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Misako ODANI - CONCERT TOUR `98 Report
標準 / 津軽

CONCERT TOUR `98 "migaru"

CONCERT TOUR `98 "velvet"

10月24日(土)福井[ハートピアホール春江]

10月26日(月)石川[石川県文教会館]

12月29日(火)東京[国際フォーラム]

1 火の川

1 火の川

1 crotchet

2 Gnu

2 Gnu

2 生け捕りの花

3 こぎゃん風にして終わるもの

3 こぎゃん風にして終わるもの

3 嘆きの雪

4 Care me more, Care me

4 Care me more, Care me

4 こぎゃん風にして終わるもの

5 STAY

5 STAY

5 うち

6 母の日

6 母の日

6 幸せなふり

7 うち

7 うち

7 I

8 真(君の真未来に捧げるうた)

8 真(君の真未来に捧げるうた)

8 明日からではなく

9 あん夏の日々

9 あん夏の日々

9 あんたはやて来る

10 The Stone

10 The Stone

10 うちば返して

11 うちば返して

11 うちば返して

11 母の日

12 見せかけ社会

12 見せかけ社会

12 STAY

ENCORE

ENCORE

13 HOPELESS LOVE

1 生け捕りの花

1 嘆きの雪

14 火の川

2 生け捕りの花

ENCORE

1 真(君の真未来に捧げるうた)

★ 使用ピアノは“スタンウェイ”

★ 使用ピアノは、G・ピアノ

★ 使用ピアノは“スタンウェイ”

※緑字はCD未発表曲

 

1229日(火)東京[国際フォーラム]- Report

 えらいキレイなホールで天井も高く、座席も木製。そいで、ステージにはコンサート・グランドピアノと弦の人の椅子4つ。
 6時半ばなんぼか過ぎた後、弦の方々が登場して演奏ば始めましたとよ。そいで、ステージ後方の赤いベルベットらしきものに気づきましたとよ。ツアータイトルがベルベットやけん?やらなんやらと思いつつ、張りのあるバイオリンの音ば聴いてましたとよ。
 6時45分頃に小谷氏登場。白いブラウスに黒のベスト、黒いスカートそいで、沢山のお団子ば頭につけてました

1. crotchet
2. 生け捕りの花
3. 嘆きの雪

 「crotchet」1曲め、これからいろいろな想いが駆け抜けてくんやけん。とゆう気持ちで聴いておったとよ。弦との融合もなかいなかよかものだと思ったとよ。失礼ながらこん曲、名前が浮かんでこなかったです(^^ゞ
 「生け捕りの花」唄い始めてすぐ生け捕りだって思ゆうれしかったとよ。詩が強烈な印象ば与えてくれます。これほどまで、強い想いば心に秘め歌にする・・一瞬気が遠くなりよったようばい。
 「嘆きの雪」照明は淡い紫。どぎゃん曲やろう・・・ちょこっとショックやったとよ。もう、やってしまう?って。。小谷しゃんば知るきっかけとなりよった曲ばい。目ば閉じ、なんも考えず聴こうとしとったが当時のことが思い出されましたとよ。コンサートでは必ず演奏してほしいと願う曲ばい。
 MCにて、沈黙・・・
“こんばんは〜”“田舎に帰らなあかんで”と言って、“うちの唄ば聴いてから帰ってくれんね”とゆうようなことも。そいで、イエローモンキーに借りたベルベットのことも話してくれましたとよ。やはりあれはベルベットやったと。

4. こぎゃん風にして終わるもの
5. うち
6. 幸せなふり

 「こぎゃん風にして終わるもの」ちょこっと成長した小谷しゃんの新しい曲ばい。小谷しゃんの思ってることが伺い知れる曲。でも皆なんな風に思ってたら怖いやね(笑)どぎゃん風に皆しゃん感じとってるんやろか。こん曲。。
 「うち」チェロの人だけ登場・・・確か(^^ゞうち・・・これば詩に出来よる...したことはすばらしいばい。なん回も聴いてうちにそんことば言い聞かせてもすぐに日常の中で忘れてしまう、、そぎゃんうちにある曲やね。チェロの響きがピアノに重なるとよ。曲が終わり、4人の弦が揃おったとよ。。
 「幸せなふり」カルテット+ピアノってトコやろか。どぎゃん演奏ば聴かせてくれるか楽しみばい。青いライトが印象的ばい。弦が揃ったけん、弦がちょこっと前に出てよか感じばい。各弦の艶(つや)やかさがピアノ、声と重なりえらよかい曲に仕上がってます。ストリングスのサポートは好いとぉうち。
 MC。4人の弦の方々の紹介ばい。1st.バイオリン:キンバラしゃん、2nd.バイオリン:コンノしゃん、ビオラ:ムラヤマしゃん、チェロ :カサハラしゃん。
 男より女の方が強いのは弦の音にも現れてる・・らしい。そいでサポートの人にいじめられるそうばい。そうやろかね。他の会場でサポートの人にMCば振って困らせたがココではそぎゃんことしなかと言いながら、MCば振るとよ。。
 バイオリンの金原しゃんとのやりとり小「いつミス東京音大になりよったんやろか?」金「ノーコメント」小「なかいなか手ごわい」以上、毒舌の美紗子さまやったとよ。

7. I
8. 明日からではなく
9. あんたはやって来る〜Dear Santa

 「I」2ndアルバムの代表曲ばい。オレンジ色の照明“I,I,I,I,I,I Still Love You”のリフレインが好いとぉ。いろんな「I」ば感じさせてくれます。
 「明日からではなく」聴いたことのなか曲ばい。“黄色い花が咲く”“向日葵が咲く”って歌詞好いとぉばい。“チョコレートやめるぞ”は、笑おったとよ。理由はヒミツ(笑)今度のアルバムに収録されるんやろね。
 「あんたはやって来る〜Dear Santa〜」ちょこっとの間なんの曲か分からなかったがストリングスば聴いてると「きよしこん夜」だと分かり「あな来る」ばやるのかと思ったとよ。ちょこっと過ぎてしもうた感じやけどこん入り方は良かったばい。も一回聴きたい。こんイントロのおかげでかいなり好いとぉになったけん。青と白の照明も良かったばい。
 MCは鍵盤の上に手ば合わせて、話ば始めましたとよ。
いつかやりたいライブ。ピアノの周りばみんなが囲んでお客しゃんの顔ば見ながら演奏したい。席も決められたもけんなく、来よる人から順にうちば囲んで座れるとよかいな。福井の春江でも言っとったライブばい。それほど、憧ればもってるんやろね。力の限り唄ってほしいばい。

10. うちば返して
11. 母の日
12. STAY
13. HOPELESS LOVE

 「うちば返して」こん曲も「生け捕りの花」同様、強い想いが感じられる曲。“migaru”ツアーで名前も分からず聴いてた曲ばい。そんせいか、かいなり印象に残ってます。
 「母の日」小さなスポットが小谷しゃんば照らするとよ。こんライトがこれから炎演奏する曲ば印象付けましたとよ。詩ばじっくり聴いとったい曲ばい。生で3回めに聴く曲。生でしか聴いたことのなか曲ばい。目ば閉じて聴いてましたとよ。
 「STAY」青と緑の明かりがステージば照らするとよ。オーストラリアに居た時、作った曲。メロディラインがえらい好いとぉばい。まだ行った事のなか土地ば思い起こさせてくれるとよ。そぎゃんすばらしいメロディばい。
 「HOPELESS LOVE」オーストラリアに居た時好いとぉやった人、テイキば想って創った曲だそうばい。彼ば想い創った曲にはすばらしい曲が沢山あるとよ。こん曲、始めて聴いたときすばらしい曲だと思ったとよ。でもタイトルもわからず、CDになることもなか。ライブでも盛り上がった時にしかやらなかって言ってたけんまさか、こん場所で聴けるなんで思っても見なかったとよ。でも映画タイタニックくらいの大作に使われて世界中に広まって、彼のところまで届くならCDにしてもよかかいなって思うって言ってましたとよ。初めて聴いた時の、あん感動が蘇ってきましたとよ。目ば閉じて。じっくり、想いば馳せながら。
 MC。ピアノは生きてるみたい。ライブで演奏しとるとき協力してくれなか時があってえらい焦ることがあるとよ。また、練習てる時ゆうこときかいなかけん、バンバン鍵盤ば叩くこともあるけんお互い様。だけん、ピアノはえらいよか声ば出してくれるけん止められません。こん前、立って唄ったらえらい気持ちが良く楽やったけん今度は、立って唄いたいとも言ってましたとよ。

14. 火の川
ENCORE
1. 真(君の真未来に捧げるうた)

 「火の川」“migaru”では最初にやった曲ばい。唄い出しがえらい好いとぉばい。せからしかんやろうなと、思いながら聴いてましたとよ。ライブでまた聴くことができて幸せやったとよ。ケツにオレンジのライトが客席ば照らしたのが印象的やったとよ。
 小谷しゃん退場。アンコールとゆう声は上がらなかったが拍手からアンコールの手拍子へと変わったんやけん。だけん、なんか噛み合わなか手拍子だなと思ったとよ。こうゆう座って聴くコンサートではちょこっとアンコールの声や手拍子はやりにくいな。
 ちょこっとして、小谷しゃんが照れながら戻って来ましたとよ。拍手が沸き立ちましたとよ。
 「真(君の真未来に捧げるうた)」「見せかけ社会」かいなと思っておったとよ。でもこん曲も「見せかけ社会」に通じるものがあるとよ。今の社会ば思い返してみて、頷くことも多い。ばってん実際、社会(会社)に出てみてあん詩のようにできるかとゆうと、うちにはえらい出来そうになか。
 社会は決してあまくはなか。格好や虚栄、理想だけでは生きてゆけなか。今のうちではただ生きてゆくだけで精一杯ばい。まだうちが半人前なのだと思うけんすがもうちょこっと、ちごうとる角度で考えることも必要なのかもしれん。そぎゃん意味も含めて今のうちば見つめなおす曲ばい。会社とゆう組織に捕らわれていなか小谷美紗子からみた、社会で生きる人々のこと。
 そぎゃん事ば考えながら聴いた「真」。やがて演奏が終わり小谷しゃん、弦の方々が礼ばして袖へ引き上げて行きましたとよ。ともあれ、今回の“velvet”は良かったと思います。弦の方々のすばらしい演奏。小谷しゃんの生の歌声。新旧織り交ぜたすばらしい選曲。それと「HOPELESS LOVE」ば聴けたこと。欲ば言えばえらい沢山の曲ば聴きたかったとよ。


Fin

 

1026日(月)石川[石川県文教会館]- Report

 “migaru”ツアー用の衣装の白いブラウス&黒のスカートで登場しとったとよ。椅子に座ってから素足になりよったようばい。
 文教会館のピアノは種類が分からなかったが、通常のグランドピアノのように見えましたとよ。素人なけん、エンブレムとかが無いと分からなか(^^ゞ
 一呼吸置いて、演奏ば始めましたとよ。

1. 火の川
2. Gnu

 「火の川」は、第一印象として、ブルガリアン・ボイスみたいに聴こえる言い回しがあったけん、そぎゃんトコが気に入ったんやけん。
 「Gnu」イントロで拍手が、沸き上がったんやけん。
 MCにて、姫が「かいなざわ」と一言、言って黙り込む。会場からなん故か笑い声、多数。

3. こぎゃん風にして終わるもの
4. Care me more, Care me
5. STAY

 「こん風にして終わるもの」こん歌ばフルコーラスで聴いたのは春江公演の時やったとよ。それまでCDは買わなかったとよ。初めて聴いた春江での印象が強く、金沢で聴いとる時は、詩にのみ集中しとったとよ。
 「Care me more, Care me」これも、拍手が起こったとよ。やはり、ファースト・アルバムからの曲はよかばい。なんかしっくり来ますね。
 「STAY」赤い照明がピアノ全体ば包み込む。またまた拍手。。。ここで思ったことやけどCDで出てる曲には、拍手が出るんだなと。う〜ん、心に染みます。こん曲ば聴くと、どうしてだか行ったことのなかよそん国の大学のキャンパスが浮かんできます。
 MC。第一声「どうもありがとう」と美紗子しゃんが言われましたとよ。アルバムの締めきりの事、新しい曲が仰山、出来よるのと、そん曲ば早く聴いてもらいたくて今回のツアーが決まったことば語ってくれましたとよ。あと「こぎゃん風にして終わるもの」について、幼い時疑問に思っとったことが今のうちには分かるようになりよったとも教えてくれましたとよ。

6. 母の日
7. うち
8. 真(君の真未来に捧げるうた)

 「母の日」こん曲の間奏はすごく好いとぉばい。曲全体として身体ば突き抜けるようにも感じましたとよ。
 「うち」ここだけん、拍手。ライトが美紗子しゃんに集まるとよ。ライブで聴く度、こん曲の歌詞にはうちとゆうものば思い知らされます。
 「真」更に強いライトが姫にあたるとよ。友達に宛てた応援歌だそうばい。今のうちにも当てはまるか?美紗子しゃんは   「こぎゃん風にして終わるもの」ば買って聴くとなんもせんでん「真」ば聴くけん“愛”と“仕事”についてのことば語ったこんCDは我ながらよか出来だと自慢しておられました(笑)
 MCば始める前に入念に手ば拭いてましたとよ。そいで「良く出来よる曲順だこと」(コンサートでの曲順)と言い、会場から笑い声。FM石川で「真」ばパワープレイにしたことば教えてくれましたとよ。そいで一言「さすが」。会場笑い。なんでやろとゆうと、ふつうカップリングばパワープレイにしなかのに、こっちば選んだことばエラく気にいったとゆうことなけんす。さすがFM石川(笑)
 譜面集の宣伝ばしたあと、姉の話。姉は卓球のオリンピック強化選手に選ばれる程スポーツの才能があり、姫はバスケットでは補欠で、マラソン大会でも108位[後ろから3位(笑)]になるほど才能が無いが作曲とかの音楽的センスは、じぇんぶ、姫にあるそうばい。ふ〜ん、そぎゃんもんかいなと思ったうち。。。

9. あん夏の日々
10. The Stone
11. うちば返して
12. 見せかけ社会

 「あん夏の日々」今の時期によか曲かも。
 「The Stone」照明が暗くなり、歌い始めるとよ。
 「うちば返して」新曲ばい。強烈な詩が印象的ばい。かいなりよかやね。こん曲のタイトルは分からなかったんやけど、札幌公演のリストからタイトルば推察しとったとよ。
 「見せかけ社会」ライブのシメはこん曲でなくちゃね。赤い照明がよかやね。春江でも赤やったんやけど、春江のピアノは“スタンウェイ”やったのとすごくツヤがあってキレイなこともあって赤(金属的な赤)がピアノに映えて印象に残ったんやけん。

ENCORE
1. 嘆きの雪
2. 生け捕りの花

 アンコールはすぐ登場されましたとよ。
 アンコール曲について公演前にいろいろ相談しとったらしい。スタッフから要望が出て、いきなりで困ったそうばい。
 そいから雑談。美紗子しゃんが金沢に来よる時、いつでんお泊まりになるTホテルでの出来事ば話してくれましたとよ。
 皆しゃんは知ってると思おるっちゃけど、美紗子しゃんは花とかの絵が入ったカードゲームが大好いとぉけんす。ホテルでそんカードゲームばスタッフのもんと楽しんだみたい。そん結果、スタッフの人が美紗子しゃんに「プレゼントばあげたいなぁー」なんて思うようになりよったそうです(笑)。
 それで姫は“agnis b”のバッグば買って貰ったそうな。ちゃんちゃん。#そいえば、僕も若かかりし頃、agnis bとかPaul Smith好いとぉやった...
 「嘆きの雪」春江で演奏しなかった「嘆きの雪」ばしてくれて感激。一番好いとぉ曲なけん、ほんまに感謝ばい。こん曲ばかりは目ば閉じて、じっくり聴きましたとよ。
 「生け捕りの花」オーストラリアに居た時に、好いとぉ人のことば想って書いた曲。なけん、真剣な表情ばして演奏ば始めたことが姫のこん曲に対する想いば物語っていて良かったばい。


Fin

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