女が好き」
(『週刊平凡』S60/01/?号より)「修道女のような清らかさじゃ……」
(『LEE』S60/?/?号より)「「旦那さんに尽くすことが喜び、そういう奥さんになりたい」
(『婦人画報』S61/04月号より)「昔の女性の考え方が好き」





★ 結婚・恋愛観について ★

(『週刊PB』S50/03/?号より)「若いうちの恋は結婚に結びつけないの」
(『週刊実話』S53/06/27号より)「初恋は、小学二年生のとき」
(『週刊実話』S53/06/27号より)「おヨメに行くまで大事にするものだと思っています」
(『週刊実話』S53/06/27号より)「婚前交渉とか、同棲なんかも考えられないわね」
(『週刊平凡』S55/03/?号より)「恋愛も結婚も、私の場合は一生に一度」
(『週刊平凡』S55/03/?号より)「自分から早目に、その(恋愛になりそうな)芽を摘んでしまうんです」
(『週刊平凡』S55/03/?号より)「今の内に人生を決めてしまいたくないんです」
(『週刊大衆』S56/07/02号より)「相思相愛は一回だけ」
(『週刊大衆』S56/07/02号より)「そのヒトのことをずっと好きだと思いますよ」
(『週刊大衆』S56/07/02号より)「結婚するのは三十歳ぐらいだと」
(『週刊大衆』S56/07/02号より)「セックスという言葉からどういう印象を受ける?」と聞かれて
(『週刊大衆』S56/07/02号より)「いつかは飛び越える時期があるんでしょうけど」
(『週刊大衆』S56/07/02号より)「あとは、運命が決めるんじゃないかな」
(『週刊大衆』S56/07/02号より)「相手からハッキリ好意を示されると、フッとさめてしまうの」
(『週刊PB』S56/07/?号より)「私でも、……好きな男性はいたんですよ」
(『週刊PB』S56/07/?号より)「バージン?」と聞かれて
(『週刊PB』S56/07/?号より)「これからも処女にこだわる?」と聞かれて
(『週刊PB』S56/07/?号より)「ただ一回の結婚で人生を送りたいんです」
(『週刊明星』S58/12/02号より)「もしそういうことになったら、主婦一本でやります」
(『週刊明星』S60/01/?号より)「耐える女が好き」
(『週刊平凡』S60/01/?号より)「結婚は紹介かお見合いでって思ってます」
(『週刊平凡』S60/01/?号より)「修道女のような清らかさじゃ……」
(『女性セブン』S60/07/?号より)「恋愛に不向きだっていわれるんです」
(『婦人画報』S61/04月号より)「昔の女性の考え方が好き」
(『婦人画報』S61/04月号より)「自分のためだけっていうのは、次元が低いような気がして」





★ 自分について ★

(『週刊ファイト』S52/02/22号より)「私は奥さんになれる人」
(『週刊実話』S53/06/27号より)「おヨメに行くまで大事にするものだと思っています」
(『週刊実話』S53/06/27号より)「婚前交渉とか、同棲なんかも考えられないわね」
(『週刊大衆』S56/07/02号より)「プライド」
(『週刊大衆』S56/07/02号より)「オトコ音痴」
(『週刊大衆』S56/07/02号より)「相手からハッキリ好意を示されると、フッとさめてしまうの」
(『週刊PB』S56/07/?号より)「バージン?」と聞かれて
(『?』S57/?/?号より)「(芸能界に入っても)絶対普通の意識を持っていようと」
(『?』S57/?/?号より)「たぶんに保守的なんですね?」という質問に
(『?』S57/?/?号より)「みんなも私のいい部分だけを見ていたいだろうし」
(『?』S57/?/?号より)「「今になったら私、しばられたい≠フ」
(『週刊明星』S58/12/02号より)「もしそういうことになったら、主婦一本でやります」
(『週刊平凡』S60/01/?号より)「男をコヤシにしろといわれるけど、とってもできない」
(『週刊平凡』S60/01/?号より)「私たちって勘違いしていると思うんです」
(『週刊平凡』S60/01/?号より)「(芸能界を)安っぽい世界にしてしまうのが恥ずかしい」
(『週刊平凡』S60/01/?号より)「苦境に立たされるのがわりと好きみたい」
(『週刊平凡』S60/01/?号より)「それを直してやろうという神様のおはからいだと」
(『LEE』S60/?/?号より)「こういう芸能界にも執着がない人なんです」
(『LEE』S60/?/?号より)「私の中にはいい人でありたいという願望があるんです」
(『週刊平凡』S60/07/?号より)「私、神様の存在を信じているんです。」
(『女性セブン』S60/07/?号より)「恋愛に不向きだっていわれるんです」
(『婦人画報』S61/04月号より)「(神のような)ものに見られているという宗教性のある人が好き」



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桜田淳子 インタビュー・データベース(時系列)

(『週刊PB』S50/03/?号より)「やさしすぎる男のコはものたりない」
「やさしすぎる男のコはものたりない。学生服を着たシャキッとしたコが好き。

 私、クールにされると、よけい好きになるの」

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(『週刊PB』S50/03/?号より)「若いうちの恋は結婚に結びつけないの」
(「愛の動作の中で何がいちばん好き?」と聞かれて)

「そんなに知らないもの。でもでもネ、私、思うんです。愛の表現の中でいちばん美しいのはクチヅケ≠セって」

(「ではココロミたか?」と聞かれて)

「恋人もいないのに? まだです!

 占いによるとォ、早婚だと離婚の可能性大……ということですからァ、若いうちの恋は結婚に結びつけないの。片想いのままにしておくの」

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(『東京スポーツ』S52/01/12より)「いつも果てしない夢を追っているタイプの人がいい」
「独身の男の人、とっても怖いの。ホレられちゃったらヤバイもん。

 女の人って、ホレられた方が幸せになるっていうけれど、今は追っかけたほうが、カッコいいしラク。

 理想の男性? ボクは男だっていう感じの人キライ。

 どっちかというと、少年みたいに、いつも果てしない夢を追っているタイプの人がいい。ジュンコがそうだから。

 たまに、そんな彼に会ったりして、ドキーッとするの」

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(『週刊ファイト』S52/02/22号より)「私は奥さんになれる人」
「(映画『若い人』で演ずる)江波恵子と私は正反対みたいですね。好きになれないみたい。

 男の人からすると、奥さんにするなら何でもわかっちゃうという女の人と、恋人にするなら何を考えているのかわからないような人の方が魅力的なんでしょ。

 恋人にするなら恵子がいいでしょうね。奥さんになれない人。

 私は奥さんになれる人。(笑)」

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『週刊実話』S53/06/27号より)「初恋は、小学二年生のとき」
「初恋は、小学二年生のとき。相手は一緒に学級委員をしていたユージ君。

 その後、恋らしき恋は一回くらいしかありません。どれが恋だったのかさえ、よくわからないのね」

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『週刊実話』S53/06/27号より)「おヨメに行くまで大事にするものだと思っています」
「進みません。私は、処女性にこだわっているから、おヨメに行くまで大事にするものだと思っています。

 ある先輩の歌手の方が、私のことを『あなたは心を開かない人ね』といったけど、私がいくら心を開いても、結局タテマテでしかこたえてくれないんです。

 そんな人たちを相手に心を開くのがイヤになったんですね、私。」

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『週刊実話』S53/06/27号より)「婚前交渉とか、同棲なんかも考えられないわね」
「恋人ができても、私のほうから絶対に電話したりできないの。

 婚前交渉とか、同棲なんかも考えられないわね。」

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『週刊実話』S53/06/27号より)「私、男尊女卑って、わりと賛成なんですよ」
「理想の男性はコセコセしない、スケールの大きい人がいいですね。ボクが世の中を動かしてやるというくらいの意気込みを持っている人。

 私、男尊女卑って、わりと賛成なんですよ。男の人はある程度横暴なくらいのほうがいいと思うんです。

 男は家庭では、黙ってジッとしていてほしい。

 女は、こんな男の人を、かいがいしく世話をする。こんなのがいいなあと思うんです。

 気がきいて、いろいろとしてくれる男の人って好きじゃないんです」

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『週刊平凡』』S55/03/?号より)「恋愛も結婚も、私の場合は一生に一度」
「私は、たったひとりの男性を心から愛して、その人と結婚したいんです。そしてその人と一生、添い続けたい。

 だから恋愛も結婚も、私の場合は一生に一度と思っているんです。

好きな人のひとりやふたり、いてもおかしくないのに、そんなこといっているなんて、お前はかたわじゃないか?≠ネんていわれることがあるんです。

 私はやっぱり古風すぎるのかしら……そう思ったりすると、ときどき自信がなくなってしまうこともあるんです」

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『週刊平凡』S55/03/?号より)(恋愛になりそうになると)「自分から早目に、その芽を摘んでしまうんです」
「私って、だれかを好きになっちゃうと、だれになんといわれようと、どこまでもいっちゃいそうな性格だと思うんです。

 そう思うと、つい臆病になってしまう部分がどこかにあるんですね。

 だから、ふつうなら恋愛になりそうなケースでも、私の場合は、自分から早目に、その芽を摘んでしまうんです、きっと」

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『週刊平凡』S55/03/?号より)「いまのうちに人生を決めてしまいたくないんです」
「ふつうのお友達であるあいだはいいの。

 だけどそこに好き嫌いの感情が出てきて、恋に発展しそうな気配が見えたとたん、こわい、と思っちゃうのね。

 それは私だって恋愛はしたいですよ。

 でも、そのときの感情だけにおもむいて、恋愛、結婚と流されていくにはまだ早いと思うんです。

 いまのうちに自分の人生を決めてしまいたくないんです。もしも恋人なんかできてしまうと、そこから先の自分の人生がもう見えちゃうでしょう。

 とにかく恋愛も結婚も一生に一度と考えているんですから、いまから先が見えちゃ、つまらないでしょ」

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『週刊平凡』S55/03/?号より)(理想の男性像は)「マッカーサーかしら」
「よく、どういうタイプの男性が好きですか、という質問を受けるんですけど、私にはこれがいちばん困るんです。

 だって好きな男性のイメージって、私には浮かんでこないんですもの。しいていえばマツカーサーかしら……なんていっては笑われちゃうんです。

 信念をもって生きている人がいいとは思うんです。

 ただ、どういう信念か、具体的に説明しろ、といわれると、人それぞれ信念をもって生きているわけだからまた困っちゃうんです」

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(『週刊大衆』』S56/07/02号より)「相思相愛は一回だけ」
「いままでは相思相愛っていうと、一回だけかなあ。芸能界以外のヒト。それも四、五年ずっと好きでね。

 でも、ほとんど会う機会がないから、誰かを通して、手紙を渡してもらったり。ときには仕事先からだしたことも。

 でも、ポストからだすときは、自分の名前を書いたことはなかった。相手のご両親がエーッ≠ニびっくりするといけないと思って」

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(『週刊大衆』S56/07/02号より)「プライド」
「ただ私は、ヘンなプライドがあるからダメなんですねえ。

 本当に好きなヒトにたいしても今度会ってちょうだい≠ニかいえないし、逆に相手から電話番号を教えて≠ニいわれても、教えない。意地っ張りだから、わりと突っ張っちゃうんです。

 ときには、本当は好きなのに嫌い≠ニか逆の言葉をついいっちゃう。

 だから家に帰ってからなんで、あんなこといっちゃったんだろう≠チて、悔やむんですよねえ」

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(『週刊大衆』S56/07/02号より)「そのヒトのことをずっと好きだと思いますよ」
「結局、そのヒトとのこと、ずっと待ってたんだけど、なんとなくソッポをむかれちゃいました。

 ただ、誰にでも忘れられないヒトっていますよね。

 恐らく私も、そのヒトのことをずっと好きだと思いますよ。たとえ、別のヒトと結婚したとしても」

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(『週刊大衆』S56/07/02号より)「オトコ音痴」
「つい昨日、ある男優さんから、突然キミは、オトコ音痴だね≠ニ、スタジオでいわれたんですよ。

 軽い冗談なんでしょうけど、その一言がもうグサッとときましてねえ。

 結局誘われてもいかないと、つきあいが悪いとか、いわれてしまうんですよね。

 でも、この世界って、こういうヒトが多いから、むずかしいなあと思う」

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(『週刊大衆』S56/07/02号より)「結婚するのは三十歳ぐらいだと」
「正直いって、いまは結婚ってどうでもいいと思っている時期なんです。

 でも結婚しない女≠カゃないの。やっぱり、女性というのは、結婚してこどもを生んで初めて一人前だと思うから、母親にはなりたいと思いますね。

 でも、女性の中にはいちばんホルモンの分泌のいいのが二十五歳だから、それまでに結婚して出産しようと考えるヒトがいるんですよね。私はそこまで考えて実行することはできないなあ。

 自分でも、結婚するのは三十歳ぐらいだと思っているし、出産はそれからでもいいんです。そのころには、こどもをちゃんと育てる自信が、できていると思うから」

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(『週刊大衆』S56/07/02号より)「セックスという言葉からどういう印象を受ける?」と聞かれて
「そうですねェ……いやらしいものとか、不潔とかなんとかというもんじゃなくてねえ。要するに、それがないとねえ、こどもができないわけでしょう? 

 だから、人間にとっては必要なことだと思うんです。

 ただ、私にとっては、結婚と同じで、たたまたま現在は重要視しているものじゃないんですね」

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(『週刊大衆』S56/07/02号より)「いつかは飛び越える時期があるんでしょうけど」
「要するに、今はそこまでホントにどうしようもないくらい好きなヒトがいないんですよね。いいヒトはいるんだけど、いまいちという感じで。

 私は仕事でも完璧をねらうタイプで、男性にも同じところがあるんです。

 いつかは飛び越える時期があるんでしょうけど」

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(『週刊大衆』S56/07/02号より)「あとは、運命が決めるんじゃないかな」
「でも、きっとそのときがくると思うの。この男性だ≠ニヒラメクときが。

 それに現在も、別にガードしているわけじゃなくて、受け入れ体制には準備万端ととのえているんですよ。

 あとは、運命が決めるんじゃないかな」

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(『週刊大衆』S56/07/02号より)「好きな男性のタイプは」
「「好きな男性のタイプは、今も昔も変わっていなくて純粋な男性(ひと)がいい。

 ただ最近。ぜひ付け加えたくなったのは、同性から信頼を得ていること。あいつは、本当にいいヤツだよ≠ニ、いわれるようなヒト。

 裕次郎さんが倒れたとき、渡哲也さんなんか、もう奥さんと同じように心配したり、励ましたりしてたのを見てね、すっごい素敵だと思った。 ああいうことは。できるようで、できないことでしょう。

 それをできるヒトも、そうさせるモノを持ったヒト、どちらにも男性としての魅力を感じますね」

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(『週刊大衆』S56/07/02号より)「相手からハッキリ好意を示されると、フッとさめてしまうの」
「相手からハッキリ好意を示されると、フッとさめてしまうの。だから、本当の恋に進展しないケースが多いんですよ」

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(『週刊PB』S56/07/?号より)「私でも、……好きな男性はいたんですよ」
「私でも、……好きな男性はいたんですよ。18か、19の頃だから、もう時効でしょ。

 だから、私ひとりの胸にしまっておきたいの、いいでしょ。」

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(『週刊PB』S56/07/?号より)「バージン?」と聞かれて
「そういう質問には、ずっとノーコメント≠チて答えてきたんだけど……、じつは……、さっきいったように、昔は好きな人もいたんだから、それを知る機会はあったかも知れないのに、逃しちゃったということになるんでしょうか(笑)。

 けれどいまどき、23にもなって処女です≠ネんていうと、嘘だろう≠ニ誰でも疑うし、まして芸能界の人間だし……。

 それに処女であることがむしろ悪いように思われるのネ。

 だから私自身、言葉がみつからなくてノーコメントといっていたんですよ。」

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(『週刊PB』S56/07/?号より)「これからも処女にこだわる?」と聞かれて
「そんな意味ではありません。結局、私、古いのかなー(笑)。

 恋多き女性が、セックスについてオープンになるのも、衝撃の告白をするのは結構だと思うの。

 でも、私の初体験は……なんて語る女性の神経が、私にはわからないんです。

 それに、私が大人になりきれていないのかもしれないけれど、最終的なところまでいっても、精神的に処女であれば……という女性もいるけれど、そういう生き方って、私、イヤなんです。

 そんな恋多き女では、生まれてくる子供に悪いもの。

 私は自分の子にはあなたのお父さんが好きだから恋愛して……と語りたいもの」

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(『週刊PB』S56/07/?号より)「ただ一回の結婚で人生を送りたいんです」
「つくづく思うんだけど、女は弱い存在ですからねぇ。流される人もいるでしょ。

 けど若くて結婚したカップルを見ていると、やはりうまくいかないようなんです。どちらかが経済的に頼って、それで離婚したり。

 それなら清濁合わせて飲むっていうか、酢いも甘いも噛みわけた年令になってからでもいいと思うのネ。

 私は、ただ一回の結婚で人生を送りたいんです」

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(『?』S57/?/?号より)「(芸能界に入っても)絶対普通の意識を持っていようと」
「デビューーしてからもかたくなにね、私は絶対普通の意識を持っていようと、とにかくここにとっぷりつかろうなんてことは、絶対したくないと……。

 やっぱり本音と建前みたいなものが違うわけでしょ。わたしとしてはまだ若かったから、机たたいてね『許せないわ』(笑)そういうところがあったんです。(中略)

 そのうえに潔癖性で完璧主義の要素があるから、だまされまいみたいなことが強くてね。

 デビューしたての頃って、今考えるといたいたしいのよ。気負ってがんばってね、プレッシャーだらけで。それで今の今まできちゃって、ふりかえってみると疲れたなあ……って。」

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(『?』S57/?/?号より)「たぶんに保守的なんですね?」という問いに
「そう思います。とにかくま『男はこうだ』『女はこうあるべきだ』っていうのが頭につくわけですよ。

 女は自分からししゃり出ちゃいけないとか(笑)ウッソーみたいでしょ。それが邪魔するんですよ。

 やはり両親のことを見てきたせいでしょうね。親たちの時代は、苦労して苦労して我慢して我慢してね、それが日本女性の姿なのかと思ってきましたしね。

 男の人に献身的に尽くしていくことが、すごく美しい姿だと思ってしまうわけですよ。

 だから戦争映画なんか見ると、興奮しちゃって。十代の頃はよく、なんでこんな時代に生まれたのかな、『ひめゆりの塔』の時代に生まれたかったと思いましたよ」

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(『?』S57/?/?号より)「みんなも私のいい部分だけを見ていたいだろうし」
「やっぱりまわりから、気負いすぎた、わざとらしいと言われすぎたから、萎縮しちゃつて、変な自分になってきちゃうのね。(笑)

 何かぬけ出せなくなってきちゃってね。なんでこんなに窮屈にならなくちゃいけないんだろうと思ってね。

 でね、わりとそこでねえ、(いいじゃない、人がどう思ったって、私は私なんだから)って図太さがないの。

 14歳でデビューした時から、自分はアイドルなんだし、みんなも私のいい部分だけを見ていたいだろうし、ここで私は悪いことをしちゃいけない、いい子でいなくちゃって、みたいなことをね、勝手に思うわけですよね。

 だってもし私にアイドルがいたら、自分の思っている枠をはみ出してほしくないと思うから……」

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(『?』S57/?/?号より)「男の人、今の女の人に甘いなと思うの」
「男の人に不満があるのと同時に、男の人、今の女の人に甘いなと思うの。

 女性がある程度いろいろな恋愛経験を踏んでもいいと思っているでしょ、『女はいつもはじらいを持ち、いつもじっと待っているべきだ』って言う男の人がいなくなっちゃったでしょ、『女は誰でもいいや(笑)』までは言わないけれど、あまり条件をつけなくなったのね。

 女の人の方が条件を持っていて、生活力がなくちゃいけないとか、長男は嫌とか、そういう意味で女の人はずるいのね。

 だから男の人はもっとおっかなくなってほしいの。」

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(『?』S57/?/?号より)「今になったら私、しばられたい≠フ」
「本当は私、そんなにうるさくないんです。男の人は自由でいたいだろうし、勝手な生きものなんだから、と思っていますね。

 今になったら私、しばられたくない≠カゃなくて、しばられたい≠ネのね。

 『あなたは僕にとって大事なんだ。でも僕にはやることがあるから待っていろ』と言われたら、いつまでも待っていられるんですよ。『ほかの男とつきあうな』と言われても、許せるんですよ。そういうセリフを言ってほしいのね」

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(『週刊明星』S58/12/02号より)「もしそういうことになったら、主婦一本でやります」
「私はね、もしそういうことになったら、主婦一本でやります。

 日本の男性って、『君の好きにようにしていいよ』と最初は言いながらも、やっぱり家に帰ると明かりがポッとついていて玉ねぎの匂いがしてトントントン(包丁を持つまね)いうのが欲しいわけでしょ。

 それを後でグシュグシュ言われるなら、やっぱりやめたほうがいいのかな、って思う」

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(『週刊明星』S60/01/?号より)「耐える女が好き」
「女性が一番美しく見えるのは、何かに耐えているとき。忍従ね。我慢した人間ほど強いものはないでしょ。

 男の人が、あとになってからでもいいから、やっぱりあいつが一番わかってくれた、と思ってくれる女。そういう女が素晴らしいんじゃない。

 男をダメにするような女になりたくないもの」

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『週刊平凡』S60/01/?号より)「結婚は紹介かお見合いでって思ってます」
「でも結婚に関しては、自分の目というか幸運をあんまり信じてませんから。

 だから結婚は紹介かお見合いでって思ってます。

 周りにいいかたがいっぱいいらっしゃるので、その人たちが、アイツなら、って太鼓判を押してくれるような人だったら……。

 恋愛もいいけど、お互い熱くなっているときは楽しいでしょうけど、ひとつでもイヤなところが見えると、私なんかとくに潔癖性だからもうイヤッ! ってことになると思うの。

 いきる目的が同じならいいんですが、価値観の違いがあったらもうダメだろうなって……。お金の使い方で、何に執着しているか、その人の人格ってわかっちゃうでしょ。

 それに恋愛というのは、いずれは燃え尽きちゃうものだって気がするんです。

 これから結婚するのに、こんな恋愛観、悲観的すぎますか」

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『週刊平凡』S60/01/?号より)「男なんてコヤシにしていけなんていわれるけど、とってもできない」
「私、よく監督さんなんかに、男なんてコヤシにしていけなんていわれるけど、とってもできない。無責任だと思います。そういう言い方。

 私はひとつの恋を貫いていきるのがずっと美しいことだと思うんです」

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『週刊平凡』S60/01/?号より)「私たちって勘違いしていると思うんです」
「私たちって勘違いしていると思うんです。ちょっと自己中心的になりすぎているんじゃないかって。

 考え方を少し変えれば世の中に奉仕したり貢献できるのに。……」

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『週刊平凡』S60/01/?号より)「すごく安っぽい世界にしてしまうのが恥ずかしいんです」
「だから、いずれ、本当にそういう考え方を持った人とご一緒に仕事できたらなって思います。

 すごく安っぽい世界にしてしまうのが恥ずかしいんです。スキャンダルばっかり追いかけたり、追いかけられたり。大学まで出た人がマイク持ってそんなこと聞かなきゃならないのもかわいそうだって気がするし。

 ごめんなさい、偉そうなこという気は全然ないんです」

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『週刊平凡』S60/01/?号より)「苦境に立たされるのがわりと好きみたいなんです」
「すごく年寄りくさいでしょ。自分で思うんです、私なんか昭和の初期の頃に生まれてきた方が幸せだったんじゃないかって。

 つねに問題意識を持って臨むとか、苦境に立たされるのがわりと好きみたいなんです。

 ドロ沼に咲く一輪の花でありたいなんて、できもしないことを考えたり」

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『週刊平凡』S60/01/?号より)「修道女のような清らかさじゃ……」
「でもその清らかさが反発をくらうようなものじゃいけないと思うんです。修道女のような清らかさじゃ……。

 その人がいることによって、周囲がなんとなくあったかくなるような、私そんな人間になりたい」

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『週刊平凡』S60/01/?号より)「それを直してやろうという神様のおはからいだと」
「(理想とする女性像とは全く違うキャラクターを演じなきゃいけないときは)

 そういうときは、私には人を見下す部分があったからそれを直してやろうという神様のおはからいだと思ってやっています。

 今年こそ、自分のイヤな部分を変えたいです」

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(『LEE』S60/?/?号より)「旦那さんに尽くすことが喜びみたいな、そういう奥さんになりたい」
「結婚したら、私、旦那さんに尽くすことが喜びみたいな、そういう奥さんになりたいと思うんです。

 徳川家康に出てくる於大とか、お愛の方とか、ああいうのが理想。

 ひたすら耐えている女の人って美しいでしょう」

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(『LEE』S60/?/?号より)「こういう芸能界にも執着がない人なんです」
「大きな家を建てたいというのもないし、執着心がないんです。だって将来、たとえば外国に住むかも知れないし、外人と結婚するかもしれないでしょう。

 自分の居場所、こういう芸能界にも執着がない人なんです」

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(『LEE』S60/?/?号より)「私の中にはいい人でありたいという願望があるんです」
「確かに、私の中にはいい人でありたいという願望があるんです。だから単なるブリッ子≠カゃなくて、いい子ブリッ子=i笑)。

 以前共演した萬田久子ちゃんが、『淳子ちゃんって無菌室で育ったみたい』って言ってたけれど、それはちょっと買いかぶり。私なりに葛藤とかいろいろあるんだけど……。

 でも自制心とかは人より強いと思います。(まあ仕方がないや)みたいに、自分の中で我慢しちゃうこと、今まで多かったですね。

 別に問題意識を持っていないわけでもないんですが、私の世代って、お利口さんが多いみたい。

 それがいやな時期があって、自分の性格に自信がなくて、もっとくだけちゃおうとか、むけちゃおうと頑張ったんですが……。そうしよう、しようと思うほど落ち込んじゃうんです。私、ホントに自信がない人。

 少数ですが、心を割って話せる友人が最近できまして、そういう人たちが,『結局、それがあなたのよさなんじゃないの』って言ってくれたんです。

『何だかんだいいながらも、あなたがポーンと変わっちゃったら、今度は、あの桜田淳子が、って言われるわよ。他人なんて勝手なんだから』『僕たち、君のそういうところが好きで付き合っているのに、もっと自信を持ったら、自分をちゃんと認めたらいいんじゃない』って。

 だから、こういう私を認めてくれて、で、なおかつ好きだって言ってくれたことで、すごく楽になっちゃったんです。

 今まで、例えば活字のせいにしたり、人に責任を転嫁をしたりしたけど、結局そういうイメージを作ってきた自分にも、やっぱり原因があるんだなあって思えるようなりました」

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(週刊平凡』S60/07/?号より)「私、神様の存在を信じているんです。」
「20歳の時に人から聖書をプレゼントされました。今でも私の宝物としてときどき開いて読んでます。

 私、神様の存在を信じているんです。

 なにか、私たちの見えないところで私たちを動かしていてくれるって」

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(『女性セブン』S60/07/?号より)「恋愛に不向きだっていわれるんです」
「いまね、ハッとする人は4人くらいいるんですけど、グッとくる人がいないんです。結婚のケの字もないんですよ。

 ふるーい言葉だけど、すごく貞操なんてことにこだわっちゃうんでしょうねえ。

 私、百恵さんみたいに、パッと燃え上がることできないんです。だから恋愛に不向きだっていわれるんですよ。

 理想はちょっと飛躍しちゃうけど、マッカーサー元帥のような人。ひとつの信念をもっている人に魅力を感じるんです」

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『婦人画報』S61/04月号より)「昔の女性の考え方が好き」
「今は自由という名の中で、女性の地位はわりと確立しているように言われていますが、昔の女性は別に男性と対立することもなく、自分の分をわきまえて男性をたてる、やっぱり私はそういう女性に魅力を感じます。

 そしてちゃんとやるだけのことをやれば、男性からも返ってくる、舞台の中でもそういうことはよく出てきましたが、女性は決して出しゃばらず、手の内を見せないでいて、結局は男性を自分の手の中で泳がせているんです。本当に賢いですね」

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『婦人画報』S61/04月号より)「自分のためだけっていうのは、すごく次元の低いことのような気がして」
「やっぱり人に尽くしてあげた分だけ。自分の夫なり、子供なりに何かしら返ってくると思うんです。

 自分のためだけっていうのは、すごく次元の低いことのような気がして……」

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『婦人画報』S61/04月号より)「(神のような)ものに見られているんだという、宗教性のある人が好きです」
「目先のこと、世間の目にとらわれない大きい人、勇気を持って一つの信念を貫ける人、そうなると理想型が高いって言われそうですが、でもそういう人がいいですね。

 自分のことを考えるよりも、もっと人のことを考えてあげられる人、世間や他人の評価なんてものは超越した感じで、何かもっと大きな(神のような)ものに見られているんだという、宗教性のある人が好きです。

 男の人でそこまでプライドを捨てられる、素直になれる人って、そうはいないと思いますが、ある意味では自分もそうなりたいという理想もあって、だから男性に求めているんだと思います」

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