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MISAKO Liner Notes
 

2nd ALBUM』: Misako ODANI Self Liner Notes

以下の文章は、UNIVERSAL VICTOR,INC.が無料配布した
パンフレットより引用させていただきました。

The Stone  作詞・作曲:Misako

わたしは ギリシャに行ったことはないけど
生まれる前は ギリシャに行っていた気がする。
すごく小さい頃から アテネのパルテノン神殿が
気になって気になって
泣きそうになることがよくある。

”恋人同士の新鮮な気持ちは 時がたつにつれて
うすれて行くらしい”、ということを
最近知ったわたし、

出逢ったころの、その二人の気持ちが
うすれて行くのなら
その気持ちごと石に変えてしまいたい。

石…固く、冷たく、濃く、強い

変わらないもの。

二人の気持ちを永遠にするためには
離れるしかないのでしょうか?
 

エリート通り  作詞・作曲:Misako

NEWSが送られてきた。
もう何年も前に書いたこの曲がそのNEWSに
そっくりあてはまった。
二年前 地下鉄に乗っているとき、
4才ぐらいの男の子が1人で電車に乗ってきた。
ようちえんの帰りの様だった。
その子は塾の宿題をやり始めた。
紺色の制服、くろぶちのめがね………。
未来の、その子たちが大人になる頃の
日本を心から心配した。

傷つく人がいても、うたわなければいけないうた。
 

あなたはやってくる 〜 Dear Santa 〜  作詞・作曲:Misako

1年に1日だけ、どんな人も
幸せになれる日はあったらいいのに。

悪いことをしてしまった人、家を持たない人
戦場にいる人、心の貧しい人、お金がない人
すべてに平等な1日が みんなに
与えられることを願う曲です。

自分だけの幸せは本当の幸せじゃないと思う。
 

rain  作曲:Misako、佐藤準

二台のピアノのセッションとアドリブと緊張の
中から生まれた曲。

2ndアルバムを書いているとき、
自分がメジャーでうたって行く意味を
見失いそうになった。

しめきり、不信感、プレッシャーに打ち勝った
準さんのサポートのもとにできた曲です。
 

I  作詞・作曲:Misako

届かない恋の方が その思いは強く
果てしないものだと 最近気づいた。
私がオーストラリアにいたとき
出逢った人へのこの曲は、
”STAY” ”crotchet” ”匂い探して”
”幸せなふり” のつづきで、
結ばれなかった恋はこれからもずっとうたって
行けると思う。
 

Gnu  作詞・作曲:Misako

頭の中でサバンナへ行ったら
ヌーの大群が見えた。
砂ぼこりと熱風にやられそうな
ちっぽけなわたしを
ヌーの大群がじっとみている。
 

別れの支度  作詞・作曲:Misako

「しみるわ」を書いた後すぐに書いた曲。
強がっている”ねこむすめ”。

Misako ←サイン
 

しみるわ  作詞・作曲:Misako

『これはきっと病院へ行っても
医学的に認められる痛みだ』と
思うくらいに心がしめつけられそうに
なったときに書いた曲。
 

ハイ、まずわたしから  作詞・作曲:Misako

家の近くの美しい海が夏になるたび
よごれていった。
気が遠くなりそうに長い砂浜にまとわりつく
ゴミをお父さんがかたづけた。
おこった様子はなく、
のんきに ”しゃーないナー”と言った。
 

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